魔法の天使クリィミーマミ 登場人物

魔法の天使クリィミーマミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/11 13:41 UTC 版)

登場人物

※第1話から最終話まで作中で1年が経過しており、森沢優以外の年齢はおおよそのもの

くりみヶ丘の住人

森沢 優(もりさわ ゆう)
- 太田貴子
本作品の主人公。年齢について公式サイトでは10歳とされている[注 1]私立セントレミー学園小等部(小学4年生→5年生)。両親は東京都国立市のくりみヶ丘でクレープ&ソフトクリームの店「CREAMY CREPE(クリィミー クレープ)」を経営しており[1]、自身も店を手伝っている。
魔法世界「フェザースター」の妖精・ピノピノが乗る箱舟を助けたことから1年間だけ魔法を授けられ、後述の事情からアイドル歌手・クリィミーマミとして活躍することになる。
幼馴染の俊夫に恋心を抱いており、俊夫がマミのファンになってしまうことにより自分自身であるマミに嫉妬するという複雑な三角関係になる。
元気一杯で快活かつ活発な一方、心優しい性格で、理不尽なことに対し憤るなど芯の強さも併せ持っている。夢を信じる心を持ち、ピノピノを助けたのも優が夢を失っていなかったからとされる。責任感も強く、マミの仕事のために望まない嘘をつくこともある他、自分のせいで歌手活動を妨害されているも同然なめぐみに対し、申し訳なさを感じている。お転婆なイメージが強い一方、俊夫の言動に一喜一憂し悩むなどのナイーブな一面も多く描写されている。幼い頃から連れてくる友達は男の子がほとんどであり、特に俊夫とは小さい頃から教会の屋根裏部屋に忍び込んだり、難破船の探検に行ったりと非常に親しい間柄であった。OVAにおいて、その性格を同年代の少女である早川愛から「裏表、計算というものがない性格」と評されている。勉強は苦手なようで、学校の成績もマミの仕事を始めた頃から下がってしまい母に叱咤される場面がある。
ローラースケートが得意で、よく父親のローラースティックを使って遊んでいる。また、映画では怪獣物が好きらしく、怪獣の噂が出た村に遊びに行った際、「(怪獣を)見てみたい」と発言し、周囲からあきれられたことも。
43話で時間管理人・バリバリの力を借りて過去に行き、自分が生まれる前の両親に会い、2人に「優」と自らの名前を告げている。そのことで両親は生まれてきた子に優と名づけることとなる。また、この回で優は未来の自分の姿を見ることとなり、自分の結婚式の現場に遭遇することとなった。このときは結婚相手が誰かまでは確認できなかったが、最終回のエンディング映像にて俊夫と結婚し、1男1女の母となっていることが判明している。
好きな食べ物はクレープとチーズグラタン。
クリィミーマミ
優が魔法の力で16歳→17歳ほどの少女に変身した姿。髪の色は水色から紫色へと変化し、ヘアスタイルも優とは異なる。名前は優の実家の店名から咄嗟に思い付いて名乗ったものである。当初は変身後の姿で俊夫や両親をからかって面白がっていたが、その姿で新宿を歩いていたところ、芸能プロダクション「パルテノンプロ」の社長・立花慎悟にスカウトされ、代役として突如ステージデビューする羽目になる。その数日後、歌手として正式にデビューし、気乗りのしない優本人の思いとは裏腹に一躍スターとなる。正体である優がまだ10歳であるゆえ夜遅くまで外出するわけにもいかないため、午後8時以降の仕事はしないと事務所にも明言している。そのことから「午後8時のシンデレラ」と呼ばれ、キャッチコピーにもなっている。
本名、住所、年齢などは劇中でも非公表だが、年齢についてはぴえろの公式サイトにおけるDVD-BOXの発売告知のストーリー紹介で17歳とされている[2]。劇中でもマミとして経験した恋愛を想いながら「優の私が16歳になったら」と優自身がマミと対比したセリフを呟いている。また、誕生日はLPレコード『魔法の天使クリィミーマミ ドラマ編』収録のミニドラマ『マミと俊夫のおしゃべりDJ』において、マミ自身が自らが初めてテレビに出た日付である「1983年7月15日」を誕生日として誤魔化している[注 2]
大伴 俊夫(おおとも としお)
声 - 水島裕
優の幼なじみで、私立セントレミー学園中等部に通う13歳→14歳の少年。マミの大ファン。
明朗快活で好奇心旺盛だが、女の子の気持ちには鈍感。優のことは誰よりも大切に思っているのだが、自分自身の気持ちについてもほとんど自覚がなく、以前から年下の優を子ども扱いしている。更にはマミに夢中になるあまりに優に対する扱いが尚の事ぞんざいになっていき、優を嫉妬させている。
マミの正体が優である事には全く気づいていなかったが、マミの熱心な追っかけを行う中、NPB歌謡祭の会場で優がマミに変身する決定的瞬間を目撃してしまう。それにより、優は変身能力を含めてすべての魔法を失うが、マミが突然姿を消すことは出来ないというピノピノの説得により、自身の記憶を封印することに同意。記憶と引き換えに優の変身能力を復活させ、その後も1ファンとしてマミを見守ることになる。
しかし歌謡祭の夜にマミの正体を見てしまった時の心境をテープに録音しており、これがきっかけで後に記憶を取り戻しかけ、ファイナルステージを目前に控えた優を苦悩させる。また、この時同時に「半年もマミの秘密を隠してきた優がいじらしい」旨の発言も録音していたことから、この頃から自分の優への思いに気付き始めていた模様。その後は優と結婚し一男一女の父親となっていることがエンディング映像で判明している。
森沢 哲夫(もりさわ てつお)
声 - 村山明
優の父親で38歳。クレープ店「CREAMY CREPE」を経営している。「CREAMY CREPE」は自宅の一部にイートインスペースを設けた店舗と店舗前に駐車しているキッチンカーを用途に合わせて使い分けている。イベント会場等で出店することもある[注 3]
基本的に大らかな性格で、優のお転婆ぶりにも目を細めてしまうところがある。
かつてはオートバイを乗り回すカミナリ族に所属しており、妻のなつめとはその頃からの付き合い。また、なつめの弁によれば彼女がカミナリ族のリーダーで、哲夫はその中で落ちこぼれだったという。妻を「なっちゃん」と呼ぶ 。
森沢 なつめ
声 - 土井美加
優の母親で28歳。旧姓は藤野で、現在は夫とともにクレープ店を切り盛りしている。夫を「てっちゃん」と呼ぶ。
少女期に歌手を目指して、レッスンをしていたことがある。優のお転婆や負けん気の強さ、歌手としての才能は彼女の血によるところが大きい。カミナリ族の元リーダーでもあり、夫曰く「ハンドルを握ると人が変わる」ほどらしい。
如月 みどり(きさらぎ みどり)
声 - 安西正弘
俊夫の同級生で親友。大柄太目ののんびり屋の少年であり、いつもスナック菓子を手にしている。自転車に乗れないほど運動神経が鈍いものの、走っている車に当たっても平気なほどに頑丈な体をしている。気弱でよく俊夫に振り回されるが、優に恋心を抱いており、優のことになると途端に積極的になる。自分よりも他人の気持ちを優先出来る思いやりも持ち合わせており、見かけとは裏腹に、案外鋭く物事の本質を捉えている [注 4]。俊夫と同様にクリーミーマミのファンであるものの、本命は優である上に彼女が自分達とは違う世界で生きる偶像であると割り切っているため、俊夫ほど病的に熱を上げてはいない。
後に念願の優との初デートを果たすが、優の言動から、彼女の想い人は俊夫だと気づく。二人のデートをつけて来ていた俊夫にそのことを告げて仲を取り持つ立場に回った。その後、芸能界で活躍するアイドルに過ぎないマミに未練がましく執着している俊夫の態度に本気で怒り、優を大切にするよう諭している。
最終的に優への思いは実らず片思いに終わったが、最終回のエンディングでは新しいガールフレンドを作っている姿が描かれている(のちに制作されたOVA「魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア」に登場した美少女・早川愛と想いが通じ合う描写がある)。
日高 守(ひだか まもる)
声 - 神保なおみ(49、51話の代役 - 鈴木れい子
優のクラスメイトの少年。北海道からの転校生で28話より登場。風の又三郎をモチーフとし、不思議な言動をする。自然や動物のことに詳しく、一目でネガとポジが普通のネコでないことを看破したり、ネガが風邪をひいた時には薬草を煎じて作った薬で助けた。モデルは押井守と言われる[注 5]
担当声優の神保は体調不良により49話を以って降板し、鈴木に交代している。最終回ではセリフが全くなかった。神保はOVA第1作で復帰している。

フェザースターの妖精たち

ネガ&ポジ
声 - ネガ - 肝付兼太/ポジ - 三田ゆう子
ピノピノよりお目付け役として優に預けられた妖精。容姿はは子猫そのものだが、猫の姿を借りているだけであり妖精としての実体は不明。
フェザースターにいた頃に比べて力は弱まっているが小物を動かすくらいのことはできる。優と会話を交わすことができるが、他人の目には普通の子猫にしか見えず言葉も通じない。
ネガは雄型で毛並みが青い。よく不貞寝をする怠け者で皮肉屋であるが、ポジよりも物事をしっかり捉えている。
ポジは雌型で毛並みが赤い。楽天的でしっかり者だが、どこか抜けている。
ピノピノ
声 - 間嶋里美中野聖子
小人の姿をした妖精。フェザースターの箱舟の主で、ネガとポジの主人。
箱舟が「夢嵐」という異変に遭遇し、航行不能に陥っていたところを、現実空間から箱舟が見える優に助けてもらったお礼に、優に1年間の期限付きで魔法の力を与える。
主人公に魔法の力を与えるという、魔法少女アニメにおける重要な役回りを持つキャラクターであるが、ポジやネガに比べると登場回数が少なくOVA第3作『ロング・グッドバイ』においては登場機会さえ存在しない。
元々、本アニメの放送開始前の1981年ポピーから発売されたオリジナル玩具からの流用キャラクターである[3]

芸能関係者

立花 慎悟(たちばな しんご)
声 - 井上和彦
立花財閥の御曹司で、芸能プロダクション・パルテノンプロの若き2代目社長。20歳[注 6]。彼の父はパルテノンプロ会長でニューヨークに在住、母は他界している。成績優秀・スポーツ万能・プレイボーイを自負する、笑顔と白い歯が爽やかな二枚目だが、我を忘れると途端に三枚目的言動を見せる。押しが強く、調子のいい性格。突如出現したクリィミーマミをスカウトし、強引に自社専属のタレント契約を結ぶ。私生活がまったく不明なマミを当初は調査しようとしたが、結局あきらめたようである。意外に小心者で、怪談話が大の苦手。
御曹司というだけに立派な屋敷で暮らしており、21話では自宅の庭で政財界の大物が居並ぶ中で、バースデーパーティーも開いている。寝室には両親の写真が入った写真立てが置かれているほか、立花家代々の肖像が飾られている部屋もあり、これらの描写から慎悟が母親似であることがわかる[注 7]
綾瀬 めぐみ(あやせ めぐみ)
声 - 島津冴子
立花慎悟が社長を務める芸能プロダクション・パルテノンプロ所属のトップスター。「ミルキーウェイ・プリンセス」のキャッチコピーで鮮烈なデビューを飾り、以降、パルテノンプロの看板スターとして第一線で活躍している18歳のアイドル歌手。NPB歌謡祭でゴールデンアイドル賞を受賞している。
突然現れ、一躍人気者になったマミのデビュー以降、パルテノンプロ内でぞんざいな扱いを受けるようになったことに不満を抱き、片思いの相手である慎悟に贔屓されているマミに猛烈なライバル心と嫉妬心を抱いている。午後8時には姿を消すマミの秘密を暴こうと画策し様々な妨害を行っていたが、ことごとく失敗。以降、あまり詮索しなくなった。口より先に手が出るタイプで、マミばかりに夢中になる慎悟に毎度のごとく平手打ちを喰らわせている。
少々ヒステリックだが心根は優しく面倒見の良い一面もあり、マミに嫉妬とライバル心を抱きつつ、先輩として暖かく見守り続けた。
慎悟との仲は劇中で進展することはなかったが、最終回のエンディング映像で婚約発表会見を行うシーンが描かれ、OVA『ロング・グッドバイ』にて紆余曲折を経て無事、結ばれる。
高所恐怖症で、動物が苦手。
めぐみを主人公としたスピンオフ漫画作品『魔法の天使クリィミーマミ 不機嫌なお姫様』でデビューの経緯や人知れず行っていた努力、プロ意識の高さからマミに対して厳しい口調であったことなどが描かれている。
木所 隼人(きどころ はやと)
声 - 亀山助清
パルテノンプロのマネージャー。元はめぐみの担当だったが、マミの兼任マネージャーとなる。
気弱な性格で気苦労の多い立場であり、ドジや失敗も多いため、周囲にはうだつの上がらないダメマネージャーと見なされている。慎吾に怒鳴られてばかりでしばしば胃薬を服用している。ネーミングと容姿のモデルはウディ・アレン
OVAでは映画の脚本を担当し、意外な才能を発揮する。また、めぐみに対して密かな恋心を抱いていたことも描かれている。
星井 守(ほしい まもる)
声 - 郷里大輔
番組ディレクターで、OVAでは映画監督を務める。作中では主に「マモちゃん」と呼ばれ、早撮りのマモちゃんの異名を取る。ネーミングと容姿のモデルは押井守
スネークジョー
声 - 仲木隆司
芸能記者として活動するフリーカメラマン。鋭い目つきに慇懃無礼な口調、白いジャケットの上下と赤いシャツとソフト帽という出で立ちのチンピラ風のルックスが特徴。ゴシップネタを旨とするパパラッチであり、スネークの通り名の通り、ヘビのようにしつこく芸能人を付け回してはスキャンダルを仕立て上げることを生業とする悪徳カメラマンである。めぐみもかつてターゲットにされていた。
第7話で初登場し、日本マフィアのドン・銭亀為五郎の孫・ケンからのウソの手紙で為五郎と面会することとなったマミの決定的瞬間を撮ることに成功するも、妨害にあってカメラを壊されスクープはパーになってしまう。その後もマミの正体を暴こうとするめぐみの目論見に手を貸したり、彼女の不満を巧みに利用して彼女をパルテノンプロのライバル会社に引き抜かせようとするなど影で暗躍する。ある時、マミが森沢家に帰ったと思しき状況を目撃したことをきっかけにマミと森沢家の関係を怪しみ出し、執拗に付けねらうようになる。策を講じて度々マミを追い詰めるものの、詰めの甘さが災いしていずれも失敗に終わっている。
大阪からやってきた昔馴染み、境久美子のお好み焼き屋「火の車」を手伝うこととなり、彼女を利用してマミの正体を暴こうとしていたことがバレて懲らしめられた後、久美子と結婚してカメラマンを廃業。一児をもうけ、「火の車」の主人となった。

ファイナルコンサートの協力者

トンガリ王国王子
声 - 深見理佳
2000年以上の歴史を持つ、古代トンガリ文明の末裔。父のトンガリ王国国王や呪術師の老婆とともに来日。クリィミーマミのファンで、ファンレターにトンガリ王国の生贄の儀式に使用していた指輪を入れてマミにプレゼントしようとするが、木所がはめてしまったため騒動を起こしてしまう。その後、再来日し兵藤らと共にマミのファイナルコンサートに協力する。
呪術師の老婆
声 - 鈴木れい子
トンガリ王国の呪術師。代々続く生贄の儀式に必要な生贄としてマミをターゲットにしようと企むが、手違いから木所がはめていた指輪を外そうとマミが放った魔法の力により消滅した。その後予言者として復活し、王子とともに再来日。マミのファイナルコンサートに協力する。
兵藤 進ノ介
声 - 鈴置洋孝
一流会員制社交クラブであるハイソサエティークラブの代表。マミのファンクラブを作りたいと申し出る。立花はマミのステータスがあがる上に援助も期待できるのではないかと歓喜し、ふたつ返事でOKした。また、マミもハンサムな兵藤に惹かれていくが、仲間との賭のためにマミや立花を利用していたことが明るみに出て、マミや俊夫達に懲らしめられる。その一件以来、心を入れ替えて本当にマミのファンになり、マミのファイナルコンサート開催時にはトンガリ国の人々と協力し、セントラル競馬場を会場として手配した。

注釈

  1. ^ 厳密には第1話時点で9歳。10月10日に10歳の誕生日を迎える。OVA 第3作『ロング・グッドバイ』では、間もなく中学生になる12歳。
  2. ^ 優が遊園地にあるミラーハウスで変身した際には魔法の影響により、容姿はマミと同一ながらも利き腕、性格などが正反対という鏡のマミ(声:松井菜桜子)が出現、騒動となった(13話)。
  3. ^ 40話ではマミの正体を暴こうと企むスネークジョーにより、「CREAMY CREPE」とお好み焼き屋「火の車」との間で、売り上げ競争をすることとなった。
  4. ^ 21話では、迷子の天使・パイパー(声 - 向殿あさみ)との交流が描かれた。パイパーの吹く「プップクプー」という笛の音のおかげで優の夢を見ることができたと思い込んだみどりは、笛を吹いてもらおうと躍起だった。
  5. ^ 36話では、銀河サーカス団の少年・ペーター・ラインナーが彼の姿を借りて登場。彼は20年に1歳しか年を取らずに時空を旅する銀河サーカスの団員で、守と併せて神保が声を担当した。
  6. ^ 「18歳」と紹介したアニメ雑誌の記事もあった。
  7. ^ 35話で女装した際には、慎悟の父はそれに気づかずかつての妻の面影を重ね合わせてベタ惚れしてしまっていた。
  8. ^ 変身以外の魔法使用時には、前半のみもしくは「パンプルピンプル」のみの詠唱で発動することが多い。
  9. ^ 遊覧船を超高速で移動させる、幻を見せる、体にかかる重量負担を軽減するなど。また、第41話で優が何でも答えがわかる魔法の鉛筆を出した際の魔法は「プルルンピンタンパップポン」という普段と異なるもので、この回だけの呪文となっている。
  10. ^ 前者は「第5話「あぶない!?マミの秘密!」でスタジオ地下に閉じ込められた優が変身した際、周りにしまいこまれていた小道具の人形が魔法に反応して動きだし、マミを神輿のようにかついで本番開始直後のスタジオに運びそのままステージに上がってマミと共にパフォーマンスを繰り広げた(この回の他にもテレビの撮影時などに魔法が使われる回が多いが、周囲から不思議がられることはあるものの、不振がられることはない)。
    後者は第13話「鏡の向こうのマミ」で、ミラーハウスの中で変身した際に魔法力が鏡に作用し、鏡に映ったマミを分身として実体化させてしまった。
  11. ^ 十分な強度を持つため、武器としても使用可能である。第15話では、マミはこのステッキを使って人間と見分けのつかない妖精・ウーフニックを殺しにきた悪の妖精ビーノ(声 - 井上瑤)の槍と剣戟を展開している。
  12. ^ 俊夫に正体を知られる前にも、第12話では幽霊の手引きでスタジオから電気室へ通気口から進入する際には、幽霊が見ている状態でマミから優に逆変身した(後に優からマミに再変身)。この時は、幽霊の体にサインをする条件で口止めをしている。また、第17話では、天才少女画家・中原美也(声 - 中島千里)に変身を見られたが、美也の保護者的な存在であるユニコーンにステッキを没収されたものの、異世界での変身ということもあり、それ以上のペナルティは発生していない。
  13. ^ 初版第1刷のみの発行が多い「KCキャロル」のレーベルの中にあって3冊とも何度も重版されており、1巻は第10刷を超えている。

出典

  1. ^ 「クリィミーマミ」クリィミークレープのグッズ、特典にマミたちと写真が撮れるカード”. コミックナタリー (2022年2月3日). 2022年3月19日閲覧。
  2. ^ 80年代大人気作となった魔法少女アニメが全TVシリーズと全OVAシリーズを一挙収録して初回限定版でリリース決定!!”. 魔法少女シリーズ公式サイト. ぴえろ. 2007年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月5日閲覧。
  3. ^ ゆかしなもん『80sガーリー雑誌広告コレクション』グラフィック社、2018年、188頁。ISBN 978-4-7661-3149-9
  4. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1984年6月号、学研、94 - 96頁。 
  5. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1983年(昭和58年)7月 - 1984年(昭和59年)7月、テレビ欄。
  6. ^ 福島民報』1983年7月21日 - 1984年7月20日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 『福島民報』1983年7月11日 - 1984年7月6日付朝刊、テレビ欄。
  8. ^ 『北國新聞』1983年8月18日付 - 1984年8月16日付各朝刊、テレビ欄。
  9. ^ 『北國新聞』1983年8月18日付朝刊、テレビ欄。
  10. ^ 『北國新聞』1983年8月9日付 - 1984年8月14日付各朝刊、テレビ欄。
  11. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1985年4月号、徳間書店、125頁。 
  12. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1986年6月号、学研、60頁。 
  13. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1984年12月号、学研、94頁。 
  14. ^ アニメージュ 1985年3月号』 1985年、徳間書店、全国放映リスト(126 - 127頁)
  15. ^ 『魔法の天使クリィミーマミ 不機嫌なお姫様』 - ゼノン編集部
  16. ^ “プリパラ:クリィミーマミと“新旧アイドル”コラボ マミのコーデが登場”. まんたんウェブ (毎日新聞社). (2016年8月20日). https://mantan-web.jp/article/20160819dog00m200024000c.html 2016年8月20日閲覧。 
  17. ^ “『プリパラ』に新アイドル登場! 『魔法の天使 クリィミーマミ』とのコラボも決定”. ファミ通.com (カドカワ). (2016年8月20日). http://www.famitsu.com/news/201608/20113659.html 2016年8月20日閲覧。 
  18. ^ 『魔法の天使 クリィミーマミ』YouTubeチャンネル開設! おうちで出来るエクササイズを紹介♪ (2020年5月5日) - エキサイトニュース”. web.archive.org (2020年5月9日). 2020年5月9日閲覧。
  19. ^ ブーム再燃中の『魔法の天使クリィミーマミ』リメイクの可能性を聞いてみた!! - 2ページ目 (2ページ中)”. otocoto | こだわりの映画エンタメサイト. 2021年7月4日閲覧。
  20. ^ アニメ王の称号は誰の手に!? auが「アニメ王決定戦」開催 ケータイWatch公式ホームページ






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「魔法の天使クリィミーマミ」の関連用語

魔法の天使クリィミーマミのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



魔法の天使クリィミーマミのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの魔法の天使クリィミーマミ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS