鮫肌文殊 鮫肌文殊の概要

鮫肌文殊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/25 09:00 UTC 版)

さめはだ もんじゅ
鮫肌 文殊
本名 井上 英樹
生年月日 (1965-10-16) 1965年10月16日(57歳)
出身地 日本兵庫県神戸市
職業 放送作家
エッセイスト
事務所 古舘プロジェクト
公式サイト 鮫肌文殊 古舘プロジェクト
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人物・経歴

高校時代にパンクバンド「捕虜収容所」のボーカル担当として活動しながら、雑誌『ビックリハウス』の投稿コーナーで常連となる。高校3年時の1984年、投稿小説で同誌のエンピツ賞を第17回と第18回に連続受賞し、投稿漫画で第1回カートゥーン大賞を受賞する。同年の第8回日本パロディ展[3]のパフォーマンス部門は落選して同誌での3冠はならなかった。

近畿大学在学中の19歳時、短編小説集『父しぼり』を発表[1]し、NHK大阪放送局の若者向け討論番組[どれ?]パネラーとして出演[1]。同番組で中島らもと共演したことをきっかけに、中島が出演していたテレビ番組『なげやり倶楽部』のブレーンとして勧誘され[1]コント台本を執筆する。番組終了後は「捕虜収容所」としての活動と並行しミニコミ誌にエッセイを執筆[1]した。

大学卒業後の1990年、中島らもと親交のあった松尾貴史にスカウトされ、松尾が在籍する古舘プロジェクトに放送作家として所属[1][4]。その後は、全国ネット番組を多数手がけることとなった。現在は古館プロジェクトが主催する放送作家養成セミナー「アングル」で講師を務めている。

中島らもとの関わり

出演番組

  • 輝け!ロック爆笑族2 (フジテレビ関東ローカル 1993年) - 捕虜収容所のボーカル役
  • 輝け!ロック爆笑族3 (フジテレビ関東ローカル 1994年) - 捕虜収容所のボーカル役、奥さんがもんじぇと言う名前で出演していた。

担当番組

過去に担当

著書

  • 単著
    • 父しぼり - 長征社、1985.5
    • 鮫肌文殊の俺テレビ - メディアワークス、2000.5
    • 放送作家のススメ - 幻冬舎、2005.10
    • らぶれたあ オレと中島らもの6945日、2016.11
  • 共著(括弧内は共著者)
    • It's only a talkshowシリーズ(中島らも)
      • イッツ・オンリー・ア・トークショー - メディアファクトリー、2003.3
      • ひそひそくすくす大爆笑 It's only a talkshow2 - メディアファクトリー、2004.2
      • 中島らもの誰に言うでもない、さようなら It's only a talkshow3 - メディアファクトリー、2005.3
    • ニッポンの少数民族 爆笑!レポート たしかに居る!街で見かけた“ヘンな人たち”(山名宏和) - 宝島社、2003.12
    • 空気の壁 空気を読める人読めない人(山名宏和) - 太田出版、2004.10
    • アイデアマンになる 企画時代を乗り切る発想術(樋口卓治、山名宏和との「古舘プロジェクトブレーン集団『アングル』」名義) - ソフトバンククリエイティブ、2005.12

  1. ^ a b c d e f 御影湯 鮫肌文殊さん 高須光聖オフィシャルホームページ
  2. ^ 安田謙一辻井タカヒロが2010年に共著した『ロックンロールストーブリーグ』の「鮫肌が同県高砂市出身」の記述に、鮫肌本人も公式サイトで好意的にコメントしている(2010年5月6日&7日)。中島らもは、1994年に朝日文芸文庫から出した『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 増補版』のpp.110 - 112で、「バンドで共演した鮫肌が高砂から大阪に通っていた」と記し、彼のバンドを「高砂サウンド」「高砂パンク」と評している。
  3. ^ JPC展
  4. ^ コーナーゲスト出演 (25 July 2016). "伊集院光とらじおと". TBSラジオ |series=は必須です。 (説明)


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