京田辺駅 ダイヤ

京田辺駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 16:30 UTC 版)

ダイヤ

1時間に4本の快速・区間快速が停車する。平日朝は本数が多くなる。

当駅を始発・終点とする電車が朝と夕方ラッシュ時以降に設定されている。停車する電車は、ドアの横のボタンで乗り降りする。ただし、当駅到着後に回送扱いの電車は自動で開く。

2002年(平成14年)3月23日から2010年(平成22年)3月12日までは、木津駅 - 当駅間は4両編成、当駅から京橋方面は7両編成で運行されていたため、当駅で列車の切り離し・増結作業が行われていた。翌13日からは全区間7両編成での運転となったため、当駅での列車の切り離し・増結作業は廃止された。

利用状況

「京都府統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1999年 3,701
2000年 3,753
2001年 4,082
2002年 4,995
2003年 5,411
2004年 5,633
2005年 5,805
2006年 6,063
2007年 6,293
2008年 6,510
2009年 6,315
2010年 6,060
2011年 6,027
2012年 6,044
2013年 6,066
2014年 5,964
2015年 6,112
2016年 6,134
2017年 6,252
2018年 6,304
2019年 6,399
2020年 4,964
2021年 5,285
2022年 5,748

駅周辺

駅のある京田辺市は、最高級茶葉である玉露の産地で有名。駅西方には一休さんこと一休宗純ゆかりの酬恩庵一休寺)、南方には田辺公園等の施設がある。

駅東側に国鉄C11形蒸気機関車の動輪1対とナンバープレートが置かれている。かつてここに静態保存されていた324号機のもの。なお、同機の運転室部分は梅小路蒸気機関車館(現・京都鉄道博物館)に移設された。

将来的に当駅から奈良線長池駅とを結ぶ「片奈連絡線」の建設構想があり、1989年5月に出された、運輸政策審議会答申第10号では、「2005年までに整備すべき路線」として挙げられていたが、2004年10月の近畿地方審議会答申第8号には盛り込まれておらず[14]、それ以後も建設へ向けた大きな動き・進展はみられていない[15]

田辺駅東隣に保存されていた C11324号機(1980年)
  • 京田辺市役所
  • 京都府田辺総合庁舎(山城北保健所綴喜分室・山城北農業改良普及センター・山城北土木事務所)
  • ハローワーク京都田辺(京都田辺公共職業安定所)
  • 京田辺市立中央図書館
  • JA京都やましろ
  • CIKビル(商工会館)
  • 田辺中央病院
  • 京都府立田辺高等学校

バス路線

京阪バス京都京阪バス奈良交通の停留所がある。

停留所は、駅東口のロータリーと、東の道路上3ヶ所にあるが、東口ロータリーは10時から16時までしか停車しない。

停留所名は、京阪バス・京都京阪バスは「JR京田辺」、奈良交通は「京田辺駅」(奈良交通)。

  • ロータリーの停留所を経由する便
    • 京阪バス67D号経路のうち10時から16時までの便(土休日は樟葉駅行きのみ)と椿本チエイン行き直通。
    • 京都京阪バス62号経路(緑苑坂)のうち、10時から16時までの便。
    • 奈良交通の京田辺市東部循環。
  • 駅東の交差点北の停留所を経由する便
    • 京阪バスのうち、松井山手駅発着・経由のもの(ロータリーの停留所を経由する時間帯及び、64号経路を除く)。
  • 駅東の交差点から南へ行ったところにある停留所を経由する便
    • 京阪バスの松井山手駅(64号経路のみ)・石清水八幡宮駅・京田辺市役所・茂ケ谷・穂谷・クレイン京都行き。
    • 京都京阪バスの維中前・工業団地・緑苑坂行き(62号経路のうちロータリーの停留所を経由する時間帯を除く)。
    • 奈良交通の同志社大学デイヴィス記念館行き。

  1. ^ a b “奈良線桃山-藤森間 新駅名は「JR藤森」”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 5. (1997年1月20日) 
  2. ^ a b c d e 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-123-6 
  3. ^ a b 京田辺駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月1日閲覧。
  4. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、354頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 「日本国有鉄道公示第394号」『官報』、1970年9月28日。
  6. ^ 「通報 ●片町線祝園及び田辺駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月28日、16面。
  7. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-120-1 
  8. ^ “市の玄関口にふさわしい駅 京田辺駅 平成14年春の開業をめざす”. 広報京田辺 第424号 (京都府京田辺市): p. 1. (1999年11月1日). オリジナルの2022年5月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220512103528/https://www.city.kyotanabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000011/11344/H111101-424_2017071014364653.pdf 2022年11月10日閲覧。 
  9. ^ “JR京田辺駅 3月11日から仮駅舎で営業”. 広報京田辺 第428号 (京都府京田辺市): p. 1. (2000年3月1日). オリジナルの2022年5月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220512103445/https://www.city.kyotanabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000013/13991/H120301-428.pdf 2022年11月10日閲覧。 
  10. ^ 「新駅舎(JR片町線)完成祝う 橋上化、線路またぐ自由通路 京田辺」『京都新聞』京都新聞社、2002年2月3日、朝刊、25面。
  11. ^ a b “学研都市線 高速化・輸送力増強工事など終わる さらに便利に”. 広報きょうたなべ (京田辺市): p. 1. (2002年3月1日). オリジナルの2022年5月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220512103511/https://www.city.kyotanabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000000/89/020301.pdf 2022年10月11日閲覧。 
  12. ^ 京田辺駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月27日閲覧。
  13. ^ a b 京田辺駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月23日閲覧。
  14. ^ 片奈連絡線(未来鉄道データーベース)
  15. ^ 関西文化学術研究都市の建設に関する基本方針 第8章 公共施設、公益的施設、住宅施設 その他の施設の整備に関する基本的事項(イ・鉄道の項参照)


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