コミックレヴォリューションとは? わかりやすく解説

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コミックレヴォリューション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/21 05:50 UTC 版)

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コミックレヴォリューション(Comic Revolution)は、コミックレヴォリューション準備会が主催した、ジャンルを問わない同人誌即売会である[1]。愛好者は略してレヴォCレヴォ[1]などと呼ぶこともある。希に、コミックレリューションと書籍等に書かれているものがあるが、正しくは記事名の通りである。1987年1月から開催され、2005年4月24日に開催した"Comic Revolution37 FINAL"をもってその歴史に幕を下ろした。

概要

コミックマーケット(コミケ)と同様、ボランティアによる開催であり、企業による開催ではない。「オールジャンル同人誌即売会」を標榜しており、総合型独立系即売会として37回開催された。入場時に「サークルカタログ」の購入が義務づけられており、事実上の有料入場制をとっていた。当初は男性の参加者が少なかったが、1989年の第6回に男性に人気の高いサークルが参加してのち徐々に男性参加者が増えていった[1]。1994年のコミックシティ in幕張の中止に端を発した表現規制の流れの中で、企業イベントが男性向けの性表現に対し厳しい態度を示したのに対し、当イベントは男性向け同人誌に寛容な姿勢をとった。そのため、後期には主に男性向け同人誌を制作するサークルが多く集まるようになった。

春と秋の年2回開催。会場は池袋サンシャインシティを使用。ただし、33と35の2回(2003年4月29日と2004年4月29日)は東京ビッグサイトで開催し、女性向サークル中心の同人誌即売会「コミックルネッサンス」を併催した。

終了後

当イベントの終了は、年2回のコミックマーケットの間を埋める男性向けのオールジャンル即売会が、東京地区から消滅することも意味した。このため、春・秋にこのイベントの後を埋める同種の即売会が複数立ち上がり、「ポストレヴォを巡る動き」として注目された。しかし、ほとんどは数回の開催にとどまり、長らく開催されていたサンシャインクリエイションも2014年をもって4月開催を取りやめたため、現在では2007年から開催されているCOMIC1(長らく春のみ開催だったが、2017年以降は秋にも開催)のみとなっている。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 阿島俊『同人誌ハンドブック』、久保書店、1994年1月、P231。

関連項目


コミックレヴォリューション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 02:49 UTC 版)

COMICパピポ」の記事における「コミックレヴォリューション」の解説

『コミックレヴォリューション』の名称で増刊号2007年4月より隔月刊発刊された。偶数11日発売B5判平綴じ定価630円。本誌廃刊に伴い4号廃刊となる。 キャッチコピーは「No.1萌えエロコミック」で、毎号表紙みさくらなんこつ担当また、同じくみさくらなんこつ巻頭カラー作品として『メイド in 学園ヘヴン』を連載。 巻中カラーには「ボククラスメイト」をテーマに、あずまゆき毎号4名ずつの人気イラストレーター・漫画家によるイラスト掲載編集スタッフ美少女文庫同社刊)の担当もおり、Vol.2より『メイドなります!』(三色網戸。)、Vol.3より『サムライガール』(助三郎)といった美少女文庫人気シリーズ漫画化開始された。

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「コミックレヴォリューション」を含む「COMICパピポ」の記事については、「COMICパピポ」の概要を参照ください。

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