清水銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 23:26 UTC 版)
情報処理システム
2000年(平成12年)4月より、金融機関では全国に先駆けた人材育成体制であり、国際規格ISO9001に則ってシステム化、マニュアル化した「トレーニー制度」を導入。組織全体のレベルアップを目的とし、また若手行員の早期戦力化を進めている。
2006年(平成18年)12月に執行役員制度を導入し、銀行全体の経営責任を負う取締役と担当部門の業務執行責任を負う執行役員に役割を明確化することで、ガバナンス強化を図ったほか、県内4地区に執行役員を常駐させ、一定の融資決裁権限を付与することにより、迅速な業務執行を行う「地区駐在制度」をスタートさせた。
2008年(平成20年)4月23日より、法人向けインターネットバンキングサービスの取り扱いを開始し、専用のソフトや端末機を使用せず、インターネット環境にあるパソコン等から利用できるようになった。5月から、高い安全性を備えたICキャッシュカードの発行を開始した。
勘定系システム
PROBANKを採用し、2013年(平成25年)5月、PROBANK-R2へリプレースした[6][7]。また、2024年5月を目処にNTTデータが運営するのSTELLA CUBEに移行する予定[8]。
営業店システム
Web版報告書集計システム「Report Connection(レポートコネクション)」を導入。システム刷新で大幅な業務効率化を実現する。
その他
地域密着性
地域のスポーツ大会や催し物(清水銀行杯フレンドリーシティしみず少年少女サッカー大会)への協賛、臓器提供・骨髄バンクの広報活動、地域の祭り(清水みなと祭り・富士祭りなど)への参加、清掃活動などの環境保全活動(興津川、安倍川清掃)、各支店ロビーに絵画などのミニギャラリー設置、地域環境とマッチした店舗づくり(広見支店・掛川支店など)を通して、地域に密着した活動を行っている。
2006年(平成18年)10月から静岡県立大学経営情報学部の会計学各論を担当し、県内経済の動きや県内企業と会計の関わり等の内容について講義を行っている。
イメージキャラクター起用者
連結子会社
- 清水ビジネスサービス株式会社
- 清水銀キャリアップ株式会社
- 清水総合メンテナンス株式会社
- 株式会社清水地域経済研究センター
- 清水リース&カード株式会社
- 清水信用保証株式会社
- 清水総合コンピュータサービス株式会社
注
- ^ 旧静岡市の指定金融機関であった静岡銀行との隔年交代で受託している。
- ^ なお、『マンガ 融資渉外ものがたり』や『マンガ テラーのための店頭応対トーク術』などの著者で知られる金指光伸(現関連会社取締役)は清水銀の元行員である。
出典
- ^ 清水銀行の取組み - 株式会社清水銀行
- ^ a b 清水銀行について(2019年12月10日閲覧)
- ^ 店舗案内<県外エリア>清水銀行(2019年12月10日閲覧)
- ^ “清水銀、連結2子会社を合併へ”. 『日本経済新聞』. (2013年2月10日) 2014年5月2日閲覧。
- ^ 「清水銀行とSBI証券の提携が見せた理想形」東洋経済オンライン(2017年4月26日)2019年12月10日閲覧
- ^ “清水銀行様が次期勘定系システムに富士通「PROBANK」を継続採用”. 富士通株式会社. (2010年11月10日) 2014年5月2日閲覧。
- ^ “清水銀、基幹システム一新 13年5月めど、処理能力1.5倍に”. 『日本経済新聞』. (2010年11月10日) 2014年5月2日閲覧。
- ^ 『次期基幹系システムとして株式会社NTTデータが運営する 共同センター「STELLA CUBE®」の採用決定について』(プレスリリース)清水銀行、2021年9月27日 。2021年9月29日閲覧。
固有名詞の分類
- 清水銀行のページへのリンク