野外炊具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 16:33 UTC 版)
野外炊具(やがいすいぐ)は、陸上自衛隊が装備する野戦用調理器具の総称であり、欧米の軍隊が所有するフィールドキッチンに相当する。屋外で大量の調理を行うことができ、野外演習だけでなく、災害派遣にもその能力を発揮する。なお、航空自衛隊は本車と同じく調理機能を有する炊事車(自走式)を装備しており、また、1930年代には日本陸軍が同じく調理機能を有する九七式炊事自動車(自走式)を開発・正式採用し、実戦投入している。
- ^ “新潟県中越地震で活躍する自衛隊の「野外炊具1号」とは?”. リクルート. 2012年12月6日閲覧。
- ^ 誤った取り付けによるネジの緩み・適切な管理を怠ったためにノズルから燃料漏れを引き起こし火災を起こした事例がある
- ^ 目詰まりを起こした場合、火力調整コックを操作して詰まりを除去する方法もあるが、一時的なものであり完全な除去は分解のうえコンプレッサーや金ブラシによる清掃を必要とする
- ^ a b c “一度で数百人分の調理が可能。自衛隊の野外炊具1号が被災地へ(動画あり)”. Gizmodo Japan. 2012年12月6日閲覧。
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