浄土寺 (東京都港区)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 01:10 UTC 版)
歴史
文亀年間(1501年 - 1504年)、明蓮社教誉によって開山された。元々は、現在の東京都千代田区平河町に位置していたが、その後江戸府内を転々とし、1665年(寛文5年)に現在地に移転した[1]。
かつては境内に「観音堂」があり、胎内仏入りの観音菩薩像があった。胎内仏も観音像で、東福門院手作りの像という。1825年(文政8年)の火災で焼失し、現存しない[1]。
以前は「常照院」「雲洞院」という塔頭を擁していたが、現在は廃絶している[1]。
墓所
以下の人物が葬られていたが、1907年(明治40年)に東京府荏原郡平塚村戸越(現・東京都品川区荏原)に墓地を移転したため、現在はそちらに移葬されている[1]。
文化財
交通アクセス
- 赤坂駅より徒歩3分。
脚注
参考文献
- 東京市赤坂区 編『赤坂区史』東京市赤坂区、1942年
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