え‐ごま【×荏×胡麻】
えごま (荏胡麻)
●東南アジアが原産です。中国や朝鮮半島では古くから栽培され、わが国でも縄文時代の遺跡から種子が出てきています。「アオジソ」の変種で、高さは60~150センチほどになります。葉は卵形で対生し、縁には鋸歯があります。8月から9月ごろ、茎頂と葉腋に穂状花序をだし、白い唇形花を咲かせます。種子からはエゴマ油が採れ、食用や塗料用に用いられます。朝鮮料理では、香りのあるこの葉が野菜として使われています。
●シソ科シソ属の一年草で、学名は Perilla frutescens var. frutescens。英名は Beefsteak plant。
エゴマ
(えごま から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/24 05:02 UTC 版)
エゴマ(荏胡麻[3]、学名: Perilla frutescens)はシソ科の一年草。シソ(青紫蘇)とは同種の変種。東南アジア原産とされる。日本では本州から九州にかけて自然分布し、荒れ地、河原などに生えるが[3]、葉と種実を食用、または実からエゴマ油を採るために栽培される。シソ(青紫蘇)とよく似ており、アジア全域ではシソ系統の品種が好まれる地域、エゴマ系統の品種が好まれる地域、両方が栽培される地域などが見られるが、原産地の東南アジアではシソともエゴマともつかない未分化の品種群が多く見られる。
- 1 エゴマとは
- 2 エゴマの概要
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