BugBug
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/25 09:13 UTC 版)
概要
2008年4月号までは女性向けゲームソフトの紹介記事を毎月1ページ掲載していた。
1998年以降の表紙イラストを人気アニメーターである黒田和也が担当していることから、2006年9月号ではキャラクターデザインと作画監督を黒田が担当したアダルトアニメ版『そらのいろ、みずのいろ』上巻の独占特集を巻頭12ページに渡って掲載(原作が2年前の2004年に発売された旧作であるにもかかわらず、表紙イラストもそのヒロインで飾るほどの念の入りようであった)。
2007年2月号では通算150号を記念して各ソフトハウスからの描き下ろし祝辞壁紙や新作体験版などに加え、黒田によるこれまでの表紙イラストの幾つかをパソコン用壁紙データとして収録した初のトールケース付きDVDを付録。また、同年11月号では創刊15周年記念として2008年2月号より開始の連載企画『15美少女漂流記』を発表。これは、『つよきす』などで知られるゲームクリエイターのタカヒロがプロフィール設定やミニエピソード執筆を担当した15人の美少女達を黒田が表紙イラストで1年間描き下ろしていく一方、ライターが彼女達に焦点を当てたミニノベルを、イラストレーターがその挿絵を、漫画家が4コマ漫画を連載していくというもの。後には、これを元にしたドラマCDやアダルトアニメも制作された。
2012年11月号では創刊20周年記念として『15美少女漂流記』に代わる新たな連載企画『20世紀美少女』を発表。ゲームシナリオライター集団「企画屋」の丸戸史明が、プロデュースを担当している。
なお、本誌特有の表現として美少女ゲームを「美しょゲー」と省略している。
前述のとおり2014年9月号以降は富士美出版へ移籍したが、これはマガジン・マガジン社が社長交代などの組織変更に際して成人男性向けの商品を撤廃することとなり、『BugBug』が編集部ごと富士美出版に受け入れてもらったためである[4]。
2020年4月24日にBugBug発の初ネット企画「BugBug.NEWS」が始動した[5]。
- ^ サン出版、もしくは関連会社のマガジン・マガジン社。時期により変遷がある。
- ^ “辰巳出版、関連会社のスコラマガジンを吸収合併”. オタク産業通信 (あまた). (2021年6月17日) 2021年8月3日閲覧。
- ^ “【BugBug】SF四季シリーズ最終作『ふゆから、くるる。』巻頭大特集!! 噂の新ブランドAino+Linksインタビューも!! BugBug9月号は本日発売!!”. BugBug.NEWS (スコラマガジン). (2021年8月3日) 2021年8月3日閲覧。
- ^ ホワイト企業過ぎて痺れた!? 老舗エロゲー雑誌「BugBug」が編集部も一緒に富士美出版に移籍|おたぽる
- ^ “BugBug発の初ネット企画「BugBug.NEWS」がいよいよスタート!!”. 2020年4月25日閲覧。
固有名詞の分類
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