人吉機関区 人吉機関区の概要

人吉機関区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/08 19:10 UTC 版)

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旧人吉機関区機関庫(人吉駅ホームより)

人吉駅に隣接して設置され、肥薩線・湯前線(現くま川鉄道湯前線)で運用される機関車気動車が配置されていた。

旧人吉機関区構内は現在も「SL人吉」等の肥薩線で運用される車両の留置線があるほか、くま川鉄道の車庫も置かれている。旧機関区の石造機関庫が現存しており、経済産業省より「近代化産業遺産」のひとつに認定されている。(後述)

沿革

主な所属車両

機関車

気動車

所属車両の車体に記されていた記号

  • 機関車:「人」 - 「人吉」を意味する「人」からなる。
  • 旅客車:「熊ヒト」 - 「熊本鉄道管理局」を意味する「熊」と人吉の電報略号の「ヒト」からなる。

人吉機関区車庫

車庫は1911年(明治44年)の建築で、石造平屋建て、幅16.4m、奥行50.8m。庫内には3線が引き込まれており、検修整備が行われる。石造の機関庫として現存し2009年現在も使用されているのは国内唯一となっており、経済産業省より「人吉機関区車庫」として近代化産業遺産の一つに認定されている。また、国土交通省九州運輸局より「JR九州人吉機関車庫」として九州遺産(近現代遺産)に認定されている。

脚注

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関連項目

外部リンク


  1. ^ 鉄道ジャーナル』第21巻第14号、鉄道ジャーナル社、1987年12月、 58頁。


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