2021年横浜市長選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 00:06 UTC 版)
立候補者
- 8名、立候補届け出順。1982年・1998年の6人を上回り過去最多となった。
氏名 | 年齢 | 肩書 | ホームページなど |
---|---|---|---|
太田正孝 (おおた まさたか) |
75 | 前横浜市会議員 | 太田正孝 |
田中康夫 (たなか やすお) |
65 | 作家、元長野県知事、元参議院議員、元衆議院議員 | 田中康夫 横浜市長選挙2021特設サイト |
小此木八郎 (おこのぎ はちろう) |
56 | 前衆議院議員、前国家公安委員長 | 無所属 前国務大臣 おこのぎ八郎 officialsite |
坪倉良和 (つぼくら よしかず) |
70 | 水産仲卸会社社長、横浜魚市場卸協同組合理事 | 坪倉良和 - 横浜から日本を変える革命爺! |
福田峰之 (ふくだ みねゆき) |
57 | 元衆議院議員 | 福田峰之特設ページ |
山中竹春 (やまなか たけはる) |
48 | 元横浜市立大学医学部教授・特命副学長 | 山中竹春(やまなか たけはる) OFFICIAL WEB SITE |
林文子 (はやし ふみこ) |
75 | 横浜市長(現職) | 横浜市長 林文子のオフィシャルサイト |
松沢成文 (まつざわ しげふみ) |
63 | 前参議院議員、元神奈川県知事 | 前神奈川県知事・参議院議員 松沢しげふみ公式サイト |
立候補を取りやめた人物
- 藤村晃子 - 日本動物虐待防止協会代表理事
- 3月31日、会見で立候補を表明[12]。7月27日、立候補取りやめを発表し、太田への支援を表明した[13][14]。その後同年10月の第49回衆議院議員選挙に神奈川3区より無所属で出馬したが落選し、翌年の第26回参議院議員選挙にも神奈川県選挙区より参政党公認で出馬したが再び落選した。
- 郷原信郎 - 弁護士
- 7月7日、会見で立候補を表明。8月5日、他候補の落選運動に専念するとして立候補取りやめを発表[15]。
立候補が取り沙汰された人物
注釈
- ^ この結果に市民団体のメンバー数人が傍聴席で怒号や野次を発し、議事を妨害をしたことに伴い、横山正人議長から退席を命じられる場面もあった[22]。この審議以降、市長選の候補者擁立の動きが活発化された。住民投票を求めた同団体は一旦解散し、同年3月15日に再度、「カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会」を結成した[25]。
- ^ 当該会見で、藤木は「だけど当選するのは(小此木)八郎でしょ。」と小此木の当選を予想する見立てを示していた[60] 。
- ^ 公職選挙法の規定により、同じ選挙区で松沢と同時に選出された議員に更に欠員が出ない限り、本年10月と2022年4月の2回の補欠選挙は実施しない。また合併選挙となった場合、同選挙区の改選数は5となり、5位当選者が任期3年の補欠選挙当選者になる。
出典
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- ^ 「横浜市長選大敗が引き金に」 菅首相の退任表明、地元に衝撃と警戒 - 朝日新聞デジタル 2021年9月4日
- ^ “横浜市長選挙候補者別得票数”. 横浜市. 横浜市 (2021年8月23日01:29). 2021年8月23日閲覧。
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