波多野爽波 著書

波多野爽波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/12 00:23 UTC 版)

著書

  • 『鋪道の花』書林新甲鳥(昭和俳句叢書8) 1956年
  • 『湯呑』現代俳句協会(現代俳句の一〇〇冊) 1981年
  • 『骰子 句集』角川書店(現代俳句叢書) 1986年
  • 『一筆 句集』角川書店 1990年
  • 『花神コレクション 波多野爽波』花神社 1992年
  • 『波多野爽波全集』全3巻 邑書林 1992年-1998年
  • 『波多野爽波俳句全集』暁光堂 2022年

共著

  • 『現代俳句全集 第二巻』「ホトトギス作家篇2Ⅱ」1954年 創元社(創元文庫A-189)
  • 『春菜会作品集』1953年 春菜会(序・高濱虛子、春菜会小史・千原草之、跋・波多野爽波)
  • 『現代俳句全集 四』1977年 立風書房
  • 『鑑賞現代俳句全集 第十一巻 戦後俳人集I』(爽波俳句鑑賞者は、友岡子郷)1981年 立風書房

現在作品を纏まって読める書籍

  • 『再読 波多野爽波』(小林千史・柴田千晶・山田露結・榮猿丸・冨田拓也編著)2012年 邑書林(精選 爽波四百句 編著者共選 425句掲載)
  • 『俳句の背骨』(島田牙城著)2017年 邑書林 (所収の散文「計らはない」中に「爽波百句撰」掲載)
  • 『波多野爽波俳句全集』暁光堂 2022年 (爽波の全四句集『鋪道の花』『湯呑』『骰子』『一筆』を全句収録。補遺として句集未収録作品のうち四〇〇句を掲載)

脚注

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出典

  • 『波多野爽波全集 第三巻』「資料編 年譜」邑書林 1998年
  • 原田暹「波多野爽波」『現代俳句大事典』 三省堂、2005年、452-453頁
  • 小林千史、榮猿丸、柴田千晶、冨田拓也、山田露結 編 『再読 波多野爽波』 邑書林、2013年。ISBN 978-4-897097282
  • 三島由紀夫 『決定版 三島由紀夫全集28巻 評論3』新潮社、2003年3月。ISBN 978-4106425684 
  • 島田牙城『俳句の背骨』邑書林、2017年2月。「計らはない」(p157 - p169)、「波多野爽波の矜恃」(p.170 - p.192)。ISBN 978-4-897097800

外部リンク


  1. ^ 父は東大卒業後日本銀行に入るも、日本活動写真(日活)へ転職、年の全日本陸上競技連盟設立に尽力、プロ野球・セネタース創設に関わるなどした後、1942年には映画会社の戦時統合による大日本映画製作(大映)誕生に尽力、常務となっている。徹底したリベラリストであった。1945年1月の東京空爆で負傷、4月、肺炎で死去。
  2. ^ 辰子は1903年(明治36年)生まれ、中山姓。星野立子と同じ辰年で、東京の富士見台小学校で立子が鎌倉へ引越すまでの暫くを同級生として過ごしている。八瀬女の号で「ホトトギス」に投句してもいる。1946年(昭和21年)6月発疹チフスで急逝、虛子は《美しきさうびを君の夏花とす》という弔句を爽波に送り、虛子庵で追悼句会を催した。
  3. ^ 敬直は、出自を丹波国丹波氷上城を築いた戦国武将・波多野宗高の末裔と称している。
  4. ^ 中山姓。薩摩藩城代家老の家系であった。
  5. ^ 爽波は、「ホトトギス」1941年4月号に、仲間の前島秋香とともに、「学習院木犀会」という句会紹介文を書いている。
  6. ^ 三島は当時のことを「青」創刊号(1953年10月号) に「『恥』」という題で寄稿している。《ナプキンの角鋭しや冬薔薇》は、爽波が記憶している当時の三島の句である。(『波多野爽波全集 第三巻』p.22)。「青」への寄稿は「恥」を含めつごう四回、角川書店「俳句」昭和43年10月号の爽波特集にも「人と作品」を寄稿している。
  7. ^ 爽波は講演を「ホトトギス俳句は、誤解を恐れずに一言に言えば、古い。若い作者がこれを安易に肯定していては駄目です」と切り出した。ただし、「かつらぎ」主宰の阿波野青畝は、この講演を諾う葉書を爽波へ送っている。
  8. ^ 宇佐美魚目馬場駿吉・長岡一彫子・神尾季羊・本郷昭雄・友岡子郷神尾久美子が受賞している。


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