女流王位戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 16:42 UTC 版)
女流王位戦(じょりゅうおういせん)は、新聞三社連合、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)が主催する[1]将棋の女流タイトル戦。1989年秋に創設。主に5月から6月にかけて挑戦手合制の五番勝負が行われ、その勝者には女流王位のタイトル称号が与えられる。
注釈
- ^ 女流王位戦と王位戦、囲碁の天元戦の主催者としての新聞三社連合(「三社」と略される)は、東京の新聞三社連合事務局を窓口として、北海道新聞社、中日新聞社、西日本新聞社、東京新聞(中日新聞東京本社)の3社(4紙)に、神戸新聞社と徳島新聞社を加えた5社(6紙)の共催を意味する。
- ^ この挑戦者決定までのシステムは、王位戦と基本的に同じである(ただし、リーグ残留者の人数は異なる)。
- ^ 第23期・第24期女流王位戦五番勝負出場の里見香奈(奨励会会員のため、女流枠から(男性)棋戦への参加資格を持たない)が該当する。第54期王位戦(第23期女流王位戦の枠)では清水市代が、第55期王位戦(第24期女流王位戦の枠)では中井広恵がそれぞれ代わって出場した。
- ^ 第4期(1993年度)から予選通過者は6名。第7期(1996年度)と第35期(2024年度)はリーグ残留者の引退で欠員が1名発生し、予選通過者を7名に増やしている。
- ^ 五番勝負の時期は第3期(1992年)までは4月(第3期は5月から)- 6月、その後、第20期(2009年)までは9月(あるいは10月)- 11月であった。2010年からは女流王将戦との兼ね合いや年間の対局スケジュールの分散のため、5月 - 6月へ移動した。
- ^ 第10期(1999年)より [1]。第9期までの持ち時間は各3時間であった。
- ^ a b リーグ成績は「残留相当」であったが、現役引退により次期リーグは不参加。リーグ欠員分は予選枠を増やしている。
- ^ a b 前期リーグ残留者の引退に伴う欠員が発生したため、予選枠を増やしている。
出典
- ^ 「第23期女流王位戦五番勝負第3局-里見香奈、史上2人目の女流四冠に!」 『将棋世界』 2012年8月号、99頁。
- ^ 【女流王位戦】プレイバックイーン1・1989年秋に新タイトル戦創設を告知
- ^ a b c 『女流棋士の本』p146-147
- ^ 北海道新聞 2012年10月17日朝刊
- ^ 女流王位戦 - 日本将棋連盟公式サイト 2015年1月24日閲覧
- ^ 『週刊将棋』2013年2月27日号、6面。
- ^ https://shogipenclublog.com/blog/2013/03/23/屋敷伸之七段(当時)「結局はオレの腹に入る」 将棋ペンクラブログ
- ^ 【第20期女流王位戦第2局】石橋女流王位、痛恨の反則負け
- ^ 第22棋 特集対談 - 女流王位戦中継サイト
- 1 女流王位戦とは
- 2 女流王位戦の概要
- 3 歴代五番勝負
- 4 通算成績
- 5 エピソード
- 女流王位戦のページへのリンク