船形山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 22:13 UTC 版)
登山
山容や標高は傑出したところはないが、比較的深山であること、仙台市に近いことが魅力となって、多くの登山者をひきつけている。
山頂に山小屋(船形山小屋)がある。また、山形側に御所山荘[13]、大沢小屋(尾花沢市)、柳沢小屋(東根市)、宮城側に升沢小屋(大和町)、鳴渓小屋(加美町)、かつては定義コース(廃道)分岐に仙交小屋が存在した。
船形山には多様なアクセス方法がある。代表的なものは下記の通り(カッコ内は出発地)
- 小野田コース(加美町):鳴渓小屋 - 鏡ヶ池 - 色麻コース分岐 - 山頂
- 色麻コース(色麻町):大滝キャンプ場 - 湯谷地 - 小野田コース分岐 - 山頂
- 升沢コース(大和町):旗坂キャンプ場 - 三光の宮 - 升沢小屋 - 山頂
- 泉ヶ岳コース(仙台市泉区):泉岳少年自然の家 - 泉ヶ岳 - 北泉ヶ岳 - 三峰岳 - 横川コース分岐 - 蛇ヶ岳 - 山頂
- 横川コース(仙台市青葉区):横川登山口 - 後白髪山 - 泉ヶ岳コース分岐 - 蛇ヶ岳 - 山頂
- 尾花沢コース(尾花沢市):御所山荘 - 落合 - クラビコース - クラビキャンプ場 - 山頂
- 観音寺コース(東根市):柳沢小屋 - 観音寺登山口 - 栗畑 - 仙台カゴ前 - 仙交小屋跡 - 山頂
参考画像
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大滝キャンプ場
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鈴沼から見た前船形山
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船形山山頂と避難小屋
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船形山から尾花沢盆地
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旗坂キャンプ場
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柳沢小屋
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最上カゴ
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仙台カゴ
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観音寺コースからの船形山
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船形山のブナ林(山の王)
人が関わる年表
- 1951年(昭和26年) - 山形県が御所山県立自然公園を指定。
- 1962年(昭和37年)11月1日 - 宮城県が県立自然公園船形連峰を指定。
- 1984年(昭和49年) - 深田クラブが日本二百名山に船形山を選んだ。
- 1988年(昭和55年) - 環境庁が『日本の重要な植物群落』(特定植物群落)の一つに「船形山の原生林」を挙げた。
- ^ 『東北地方の三角点標高成果を改定します』(プレスリリース)国土地理院、2010年9月30日。 オリジナルの2011年3月22日時点におけるアーカイブ 。2010年11月10日閲覧。
- ^ “資料2・主な山岳にある三角点の標高値”. www.gsi.go.jp (2010年9月30日). 2011年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月14日閲覧。
- ^ 小池ほか 2005, p. 170.
- ^ 山本金次郎 1931, p. 46.
- ^ 小池ほか 2005, p. 17.
- ^ 仙台市史編さん委員会 1994, pp. 54, 58; 小池ほか 2005, p. 171. 小池ほか (2005)による時期は60万年前から80万年前。
- ^ 小池ほか 2005, pp. 171–172.
- ^ 仙台市「宮城町誌」改訂編纂委員会 1988, pp. 54–57.
- ^ 仙台市史編さん委員会 1994, p. 185.
- ^ 深野稔生 1990, p. 131.
- ^ 宮川善造 1988, pp. 354–357.
- ^ 河北新報社編集局 1989, pp. 170–171; 深野稔生 1990, p. 133.
- ^ “鶴子:御所山荘”. www.goshozan.net. 2008年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月6日閲覧。
固有名詞の分類
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