ソウルキャリバーIII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/19 15:40 UTC 版)
ジャンル | 剣劇対戦アクション |
---|---|
対応機種 | PlayStation 2[PS2] |
開発元 | [PS2]:ナムコ |
発売元 | [PS2]:ナムコ |
人数 | 1〜2人 |
メディア | [PS2]:DVD-ROM |
発売日 | [PS2]:2005年11月23日 |
対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象)[PS2] ESRB:T(13歳以上)[PS2] PEGI:16 [PS2] OFLC: Mature[PS2] |
コンテンツ アイコン |
セクシャル、暴力 Suggestive Themes,Violence |
概要
物語は、ジークフリートとナイトメアの葛藤が主題の一つとされており、鍵を握るのは邪剣ソウルエッジに霊剣ソウルキャリバーが突き刺さった「ソウルズ・エンブレース」にあるとされている。
内容は、グラフィックなど前作より大幅にグレードアップされており、また豊富なモードが多数追加され、全てにおいてシリーズ史上最大のボリュームがある作品となっている。
ドリームキャスト版『ソウルキャリバー』(以下、I)の要素を多数投入、エフェクトや一部のコマンドは『I』と同じものに戻され、ステージ音楽なども『I』で使用された曲がアレンジされ、多くのステージに使われている。
家庭用(PS2)版
本作では一人でプレイするモードを中心に多数のゲームモードが用意されており、ユーザー次第で多彩な遊び方ができる作品となっている。
以下のモードが搭載されている。
- ストーリー
- 登場キャラクターごとの物語を追いかけ、途中分岐のあるイベントをクリアし、それぞれのエンディングを目指すモード。
- バトルアリーナ
- 一般的な勝ち抜き形式のCPU戦(全8ステージ)に加え、様々なシチュエーションや特殊条件下で思う存分戦うことができるモード。
- ワールドコンペティション
- CPU相手に擬似的な世界対戦ツアーに参加でき、世界の頂点を目指すモード。
- ロストクロニクルズ
- 格闘アクション部分とリアルタイムシミュレーションを融合した、戦略性の高いモード。
中でも、本作独特の要素として「キャラクタークリエーション」がある。
- キャラクタークリエーション
- プレイヤー自身が考案した、プレイヤーオリジナルのカスタムキャラクターを作成するモードである。この要素自体は近年の対戦系ゲームでは多く存在する定番的モードだが、本作では家庭用3D対戦格闘ゲームとしては初めてキャラクターの髪型、目、服装、アクセサリー、防具、武器に至るまで全身20箇所以上を自由に変更可能、更には重ね着もできるようになっており、作成したキャラクターは他のモードでも使用可能となっている。また、作成したキャラクターが装着した装備品の組み合わせによって性格が変わるユニークなシステムも搭載されている。
その他、本作はサウンドや映像製作および編集過程で、ある一定の基準をクリアし、“THXゲーム認証”という品質保証を取得した日本でも数少ない作品である。認証の証として、ナムコの『ギャラガ』とTHXロゴのコラボレーションムービーを収録している。
また、本作添付の取り扱い説明書を開くと、デフォルメされたカサンドラとソフィーティアが織り成す「痛快! キャリバ道場」という漫画が始まり、本作のゲーム概要を面白おかしく、分かりやすく解説している。
ただし、後述するようにセーブデータが破損するという問題が発生してしまった。
業務用(アーケードゲーム)版
本作ではシリーズ初めて家庭用版からリリースが開始されたが、当初アーケード版(AC版)のリリース予定が明確に告知されなかった。
その後、家庭用版発売の翌年(2006年1月13日)に開かれたナムコのプライベートショーでAC版リリースが正式発表。『ソウルキャリバーIII ARCADE EDITION』と名付けられたAC版は2006年4月3日より稼動が開始。ナムコにおいては社名をバンダイナムコゲームスに変更した後、初めてリリースしたアーケードゲームとなった。後日談ではあるが、この『ソウルキャリバーIII ARCADE EDITION』は家庭用版開発当初から内々には開発予定にあがっていたらしく、ファンの熱意がその後押しをしたと世取山宏秋は語っている[要出典]。
ソウルキャリバーIII ARCADE EDITION
ジャンル | 剣劇対戦アクション |
---|---|
対応機種 | アーケード[AC] |
開発元 | [AC]:バンダイナムコゲームス |
発売元 | [AC]:バンダイナムコゲームス |
人数 | 1〜2人 |
メディア | [AC]:SYSTEM246、SYSTEM256対応 |
稼働時期 | [AC]:2006年4月3日 |
デバイス | 1レバー+4ボタン |
家庭用から対戦重視になるアーケード版に向けて細部によるバランス修正がされ現在、稼動時から一回分、バランスの更新がされている。
『ソウルキャリバーIII ARCADE EDITION』(ソウルキャリバースリースリー アーケードエディション、SOULCALIBUR III ARCADE EDITION)には、全9ステージのCPU戦を戦い抜きクリア時間を競う「STANDARDモード」、自分でCPUの状態を設定しながら一定時間勝敗関係なしに戦い続けられる「TRAININGモード」、CPU戦を戦い抜き一定以上の成績を残すと各キャラごとのボス(レジェンド)になれる「LEGENDモード」がある。
また、「LEGENDモード」は携帯サイトと連動しており、各ロケーションから「LEGENDモード」を通じて登録したポイントを使い、ユーザーが複数の勢力に別れ携帯サイト上で勢力争いを行う「モバイルコンクエスト」に参戦できた。この携帯サイトでは個人の戦績やプロフィールを確認出来る他、プレイヤー情報や技表、待ち受け画面のダウンロードサービスも行われていた(現在は終了している)。
アーケード版で使用可能なキャラクターは、家庭用のレギュラーキャラクターおよびリリースキャラクター(アビスを除く)全員に、家庭用のボーナスキャラクターであったファン、リ・ロン、エイミの3名を加えた計27名となっている。
「STANDARDモード」のステージ8では、アーケード版のみのボスであるインフェルノが登場し、次の最終ステージではアビス、ナイトテラー、レジェンドキャラクターのいずれかが登場する(誰が登場するかは、ある条件によって変化する)。
業務用対戦型格闘ゲーム大会の祭典である2007年「闘劇」種目として本作が選出され決定している。
- 1 ソウルキャリバーIIIとは
- 2 ソウルキャリバーIIIの概要
- 3 キャラクター
- 4 カスタムキャラクターの声
- 5 外部リンク
固有名詞の分類
プレイステーション2用ソフト |
上海フォーエレメント ガチャろく ソウルキャリバーIII Wolfenstein 落雀 |
ナムコのゲームソフト |
リベログランデ ワルキューレの伝説 外伝 ローザの冒険 ソウルキャリバーIII コブラ・ザ・アーケード ギャラガ''88 |
ソウルシリーズ |
ソウルキャリバーの登場人物 ソウルエッジ ソウルキャリバーIII ソウルキャリバーII ソウルキャリバーIV |
- ソウルキャリバーIIIのページへのリンク