台湾の教育 概要

台湾の教育

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 23:11 UTC 版)

概要

台湾の教育の形態は、1968年に政府が義務教育期間を9年と定めた事により確立された。6年制の国民小学(略称は国小。日本の小学校に相当)及び3年制の国民中学(略称は国中。日本の中学校に相当)を義務教育と定めている。

義務教育を卒業した95%以上の生徒が、3年制の普通型高級中等学校(略称は高中。日本の普通科高等学校に相当)或いは技術型高級中等学校(略称は高職専門学科高等学校に相当)へと入学試験を経て進学している。

高等教育は現在ある172大学院校によって提供される。每年12万名が1月末から2月初に実施される全国統一の大学学測を経て、11万名の受験者が7月1日から7月3日に実施される大學分科測を目指す。これとは別の受験者が4月中旬に参加する四技二専統測中国語版が存在している。台湾には153所大学院校が研究所(日本の大学院に相当)を設置し研究者養成を実施しているが、海外留学を目指す学生も少なくない。

国立アカデミーとして、中華民国総統府の配下に中央研究院が存在する。

教育体系

ハイライト部は義務教育

年齡 一般教育 特殊
教育
進修
教育
学齢
28 研究所
博士
23
27 研究所
博士班
22
26 インターン 研究所
博士班
研究所
博士班
21
25 研究所
碩士
研究所
博士班
20
24 七年制大学
(漢方医学系の一部)
研究所
碩士班
研究所
碩士班
19
23 六年制大学
(医学系、歯科医学系、獣医学系など)
研究所
碩士班
空中大学 18
22 五年制大学
(法律系、建築系、教育系の一部)
実習期間 17
21 大学
(一般大学)
4年制技術学院/
科技大学(四技)
2年制技術学院/
科技大学(二技)
進修学院 16
20 15
19 二年制専科学校
(二専)
五年制
専科学校
(五専)
進修専校 14
18 13
17 普通型高級中等学校
(高中)
技術型高級中等学校
(高職)
高中職
特殊学校
高級中等進修学校 12
16 11
15 10
14 国民中学
(国中)
国中
特殊教育
国中補校 9
13 8
12 7
11 国民小学
(国小)
国小
特殊教育
国小補校 6
10 5
9 4
8 3
7 2
6 1
5 幼稚園 幼稚
特殊教育
4
3

中等教育まで

後期中等教育


  1. ^ 大專校院概況統計 111 學年度”. 2023年10月16日閲覧。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「台湾の教育」の関連用語

台湾の教育のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



台湾の教育のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの台湾の教育 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS