沈金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 02:31 UTC 版)
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漆面に対して刃物で文様を彫り、この痕に金箔、金粉を押し込む[1]。かつては中国、タイ、インドなどでも行われたが、現代では日本で最も盛んに行われており、国内の地域では、石川県輪島市を中心とする北陸地方。秋田県湯沢市、福島県会津若松市を中心とする東北地方。沖縄県には琉球沈金があります[2]。特に会津塗や輪島塗でよく使われる技法である。箔や、金粉の代わりに顔料を埋め込む場合も有る。また、彫ったままで、何も埋め込まない場合は沈金とは言わずに「素彫り」と言う。中国名は、鎗金(そうきん。戧金と書く文献もある)[3]。
沈金の技術者
- 前大峰
- 前史雄
- 水尻清甫
- 水尻幸太
出典
関連項目
脚注
- ^ “chinkin”. Example: 2022-10-27閲覧。
- ^ a b 『沈金の圖工:基本・運刀 其ノ壱』Independently published、6頁。ISBN 979-8408068937 。
- ^ “沈金 文化遺産オンライン”. 2022年10月27日閲覧。
- ^ “箔置き技法 | chinkin”. 2022年12月27日閲覧。
外部リンク
- 文化遺産オンライン
- 指定文化財等データベース(文化庁)
- 輪島塗 沈金 - 石川新情報書府
- 沈金 | 輪島塗
- 1 沈金とは
- 2 沈金の概要
沈金と同じ種類の言葉
- >> 「沈金」を含む用語の索引
- 沈金のページへのリンク