中区 (岡山市) 概要

中区 (岡山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 14:48 UTC 版)

概要

中区は区域の北部に龍ノ口山、ほぼ中央に操山(みさおやま)があり、西端には北区南区との境界にもなっている旭川、東は東区との境界になっている旭川放水路の百間川が流れている。区域の北部、龍ノ口山から操山にかけては旭川によって形成された平野市街化区域に指定されており、城下町の一角を担っていた門田・東山地区、JR山陽本線国道250号(旧国道2号)が通る高島東岡山地区は住宅が密集している。一方で区域の南部、操山から児島湾沿岸にかけては江戸時代に造成された干拓地であり、現在でも田畑が多く存在しているものの、国道2号岡山バイパスが通り、新岡山港が整備されているため、岡山県トラックターミナルをはじめとした物流拠点が設けられており、農地が宅地や工場へと転用されつつある。

このように、都市化が進行しているにもかかわらず、龍ノ口山、操山、百間川などを擁し、祇園地区には天然記念物であるアユモドキホタルの生息地が存在するなど、比較的豊かな自然環境を保っている。

行政区データ
  • 区役所:中区浜三丁目[1]
    ※2016年12月26日に旧RSKメディアコム敷地内に新庁舎へ建替移転[2]
  • 中学校区:東山、操山、操南、富山、竜操、高島
  • 区長:信木 修

人口

中区(に相当する地域)の人口の推移
2005年(平成17年) 138,949人
2010年(平成22年) 142,237人
2015年(平成27年) 146,232人
総務省統計局 国勢調査より

地理

旭川さくらみち
  • 河川
    • 一級河川
      • 旭川:区域の西端を流れ、児島湾に注ぐ。北区および南区との境界にもなっている。
      • 百間川(旭川放水路):区域の北部で旭川から分流し、操山北麓に添うように東流。東岡山地区で南流し、児島湾に注ぐ。南流部はおおむね東区との境界になっている。
    • 龍ノ口山(257m)
    • 操山(169m)

  1. ^ 中区の市民に、いち早く区役所の場所を知ってもらうため、住民票交付などの一部業務が2009年(平成21年)3月2日から先行実施されていた。
  2. ^ “岡山市中区役所新庁舎で業務開始 避難所となるホールや備蓄倉庫新設”. 山陽新聞. (2016年12月26日). http://www.sanyonews.jp/article/466311/1/ 2016年12月26日閲覧。 
  3. ^ 2010年(平成22年)11月29日の開設に伴い、操南連絡所(岡山市中区倉富)は廃止。
  4. ^ 2010年(平成22年)9月27日の移転に伴い、新岡南連絡所(岡山市中区江崎)は廃止。
  5. ^ 2010年(平成22年)10月4日に、連絡所から市民サービスコーナーに改称。
  6. ^ 2011年(平成23年)12月26日に、東山プール駐車場跡に新築移転。
  7. ^ 祇園地区は、北区と中区の両方の区域にまたがっている。
  8. ^ 2015年1月31日、住居表示により清水・中井の各一部より成立。





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