鳩の休日 アナログ放送終了当日

鳩の休日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/06 02:49 UTC 版)

アナログ放送終了当日

2011年7月24日の地上デジタル放送完全移行に伴うアナログ放送終了により同日23時59分をもって、アナログ放送画面が同日正午から表示されていたブルーバックによるお知らせ画面から砂嵐(完全停波)に切り替わる直前に、アナログ放送最後の映像として23時58分より1分間「鳩の休日」が放送された。これについて、同月11日の『スッキリ!!』にて、地デジ大使であった草彅剛が「1分版の鳩の休日を放送する」と事前告知を行っていた(アナログ放送終了前のクロージングの内容の事前告知が行われた事例は、他にRKB毎日放送が存在する)。

映像の流れ(アナログ放送終了)

当日は上記の「カラー・モノラル版(旧社章バージョン)」が放送された。

  1. ブラックバックに「NTV」、その下に「JOAX-TV」の文字が表示される。
  2. 鳩小屋が映り、そこに止まっている3羽の鳩がBGMに合わせて羽を広げる。
  3. 鳩小屋が消え、右の1羽、左の1羽の順番に鳩がフェードアウトする。
  4. 最後に残った1羽にズームアップし、フェードインで星々の煌めきに転換する。
  5. 星々が集まって環となり、やがて鳩の群れの輪となる。
  6. 輪の中央で星が光り、そこから「NTV」の文字がズームアップする。それと同時に輪が消え、背景がブルーになる。
  7. 「日本テレビ」の電光文字が右から左に流れはじめるのと同時に「NTV」の文字が消える。
  8. 橙色のタイルをバックに「JOAX-TV」の文字が表示される。バックが青いタイルに切り替わり「4チャンネル」の文字が表示される。橙色のタイルと青色のタイルが集まりあって「日本テレビ」の文字が表示される。これらと同時に「JOAX-TV、第4チャンネル、こちらは日本テレビです」とナレーションが入る。
  9. ブルーバックの左上に「JOAX-TV」の文字、中央に角の丸い白色の長方形で囲まれた「NTV」の文字、右下に「日本テレビ」の文字が表示される(ここまで旧版と同じ)。ここで唯一の追加要素として、左下に「58年間 ありがとうございました」というお別れのメッセージテロップ(白色)が表示される。左下のテロップと右下のテロップをつなげると「58年間 ありがとうございました 日本テレビ」になる。
  10. 暗転の後、停波(砂嵐)。「鳩の休日」で幕を開けた日本テレビのアナログ放送は「鳩の休日」でその歴史に幕を閉じた。

  1. ^ 出典:週刊読売 1979.5.6・13合併号「情報バザール」より。
  2. ^ 日本テレビ放送網株式会社社史編纂室 編『大衆とともに25年 写真集』日本テレビ放送網、1978年8月28日、14頁。NDLJP:11953800/17 
  3. ^ 平成15年特殊切手「テレビ50年記念」”. 郵便事業庁. 2020年10月4日閲覧。
  4. ^ 日本テレビ系、「同時配信」のテスト開始 プライム帯を中心に”. 産経新聞 (2020年10月3日). 2020年10月13日閲覧。
  5. ^ 民放で日テレだけが地上波プライムタイムの番組をネット同時配信する狙い”. 週刊新潮 (2020年10月13日). 2020年10月13日閲覧。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鳩の休日」の関連用語

鳩の休日のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鳩の休日のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鳩の休日 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS