暁で〜びる 概要

暁で〜びる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 18:26 UTC 版)

概要

かつては極東放送(現在のエフエム沖縄)で『ハイサイウキミソーチ 今日もミークハヤーは故郷の民謡で』のタイトルで吉田安盛・盛和子によって[注 1]平日の午前6時から7時まで放送されていたが、極東放送がエフエム沖縄に改組した際、放送時間を6時25分までに大幅短縮。さらに開局から一年後の1985年10月からは5時、1986年2月からは5時30分からになるなど放送枠が安定せず、3月末限りで降板し放送局を移籍、4月7日からラジオ沖縄で当番組が放送開始された[5]。開始当初は5時から6時までの1時間だったが、徐々に放送時間を拡大、名実ともにラジオ沖縄の早朝の顔となった。 なおFM沖縄の番組は別パーソナリティによって続けられたが24時間放送の休止に伴い安盛・盛夫婦降板半年後の1986年9月30日で終了している。

番組内のトークはすべてウチナーグチ(沖縄方言[注 2])で[1]、音楽はすべて琉球民謡というスタイルである。最近ではJ-POP系オキナワンアーティスト(BEGINかりゆし58パーシャクラブ上間綾乃など)や護得久栄昇FECオフィス所属のお笑いコンビ・ハンサムの金城博之のキャラクター)の音楽もまれながらかかることもあるが、あくまでも民謡リクエスト番組であるため、かかるのは沖縄民謡調に該当するものに限られている。

2009年4月5日から2012年5月27日までは日曜5:00〜6:00に兄弟番組として『サンデー島唄でーびる』が放送されていた。こちらも「盛和子・吉田安敬」の親子コンビにより進行している[要出典]

番組開始からお便り・リクエストははがき封書のみ受付だったが、2010年からは電子メールでも受付開始した。また、この頃からラジオネームの使用も認めている。電子メール解禁後、メールでの投稿が増えてきたため、月曜~金曜の6時台前半にメールでのメッセージコーナーを設けている(後述、タイムテーブル参照)が、リクエスト曲の採用は基本的にはがき・封書を優先として扱っている。ただし、番組内でメールアドレスとはがきでの宛先の紹介は基本的に放送されないが、たまに月に1回程度で宛先を紹介することもある[要出典]

毎年12月25日に放送されている『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』の放送時でも通常通りに放送される。

また、番組ではウチナーグチによるスポンサーのCM読み上げが行われるのも特徴で、基本的に盛が読み上げる生CMが放送される[3]。そのスポンサー数は、早朝のローカル生ワイド番組としては異例の15社(平日・土曜とも2022年時点)で[4]、その中には放送開始当初から提供している個人商店から県内大手企業まで大小様々な企業スポンサーが連ねており、全スポンサーの約半分が生CMで構成されている。また、6時の時報CMでは琉球新報が発行する関連新聞(小中学生新聞「りゅうPON」、以前は新報スポニチ)が必ず流れる。その関係から、沖縄県域エリア対象の放送局では午前5時台・6時台唯一の自社制作生番組ということもあり、また、県内民放ラジオ個人聴取率調査でも同時間帯でトップに躍り出ていることから[注 3]、人気番組かがうかがえる。パーソナリティが所属する盛芸能関連情報やラジオ沖縄が主催・後援のイベント告知や番組の宣伝(主に民謡関連や、『華華天国』内包で放送中の「ハイタイ!美ら菜タイム」のメール募集など)、当番組とのタイアップ商品の案内に際しても、生CM同様ウチナーグチで頻繁に紹介している[要出典]

このように全編をウチナーグチで構成しているが、台風や地震など気象警報が発令した場合やミサイル発射などの有事で沖縄県内で影響が出ると予想された場合はそのまま原稿を読むか、ラジオ沖縄アナウンサーが出演してアナウンスする。


注釈

  1. ^ のちの暁でーびるのように全ての放送曜日を担当していたわけではない
  2. ^ ただ、標準語が出ることもしばしばある。
  3. ^ ラジオ沖縄2019年10月~12月タイムテーブル「ラジオ沖縄の聴かれ方2019」から。2019年10月1日閲覧
  4. ^ CS放送「はいさい!ラジオ506」でも同時放送されていた時期にはウチナーグチによる挨拶の後、吉田安盛が「また、全国で“はいさい!ラジオ506”をお聴きのみなさん、おはようございます」と標準語による全国のリスナーに向けた挨拶も行なっていた。
  5. ^ 平日の後番組『SPLASH!!!』のコーナー「いいね!アッチャーウォッチャー」でも地域面の話題を紹介している。出演者がラジオ沖縄アナウンサーやフリーのキャスターなどが担当のため、当然ながら標準語で紹介している。また、沖縄方言による地域の話題・ニュースは、お昼の『ティーサージ・パラダイス』内の「方言ニュース」でも行われている。
  6. ^ 過去に後番組の『SPLASH!!!』内の企画ネットコーナー『JFマリンバンク海の天気予報』(~2019年3月29日)でも那覇の満潮・干潮・潮回りを紹介していた。スポンサー降板後は一般の天気予報となり、潮の干満情報は紹介していない。
  7. ^ ほかに、浜村淳がパーソナリティを務めるMBSラジオの『ありがとう浜村淳です』(「~土曜日です」も含む)も該当する。
  8. ^ ただし、メッセージについては、はがきではリクエスト曲が書かれていない場合取り扱わない。また、土曜日はメールでのリクエスト・メッセージは休止している。
  9. ^ ただし、ラジオ沖縄はこのツアーの企画に関わっていない。

出典






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