紀北パーキングエリア 紀北パーキングエリアの概要

紀北パーキングエリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 14:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
紀北パーキングエリア
所属路線 E42 紀勢自動車道
起点からの距離 41.8 km(勢和多気JCT起点)
紀伊長島IC (7.7[1] km)
(7.4[1] km) 海山IC
供用開始日 2015年平成27年)6月28日 [1][2]
上り線事務所 8:00 - 18:00
下り線事務所 8:00 - 18:00
所在地 519-3208
三重県北牟婁郡紀北町三浦字狐ヶ谷600番7[3]
備考 上下線集約
テンプレートを表示

仮称は「三浦パーキングエリア」(みうらパーキングエリア)であった[4]

概要

紀勢道には従来、唯一のパーキングエリア (PA) として奥伊勢PAが営業していたが、奥伊勢PAと終点の尾鷲北IC間(約48 km)には休憩施設が一切存在しない問題があったことから、当PAの設置が決定した[1]。また、紀北町が運営する地域振興施設「始神(はじかみ)テラス」がPA内に設けられ、飲食・物販コーナーを営業している[5]テイクアウトコーナーで、紀北町の町魚である「マンボウ」をかたどった「お好みマンボウ焼」を販売している[6]。施設の運営は一般社団法人みえ熊野古道JAPANが行っている[7]

国土交通省中部地方整備局 紀勢国道事務所によると、当PAは災害発生時の防災拠点としての役割も兼ねており、防災倉庫や国道42号方面と連絡する緊急連絡路も設置されているほか、始神テラスが災害対策施設として機能することとなっている[1]

なお、当PAは紀勢道の無料区間に位置することから、施設・設備は上下線共通とし、Uターンが可能な構造となっている[1]

始神テラスの名は、世界遺産熊野古道の「始神峠」に位置することに由来する[5]。始神テラスの初年度来場者数目標は60万人であったが、半年にも満たない2015年11月に達成し、2016年5月3日には100万人に達した[7]

道路




  1. ^ a b c d e f 紀勢自動車道紀北パーキングエリア平成27年6月28日(日)オープン 〜紀勢自動車道紀伊長島ICと海山ICの間に紀北パーキングエリアがオープン〜”. 国土交通省中部地方整備局 紀勢国道事務所 (2015年5月28日). 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
  2. ^ 紀勢自動車道紀北パーキングエリア・始神テラスオープン式典・開放時間のお知らせ 〜紀勢自動車道奥伊勢PA-尾鷲北IC間48km休憩施設ゼロの解消〜”. 国土交通省中部地方整備局 紀勢国道事務所・紀北町 (2015年6月17日). 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
  3. ^ 協力施設一覧:紀北町(16施設:30区画)”. 三重県健康福祉部地域福祉課ユニバーサルデザイン班. 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
  4. ^ 紀北町 三浦PAに地域振興施設を建設”. 建通新聞 (2013年11月7日). 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
  5. ^ a b 振興施設の愛称 「始神テラス」に 紀北 紀勢道 (三重県北牟婁郡)”. 中日住宅ナビ (2015年1月15日). 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
  6. ^ a b c 始神テラス アーカイブ”. うまいもんプロデューサー【うまP】. 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
  7. ^ a b 小坂亮太「始神テラス来場100万人 紀北・昨年6月開業」2016年5月4日付中日新聞朝刊、三重版8ページ


「紀北パーキングエリア」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「紀北パーキングエリア」の関連用語

紀北パーキングエリアのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



紀北パーキングエリアのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの紀北パーキングエリア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS