愛育病院 診療

愛育病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 05:49 UTC 版)

診療

診療科は小児科産婦人科新生児科麻酔科小児外科小児精神科・女性内科・女性外科・放射線科・女性ドック。病床数は160床。2014年(平成26年)の分娩数は1,781件(移転前)。

出産に関する医療に専門的に取り組んでおり、特に、妊娠後期から新生児早期までの周産期医療では全国有数の施設を備えている。1999年平成11年)には、新生児集中治療室(NICU)や母体・胎児集中治療室(MFICU)も整備し、東京都から周産期医療の専門病院として地域で中心的な役割を担う「総合周産期母子医療センター」の指定を受けるなど、最先端設備によってリスクの高い出産への対応も可能である。「自然なお産」を方針に掲げており、産後の母体の回復を見てできるだけ早期に母子同室とするなどの特色がある。

略史

  • 1938年(昭和13年)12月13日 - 「愛育医院」(小児科)として開設
  • 1940年(昭和15年) - 産科を設置
  • 1949年(昭和24年) - 愛育病院に改称
  • 1996年(平成8年) - 皮膚科(小児専門)外来設置
  • 1997年(平成9年) - 心理福祉室設置
  • 1999年(平成11年) - 内科・麻酔科設置、東京都の「総合周産期母子医療センター」に指定
  • 2002年(平成14年) - 小児外科設置
  • 2009年(平成21年) - 36協定未締結が発覚。三田労働基準監督署労働基準法に基づく是正勧告
  • 2015年(平成27年) - 東京都港区芝浦1丁目に移転[5]

医療機関の指定等

近隣の施設


注釈

  1. ^ 本院で出産した女性達の出産事情や生活レベルをルポした書籍に『愛育ママの秘密』(桜井美貴子著 ブックマン社 2007.3)がある。
  2. ^ なお、旧施設が「愛育クリニック」となった後も旧施設最寄りの交差点は「愛育病院前」のままとなっており、注意を要する。

出典

  1. ^ 母子愛育会の歩み
  2. ^ 特殊ミルク事務局
  3. ^ 愛育病院移転整備について
  4. ^ 施設紹介
  5. ^ 病院移転整備について”. 愛育病院. 2015年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月7日閲覧。


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