MORE MUSIC 919 MORE MUSIC 919の概要

MORE MUSIC 919

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 15:06 UTC 版)

MORE MUSIC 919
ジャンル 音楽番組
放送方式 録音
放送期間 2018年4月2日 -
放送時間 毎週月曜 21:00 - 21:30(30分)
毎週火曜 21:00 - 21:30(30分)
毎週金曜 19:00 - 21:00(120分[1]
毎週金曜 21:00 - 22:00(60分)
放送局 ラジオ大阪
パーソナリティ 月曜:原田波人
火曜:真田ナオキ
金曜:
清水綾音
藤川貴央
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概要

News Tonight いいおとな』(平日の夜間に編成されていた報道系の生ワイド番組)の月- 木曜分の放送枠と、『TOP POP MUSIC』(1960・1970年代の洋楽に特化した音楽番組でいずれもラジオ大阪の自社制作)の放送枠を統合したうえで、月 - 木曜日21:00 - 23:00の時間帯に音楽番組を日替わりで編成。レーベル名の919は、ラジオ大阪がワイドFM放送で使用している周波数(91.9メガヘルツ)に由来している。

レーベル枠の設定当初は、『J-HITS RADI✕MATION』を月 - 水曜日、洋楽に特化した『MUSIC MUSIC MUSIC』(ミュージック・ミュージック・ミュージック)を木曜日に編成していた。もっとも、タイムCMを出稿するスポンサーがレーベル枠の設定当初から付いていないため、レーベル内の番組では別番組の放送による番組の短縮や休止が頻発。レーベル枠全体でも、枠を編成する曜日や時間帯が、2019年の4月から何度も変更されている(詳細後述)。また、前月(3月)までのラジオ大阪の番組表にはレーベル内の全番組が「生放送」である旨が記されていたが、『MUSIC MUSIC MUSIC』は開始の当初から放送の前に収録[2]。4月以降の番組表では、このような記述が割愛されている。

『J-HITS RADI✕MATION』については、水曜分を2019年3月28日で終了した後に、月・火曜分を9月24日まで放送。4月3日からは、藤川貴央(ラジオ大阪アナウンサー)が単独でパーソナリティを務める『藤川貴央のDMZ』を水曜枠で開始。9月27日からは、平日17時台の帯番組であった『イマうた』を『いいね!イマうた』に改称したうえで月・火曜枠へ組み込んだ。

2019年11月には『J-HITS RADI✕MATION』の放送を金曜日で再開したが、『MUSIC MUSIC MUSIC』が同年12月26日放送分で終了したことを受けて、『藤川貴央のDMZ』は2020年の初回(1月2日放送分)から木曜枠での放送に変更。この変更を境に、当レーベルの番組は水曜日に編成されていない。

『J-HITS RADI✕MATION』については、2021年1月4日から3月22日まで放送枠を毎週月曜日の22:00 - 23:00(当時21:00 - 22:00に編成されていた『いいね!イマうた』の後枠)へ移したものの、同年4月から再び金曜日で放送。金曜日で放送する期間には、放送枠を基本として19:00 - 20:26に設定(2022年以降20:45にスポンサード番組が入らない場合[3]は21:00まで)放送している。ただし、園田競馬場(兵庫県尼崎市)金曜日にナイター競走を開催する期間中(当該項で詳述)にはこの放送枠が『OBCドラマティック競馬 金曜版 そのだ金曜ナイター中継』に充てられるため、実際にはナイター競走を開催しない期間中に限って放送されている。2022年以降のラジオ大阪番組表では、『J-HITS RADI✕MATION』を当レーベルの番組として扱っていないかった。しかし、2023年の番組再開後は当レーベルに再び組み込んでいる。

その一方で、ラジオ大阪では2018年4月6日から、毎週土曜日の11:00 - 13:00に『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送制作の生ワイド番組)をフルネットで放送。2022年3月26日放送分でネット自体を終了したことに伴って、『藤川貴央のDMZ』の放送枠を翌週(4月1日)から後半の時間帯(12:00 - 13:00)に移動させた。当レーベルではこの移動を機に木曜枠も廃止したが、2022年4月以降のラジオ大阪番組表では、『藤川貴央のDMZ』を当レーベルの番組として扱っていないかった。しかし、2023年10月6日から放送枠を毎週金曜日の21:00 - 22:00に移動させたことを機に、同年12月から当レーベルに再び組み込んでいる。

放送時間

レギュラー(通年編成)枠

放送期間 放送時間(JST
月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜
2018年4月 - 5月 21:00 - 23:00 - -
2018年6月 21:00 - 23:00 21:00 - 22:45
2018年7月 - 8月2日 21:00 - 23:00 21:00 - 22:45
2018年8月6日 - 12月 21:00 - 23:00
2019年1月 - 3月 21:00 - 23:00 21:00 - 22:30 21:00 - 23:00
2019年4月 - 5月 21:00 - 22:00 21:00 - 23:00
2019年6月 21:00 - 22:00 21:15 - 23:00
2019年7月 - 11月21日 21:00 - 22:00 21:00 - 23:00
2019年11月25日 - 12月26日 21:00 - 22:00 22:00 - 22:30 21:00 - 23:00
2019年12月30日 - 2020年12月31日 21:00 - 22:00 - 22:00 - 23:00
2021年1月 - 2021年3月25日 21:00 - 23:00 - 22:00 - 23:00
2021年3月29日 - 2022年3月31日 21:00 - 22:00 - 22:00 - 23:00
2022年4月1日 - 2023年9月27日 21:00 - 21:30 - - 12:00 - 13:00
2023年10月2日 - 21:00 - 21:30 - - 21:00 - 22:00 -

以下は一時的な追加枠。

放送期間 放送時間(JST
金曜
2019年11月15日 - 2020年5月8日
2020年11月6日 - 2021年1月1日
2021年4月2日 - 2021年5月7日
2021年11月5日 - 2022年4月22日
19:00 - 20:26
2022年10月21日 - 2023年4月21日 19:00 - 21:00[3]
2023年11月3日 - 2023年12月15日 19:00 - 20:45[3]
2024年1月5日 - 19:00 - 21:00[3]

放送開始 - 2019年3月は21:54 - 21:59に産経新聞ニュース天気予報を内包。

備考

レーベル枠内における放送時間の頻繁な変更

2018年6月の水曜分(『J-HITS RADI✕MATION』)は『痛快!バッチリラジオ』(九州朝日放送制作の事前収録番組)、同年6・7月の木曜分(『MUSIC MUSIC MUSIC』)は『ありすorありす WELCOME RADIO』(当時「1314 V-STATION」枠で放送されていたラジオ大阪の自社制作番組)を編成した関係で、放送時間がそれぞれ15分短縮されていた。『ありすorありす WELCOME RADIO』は2018年7月26日で急遽終了したが、『MUSIC MUSIC MUSIC』では短縮後の放送枠(21:00 - 22:45)に対応すべく翌週分(8月2日放送回)を既に収録していたため、8月2日のみは22:45からの15分間を『OBCミュージックアベニュー』(事前収録によるフィラー番組)を充てた。

2019年1 - 3月の水曜分(『J-HITS RADI✕MATION』)は、『ラジオが大好き!』(自社制作番組)を22:30 - 23:00に編成したことに伴って、放送時間を21:00 - 22:30に変更。同年6月の木曜分(『MUSIC MUSIC MUSIC』)では、『BIGMAMAと縁起のいい神主がお送りするいざ!!福来たれ~!!』を21:00 - 21:15に編成した関係で、放送開始時間を21:15に繰り下げた。

『J-HITS RADI✕MATION』

期間限定番組として復活してからも、放送の期間中に放送の曜日・時間が何度も変更されている。2020年11月27日・12月4日および2021年4月23日には『江木俊夫の聞いてんの?』(ラジオ大阪の自社制作によるレギュラー番組)の振り替え放送[4]、2020年12月11日には特別番組の編成に伴って、19:30からの短縮放送で対応。月曜22時台での放送(2021年1月4日 - 3月22日)を経て、2021年4月2日から再び金曜日に放送されているが、同月23日には放送の期間中にもかかわらず休止していた。

『藤川貴央のDMZ』

「大人の部屋には、こんなアルバムが1枚あっても良いんじゃないか?」というコンセプトの下に、週替わりで設定したテーマに沿った楽曲をジャンルを問わず放送。放送上は『DMZ』を「Deep Music Zone(ディープ・ミュージック・ゾーン)の略称」[5]と紹介しているが、藤川によれば、「『演歌の火曜日』(『いいね!イマうた』)と『洋楽の木曜日』(『MUSIC MUSIC MUSIC』)にはさまれた水曜日に放送枠を割り当てられたので、『演歌にも洋楽にも偏らず、演歌であれ洋楽であれ、テーマに沿った楽曲を週替わりで流す』というスタンスを示すべく、非武装地帯(Demilitarized zone)を意味する英語DMZを番組のタイトルに取り入れた」という[6]

実際には、リスナーからのリクエストを基にテーマを設定した特集、ある楽曲のカヴァーバージョンをひたすら流す特集、かつて日本民間放送連盟(民放連)の自主規制によって「放送禁止」の指定を受けていた楽曲の特集、一般にはほとんど流通していないアルバム(ラジオ大阪を含む放送業界の関係者にしか配布されなかったサンプル盤など)の収録曲だけを紹介する特集などを週替わりで放送。このような特集から、リスナーの反響がとりわけ多かった回の再放送も随時実施している。過去の特集で取り上げた著名な作詞家・作曲家・歌手・演奏家の追悼特集を放送する場合や、過去の放送で扱った他のテーマで改めて特集を組む場合には、当該回のアーカイブ音源に新録音源や未放送の楽曲を組み合わせることで対応する。

木曜枠に編成されていた時期には、『J-HITS RADI✕MATION』と同様に、放送時間の変更や休止が頻繁に生じていた。2019年11月27日には別番組の編成、12月4日には新番組の開始に伴って放送時間を22:00 - 22:30に短縮。12月11日からの3週間は、放送を休止したうえで特別番組を編成していた。2020年1月からは放送枠を22:00 - 23:00に拡大したものの、同月15日から3月11日までは『KIREI NOTE Lounge』(ラジオ大阪とニッポン放送の共同制作番組)と交互に隔週で放送。4月以降も2022年3月まで、月に1回はこの番組に差し替えていた[7]。また、2021年10月28日は第49回衆議院議員総選挙政見放送、2021年12月30日から2022年1月13日までの3週間は特別番組との兼ね合いで休止。2022年4月1日から放送枠を土曜日の正午過ぎ(12:00 - 13:00)に移してからは、木曜枠の時代ほど頻繁ではないものの、特別番組を編成する関係で休止する週がある。

「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」への対応

ラジオ大阪がラジオ・チャリティー・ミュージックソンに参加する12月24日がレーベル内番組の放送日と重なる年には、『ミュージックソンスペシャル』(生放送による内包番組)扱いで当該番組の放送枠を拡大することがある。12月24日が木曜日だった2020年には『藤川貴央のDMZ』を30分拡大で21:30 - 23:00、金曜日だった2021年には『J-HITS RADI✕MATION』を15分拡大で19:00 - 20:45に放送した。


  1. ^ ただし、内包番組放送のため中断あり。
  2. ^ 2018年6月28日放送の土山の発言より。
  3. ^ a b c d 20:26 - 20:30まで「看板娘ホッピー・ミーナの HOPPY HAPPY BAR」(ニッポン放送)放送のため中断。
  4. ^ 本来の放送枠がボートレースラジオ実況中継へ充てられたことに伴う措置。
  5. ^ ~特定のミュージシャンを応援する番組~ラジオ大阪OBC『It’s SHOWTIME!』藤川貴央アナウンサー他(『Synapse』2021年7月1日付コラム「ラジオレコメンダー“ やきそばかおる ”の I love RADIO 第42回」)
  6. ^ なお、番組開始当初のTwitter(当時)のハッシュタグは『dmz』だったが本来の意味での使用との区別がつかないため『dmz1314』に変更になった。
  7. ^ 差し替え対象週はニッポン放送の編成状況にも依存するため一定しておらず、2021年6月と2022年4月には、放送枠を別の時間帯に編成していたため『藤川貴央のDMZ』を毎週放送していた。


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