有馬啓太郎 有馬啓太郎の概要

有馬啓太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 02:06 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

来歴

元は雑誌『ファンロード』の常連投稿者(ローディスト)で、同誌の海外旅行ツアー企画「ゲゲボツアー」にて何度かレポート漫画を寄稿し、人気を集める。これまで彼が手掛けてきた作品の中でも、『月詠』は特に有名。この作品はテレビアニメ化され、2004年 - 2005年にかけてテレビ東京テレビ大阪の2局で放送された。また、商業誌での執筆だけでなく同人誌の制作・発行もしている。

「日本ワルワル同盟」というサークルを古くから主宰し、コミックマーケットコミックレヴォリューションなど規模の大きい同人誌即売会で執筆誌の頒布を行っている。

阪神タイガースのファンでもあり、応援同人誌を発行したこともある。

漫画家との間に親交が多い人物で、アニメのアイキャッチを漫画家・イラストレーターが描くという企画に自分の友人が参加したというのを聞いて、同様の事を『月詠-MOON PHASE-』でもエンドカードという形で行うことを発案、知己の作家に自ら執筆依頼をした[1][2]。その後、『月詠 -MOON PHASE-』を手掛けたシャフトの作品では、この形式のエンドカードを使用することが恒例になった。

交友関係のある漫画家に赤松健がおり、彼の漫画作品『ラブひな』に登場する主人公・浦島景太郎の名前のモデルにもなっている。

Dr.モローも親交の深い一人で、彼の漫画作品に本人役で出演することも少なくない。

ライトノベル作家の谷川流とも親交があり、有馬曰く、「『東方Project』を強く勧められた」とのこと[3]

執筆作品一覧

エロ漫王(海王社
全1巻。商業誌デビュー作で、この時は有馬(ピーッ)太郎名義で執筆していた。
お気楽極楽ノストラざまス(ワニブックス
全2巻。『コミックガム』で連載。
アストロ巫女さん
エース桃組』'02 Summer号にて掲載された漫画。同誌作家陣によるアンソロジー本『ぷちモモ 〜ねこさんちーむ〜』(角川書店)に収録されている。
月詠(ワニブックス)
1999年から『コミックガム』で連載がスタートし、2009年1月まで連載された。単行本は全16巻。2004年にアニメ化されてネコミミブームを巻き起こし[要出典]、「ネコミミモード」という流行語も生まれた。
うりポッマッグガーデン
2004年に『コミックブレイドGUNZ』Vol.2に掲載後、『コミックブレイドMASAMUNE』にて連載されたが、同誌が2007年6月に廃刊されたことにより、雑誌連載ではなく単行本描き下ろしという形に移行する。2007年1月現在、単行本2巻まで刊行。2007年6月にフロンティアワークスからドラマCD化された。
ちぇりパラ-Million Paradox-
電撃大王GENESISアスキー・メディアワークス)2010 WINTER(創刊号)、2010 SPRING(2号目)、2010 AUTUMN(4号目)にて掲載。
かみわたし〜神様の箸渡し〜
全2巻。『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)2011年9月号より2012年8月号まで連載。
AKIBA'S TRIP2株式会社アクワイア
公式サイトのニュースブログにて『謎の-if-マンガ』を掲載[4]

単行本一覧




  1. ^ New type2010年9月号P.134より。
  2. ^ ただし武内崇Niθなど、何人かは全く面識がない。
  3. ^ 「『東方Project』が可能にしたもの―プラットフォームとしての<東方>」 - コンテンツ文化史学会 第3回(2011年)大会「オタク・ファン・マニア」シンポジウム、2011年12月3日。ニコニコ生放送によるアーカイブ
  4. ^ 謎の-if-マンガをちょい見せ | AKIBA'S TRIP2(アキバズトリップ2)公式サイト 2014年2月7日閲覧


「有馬啓太郎」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「有馬啓太郎」の関連用語

有馬啓太郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



有馬啓太郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの有馬啓太郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS