旧日光市庁舎本館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 14:02 UTC 版)
建築
城郭(天守閣)風の入母屋造で[3]、地上4階建て[4]、高さ8 mの石垣の上に建つ[1][7]。木造建築物であり、当時としては珍しいベイマツを建材に採用している[6]。屋根には千鳥破風[1]を載せ、波の上に龍が乗った彫刻が施されている[1]。元は屋根に金のしゃちほこが載っていた[1]。縦型の上げ下げ窓、間仕切り、階段は洋風であるが、手すりの手すり子・笠木などに彫刻があり、金粉で仕上げている[1]。
参考文献
- 岡田義治・市田登『栃木の近代化遺産を歩く―建築に見る明治・大正・昭和―』随想舎、2020年4月24日、166頁。ISBN 978-4-88748-381-1。
- 『新市公共施設の名称(新旧対照表)』組織編制専門調整チーム、2006年1月、21頁。
- 『図書館要覧 平成20年度』日光市、2008年、43頁。
関連項目
- ^ a b c d e f g 岡田・市田 2020, p. 95.
- ^ a b c d e f g h i j k l 岡田・市田 2020, p. 94.
- ^ a b c 岡田・市田 2020, pp. 94–95.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “景観重要建造物・樹木”. 日光市建設部都市計画課都市計画係 (2020年2月4日). 2022年3月6日閲覧。
- ^ a b c "「ガラス乾板」ネガ、小林さんが市に寄贈 日光市役所庁舎建設の様子を撮影"毎日新聞2004年7月14日付朝刊、栃木版26ページ
- ^ a b c d 服部肇「外国人宿舎用に建設→庁舎に 旧日光市役所の一部公開」朝日新聞2010年4月15日付朝刊、栃木版31ページ
- ^ a b 「9件を有形文化財に 文化審議会 文科相に答申」読売新聞2005年11月19日付朝刊、栃木2、32ページ
- ^ 日光市 2008, ページ番号なし(日光市の概要).
- ^ 組織編制専門調整チーム 2006, p. 2.
- ^ “栃木県日光市 旧日光市役所日光総合支所 改修工事 文化遺産”. リフォームの森 (2020年10月11日). 2022年3月6日閲覧。
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