翠星のガルガンティア
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登場船舶
ガルガンティア船団の船舶
「ガルガンティア船団」は複数の船舶を連結器などを用いて連結し、一つの都市のような形を形成している船団の総称。船の形に隊列を組んでおり、船団の前後の距離は直線距離で4kmほど[20]。風を動力にしているため、凪になると船が全く動かなくなり銀河道を逸れてしまう。そのため、凪の時は船団の電気を止めて船のメンテナンスに当てており、その要員以外は仕事ができず休暇に当てている。船団は主に居住船や農場船、工業船、サルベージ船、修理船、護衛船など、多種多様な船舶で構成されている。
- ガルガンティア号
- 船団のほぼ中央に位置し、大型の農場船で船団の象徴ともいえる高さ数百メートルに達するクレーンタワーがある。実はこのクレーンタワーは旧文明時代の遺産であるマスドライバーキャノン(ガルガンティアでは「天の梯子」と呼ばれている)で、船団長のフェアロックが管理していた金色の鍵(制御キー)を差して起動、長砲身の砲台となる。その際、頂上部のスプリンクラーは水を使った衝撃波の軽減装置になり、砲弾は爆発物を満載した廃棄船を使用する。
- ガルガンディアの建造経緯は地球放棄の際に発生したコンチネンタル・ユニオンとイボルバーとの戦場が軌道上と地球の打ち上げ施設であったことから、移動しながら攻撃を回避しつつ物資や人員を宇宙に打ち上げるために、イボルバーが建造したとされる。
- オケアノス号
- ガルガンティア船団の陣頭に位置し、船団全体の運行および運営の要となる船で船団長のフェアロックやリジットらが乗船している。
- ステュムパリ号
- 船団で暮らす人々の住居が集まった船で、左右に張り出している連結通路は広場としても使われている。ヒロインのエイミーもステュムパリ号の最上部付近に居住している。
- バイコルン号
- 船前方と後方に大きくつきだした居住区画が特徴で、巨大な砲を備え付けた船。船所有者はガルガンティア船団を構成する大船主の一人フランジ。
- 一般船
- アーチの形状をした独特の居住区画を持ち、船の両舷にはクレーンが並んでいる。
- スヴァロギア号
- いくつものパイプラインが縦横に走る大型の工業船。サルベージされた資材から生活に必要な工業製品などを生産する船。
- クルルキス号
- 大型の工業船より小型であるが、工場がまるまる一つ船に乗ったような形状の船。
- 一般工業船
- 小型の工業船よりさらに小型で、パイプの形状も大型、小型の工業船と比べるとよりシンプルな形をした船。
- パイストス号
- 修理業を営むピニオンの所有する船であり、日々使用され続けているユンボロから船までありとあらゆるものの修理を請け負っている。
- 船体修理船
- 船体自体が通常の船を丸ごと収容ができる大型ドック船で、深刻な不具合が起きた船を収容して修理を行うことができる。
- カーキナス号
- ベローズが所有するサルベージ船で、巨大なクレーンを2基備えている。冷凍睡眠中のレドを乗せたチェインバーを海底よりサルベージした船はこの船である。
- サルベージ船(大型タイプ)
- 資材を海底から引き揚げることができる専用船。ベローズが所有するカーキナス号の数倍の大きさがあり、より巨大で重量のあるものでもサルベージできる。
- サルベージ船(中型タイプ)
- 固定型のクレーンが備わった中型船。
- サルベージ船(小型タイプ)
- 回転式のクレーンが備わった小型船。
- マーウォルス号
- 船団の護衛船団旗艦で、4基の旋回砲塔を装備し、艦橋上部には長距離砲用の測定儀を備えている。
- 中型護衛船
- 3基の旋回砲塔を備え4基の推進用スクリューを備えた攻撃、速度共にバランスの取れた船。
- 小型護衛船A
- 小型の船体を生かしながら索敵や陽動などに活躍する船。マスト上部には回転灯やスピーカーを備え、味方の船に情報を伝達することができる。
- 小型護衛船B
- 主に索敵や陽動に使用される船。
ラケージ海賊団の船舶
- ネフロプス号
- 女海賊ラケージが乗船する船でラケージ海賊団の旗艦的な船。ロブスターのハサミを模したような2つの帆が特徴で、軸先には巨大な主砲を装備し、3基の旋回砲塔を持っている。
- 海賊船A
- 3枚の重なった帆が特徴で、後部甲板の大半が水上バイクの格納庫になっている。
- 海賊船B
- 小型砲塔を各部に配置し、前部甲板には海賊船Aと同様に水上バイクの格納庫がある。
- 海賊船C
- 特徴的な4枚の帆を持ち、2基の円筒形の旋回砲塔を装備している。
クーゲル船団の船舶
- 神殿の船
- クーゲル船団の中心といえる存在で、巨大なピラミッド状の構造物がある。
注釈
出典
- ^ “ロボットだけじゃない“船アニメ”「翠星のガルガンティア」先行上映イベントレポート”. GIGAZINE. OSA (2013年3月3日). 2013年6月5日閲覧。
- ^ “【ACE2013】無料配布Blu-rayの配布方法について”. 「翠星のガルガンティア」アニメ公式ブログ. バンダイビジュアル (2013年3月28日). 2013年4月2日閲覧。
- ^ “【公式企画】翠星のガルガンティアキャラクター原案コンテスト”. pixiv. 2013年5月3日閲覧。
- ^ “TVアニメ「翠星のガルガンティア」、キャラクター原案コンテスト開催! 優秀作品は本編の最終話に登場”. アキバ総研 (2013年5月2日). 2013年5月3日閲覧。
- ^ “大混戦の「ニュータイプアニメアワード2013」作品賞・監督賞は「進撃の巨人」に”. GIGAZINE (2013年10月13日). 2013年10月18日閲覧。
- ^ “雑誌「オトナファミ」に記事掲載!”. 「翠星のガルガンティア」アニメ公式ブログ. バンダイビジュアル (2013年11月21日). 2013年12月15日閲覧。
- ^ “OVA『翠星のガルガンティア』前夜祭レポ! 幻のTVシリーズ第2期の構想は、2015年夏に小説になって登場”. 電撃オンライン (2015年4月4日). 2015年4月8日閲覧。
- ^ a b “『翠星のガルガンティア』を手掛けた村田和也氏へインタビュー! スタジオジブリ出身の監督のSF冒険活劇とは!?”. 電撃オンライン (2015年3月31日). 2018年9月19日閲覧。
- ^ a b c “『翠星のガルガンティア』村田和也監督 特別インタビュー(その1)〜企画始動秘話と船団というアイデア〜”. トーキョーアニメニュース. moss (2013年2月24日). 2013年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月18日閲覧。
- ^ “『翠星のガルガンティア』村田和也監督 特別インタビュー(その3)~前向きなストーリーと広がる海洋ロマン~”. トーキョーアニメニュース. moss (2013年2月24日). 2013年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月18日閲覧。
- ^ “村田和也・虚淵玄・鳴子ハナハルで贈る新作テレビアニメ『翠星のガルガンティア』2013年4月スタート”. ファミ通.com. エンターブレイン (2012年12月10日19:00). 2012年12月31日12:54閲覧。
- ^ a b c “翠星のガルガンティア』村田和也監督 特別インタビュー(その2)~レドの戸惑いとパートナーとしてのロボット・チェインバー~”. トーキョーアニメニュース. moss (2013年2月24日). 2013年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月18日閲覧。
- ^ “『翠星のガルガンティア』を手掛けた村田和也氏へインタビュー! スタジオジブリ出身の監督のSF冒険活劇とは!?”. アスキーメディアワークス. 2018年9月18日閲覧。
- ^ a b c “渡辺由美子の「誰がためにアニメは生まれる」 ― 第31回 『翠星のガルガンティア』村田和也監督インタビュー 前編 村田監督と虚淵玄氏が回した“利他的な歯車”(2ページ目)” (2013年10月12日). 2018年9月19日閲覧。
- ^ “渡辺由美子の「誰がためにアニメは生まれる」 ― 第32回 『翠星のガルガンティア』村田和也監督インタビュー 後編 レドの相棒チェインバーはスマートフォンだった!?(3ページ目)” (2013年10月19日). 2018年9月19日閲覧。
- ^ a b “渡辺由美子の「誰がためにアニメは生まれる」 ― 第32回 『翠星のガルガンティア』村田和也監督インタビュー 後編 レドの相棒チェインバーはスマートフォンだった!? (4ページ目)” (2013年10月19日). 2018年9月19日閲覧。
- ^ a b “「翠星のガルガンティア」アニメ公式ショートムービー 『ぷちっとがるがんてぃあ』”. 第1話より。. バンダイチャンネル (2013年4月10日). 2013年4月17日閲覧。
- ^ 翠星のガルガンティア オールスター感謝祭(2014年9月22日開催)夜の部・虚淵玄の説明より。
- ^ 『翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~ 後編』初日舞台挨拶(2015年4月4日開催)村田和也監督の説明より。
- ^ a b 『ぷちっとがるがんてぃあ』第8話より。
- ^ OVA第15話より。
- ^ a b ゲーム『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』より。
- ^ a b c d e f g h i j 『グレートメカニックDX.25』第25巻、双葉社、2013年6月、単行本 ISBN 978-4-575-46475-7。
- ^ a b c d e f g h 『翠星のガルガンティア PROGRESS FILES』、バンダイビジュアル、2013年12月、単行本 ISBN 978-4-894-57105-1。
- ^ 『電撃ホビーマガジン』、アスキー・メディアワークス、2013年9月、JAN 4910164650934。
- ^ a b 『電撃ホビーマガジン』、アスキー・メディアワークス、2015年6月、176-177頁、JAN 4910164650651。
- ^ 海法紀光『翠星のガルガンティア 少年と巨人』Nitroplus、2013年5月20日。
- ^ 小説『遥か、邂逅の天地』では、アヴァロン居住区の残骸が地球へ落下した際に小惑星帯から多数の氷塊が巻き込まれ、それが海面上昇に繋がったと推測されている。
- ^ [1]「翠星のガルガンティア Complete Blu-ray BOX」2月25日発売告知CM
- ^ “BOX第1巻発売延期のお知らせ”. 翠星のガルガンティア公式ブログ. 翠星のガルガンティア公式サイト (2013年5月15日). 2013年9月22日閲覧。
- ^ “翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~|コミック アーススター”. 2015年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月1日閲覧。
- ^ “小説「翠星のガルガンティア 少年と巨人」”. ニトロプラス公式サイト. ニトロプラス. 2013年5月28日閲覧。
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