関東地方の重要文化財一覧 関東地方の重要文化財一覧の概要

関東地方の重要文化財一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 00:42 UTC 版)

本項は、日本国の文化財保護法に基づき同国の文部科学大臣が指定した重要文化財(美術工芸品)の所有者別一覧である。本項には関東地方のうち東京都を除く6県分を収録する。(東京都については東京都の重要文化財一覧)を参照。)

凡例

収録対象

  • 本一覧の収録対象は、日本の文化財保護法第27条第1項に基づき文部科学大臣が指定した重要文化財のうち、「美術工芸品」に分類されるものである。重要文化財のうち「建造物」については、本一覧には収録していない
  • 当地域にある重要文化財建造物については、別項「関東地方にある建造物の重要文化財一覧」を参照。
  • ○印を付した物件は国宝である。なお、文化財保護法の規定では、国宝は重要文化財指定物件のうちから指定することとされている(同法第27条第2項)。
  • 3件以上の重要文化財を有する社寺、博物館等で、ウィキペディア日本語版に記事があり、かつ、記事中に当該社寺、博物館等所有の文化財一覧が含まれている場合は、当該記事へのリンクのみを付した。これに該当する社寺、博物館等については、「一覧 (1)」に収録した。
  • 日本国(文化庁)所有の考古資料のうち、出土地の地方公共団体によって保管・管理されているものについては、実際の保管先である都道府県の欄に記載した(例:「武蔵埼玉稲荷山古墳出土品」は、文化庁の所在地である東京都の欄ではなく、保管先である埼玉県の欄に記載)。ただし、個人コレクション等からの購入によって日本国(文化庁)所有となった考古資料については上記に該当しない。
  • 所有者が宗教法人・公益法人以外の法人(株式会社等)である場合は、法人名を省略し、単に「法人」と表記した。ただし、当該法人がギャラリー、資料館等を開設し、自ら文化財の公開を行っている場合はこの限りでない。
  • 所有者の住所と文化財の保管場所とは必ずしも同一とは限らない。また、社寺、個人等所有の国宝・重要文化財については、国立・県立の博物館等に寄託されているものが多い。
  • 文化庁の調査により「所在不明」とされている重要文化財については、「(所在不明)」と記し、旧所在地の都道府県の欄に収録した。[1]

典拠

  • 2000年までの指定物件については文化庁編『国宝・重要文化財総合目録』(第一法規、1980)および『国宝・重要文化財大全 別巻』(所有者別総合目録・名称総索引・統計資料)(毎日新聞社、2000)を典拠とし、それ以降の新規指定、名称変更等については官報告示による。なお、所有者・所在場所の変更については、移動先の地方公共団体の文化財一覧、博物館の公式サイト等によって確認できる場合には、それを反映している。
  • 個人所有物件については、原則的には『国宝・重要文化財大全 別巻』(所有者別総合目録・名称総索引・統計資料)に基づき、該当する都道府県の欄の最後に記載した。ただし、県境を越えての移動、個人から博物館等への所蔵先変更が、移動先の地方公共団体の文化財一覧、博物館の公式サイト等によって確認できる場合には、それを反映している。

茨城県

茨城県茨城県立歴史館保管)

水戸東照宮 水戸市宮町 

  • 太刀 銘則包作

善重寺 水戸市酒門町

  • 木造聖徳太子立像

六地蔵寺 水戸市六反田町

  • 朱塗足付盥 4口

徳川ミュージアム 水戸市見川(法人所在地:東京都世田谷区等々力)

  • 日本書紀神代巻 上下
  • 施氏七書講義 巻第四十 問対上(金沢文庫本)
  • 周易正義 自巻第五至第九(金沢文庫本)
  • 大燈国師墨蹟 法語 元弘二年孟夏
  • ドチリーナ・キリシタン(吉利支丹版西暦1600年)
  • 服飾類(徳川家康譲品)(胴服6領、小袖6領、綿子2領、紙子小袖1領、陣羽織2領、裃1領、肩衣2領、長袴2腰、軽衫4腰、具足下着7領、下着2領、襟巻1枚、下帯3条、帯8条、夜着1領、蒲団2枚、蚊帳1張)

岩谷寺 笠間市来栖

  • 木造薬師如来坐像
  • 木造薬師如来立像 建長五年銘

弥勒教会 笠間市石寺

  • 木造弥勒仏立像 宝治元年四月、藤原時朝等の銘あり

楞厳寺 笠間市片庭

  • 木造千手観音立像 建長四年銘

円福寺 東茨城郡茨城町鳥羽田

  • 木造阿弥陀如来坐像

小松寺 東茨城郡城里町上入野 

  • 木造浮彫如意輪観音像

薬師寺 東茨城郡城里町石塚

  • 木造薬師如来及両脇侍像(附 銅造胎内仏1躯)

楽法寺 桜川市本木 

  • 木造観世音菩薩立像(附:木造観世音菩薩立像(前立像))

月山寺 桜川市西小塙 

  • 網代笈

観音寺 筑西市中舘

  • 木造観音菩薩立像 像内に貞治二年の修理銘あり

古河市古河歴史博物館保管)

  • 鷹見泉石関係資料

妙安寺 坂東市みむら

  • 絹本著色聖徳太子絵伝 4幅

土浦市土浦市立博物館保管)

  • ○短刀 銘筑州住行弘 観応元年八月日
  • 太刀 銘守家造
  • 太刀 銘信房作
  • 太刀 銘恒次
  • 短刀 銘国光

土浦市(土浦市上高津貝塚ふるさと歴史の広場保管)

  • 茨城県武者塚古墳出土品

常福寺 土浦市下高津

  • 木造薬師如来坐像

法雲寺 土浦市高岡 

  • 絹本著色復庵和尚像・高峰和尚像(附中峰和尚像)

等覚寺 土浦市大手町

  • 銅鐘 建永年中銘

般若寺 土浦市宍塚

  • 銅鐘 建治元年銘

産業技術総合研究所(計量標準総合センター保管)つくば市梅園

  • メートル条約並度量衡法関係原器(メートル原器1本、メートル副原器1本、尺原器2本、附トンヌロー温度計2本、メートル原器校正証明書1通)

筑波山神社 つくば市筑波 

  • 太刀 銘吉宗

不動院 つくばみらい市板橋

  • 木造不動明王及二童子立像

金龍寺 龍ケ崎市若柴町 

  • 絹本著色十六羅漢像

徳満寺 北相馬郡利根町布川

  • 金銅板両界曼荼羅 2面 建久五年銘

無量寿寺 鉾田市鳥栖

  • 紙本著色拾遺古徳伝(残欠)1巻

福泉寺 鉾田市大蔵

  • 木造釈迦如来立像

鹿島神宮 鹿嶋市宮中 

  • 〇直刀・黒漆平文大刀拵(附 刀唐櫃)
  • 梅竹蒔絵鞍(附 四手蒔絵居木一双)

長勝寺 潮来市潮来

  • 銅鐘 元徳庚午(二年)銘

上宮寺 那珂市本米崎

  • 紙本著色聖徳太子絵伝1巻

静神社 那珂市静 

  • 銅印「静神宮印」

常福寺 那珂市瓜連

  • 紙本著色拾遺古徳伝9巻
  • 絹本著色法然上人像

常陸大宮市

  • 茨城県泉坂下遺跡出土品(常陸大宮市歴史民俗資料館保管)

中染町 常陸太田市中染町

  • 鉄造阿弥陀如来立像 弘長四年西念、良覚作

西光寺 常陸太田市下利員

  • 木造薬師如来坐像

高萩市(高萩市歴史民俗資料館保管)

  • 長久保赤水関係資料693点[2][4]

個人

  • 埴輪男子立像 群馬県藤岡市本郷出土

個人

  • 太刀 銘備州長船住家助応永廿一年二月日

個人

  • 太刀 銘備州長船住景光(1938年指定)[5] 



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