ローゼンメイデン スピンオフ

ローゼンメイデン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 23:03 UTC 版)

スピンオフ

漫画

ニコイチメイデン
ローゼンメイデン15周年に合わせて、ウルトラジャンプ誌上で連載されたカラーイラスト企画。全7回。薔薇乙女7人から2人をチョイス(=ニコイチ)したイラストで、衣装は全員が白いセーラー姿。プラスワンの〆は7人勢揃いの一枚絵となり、ウルトラジャンプ2017年10月号の表紙を飾った[5]。愛蔵版に収録。
Rozen Maiden Entr'acte(ローゼンメイデン アントラクト)
公式アンソロジーコミック。2005年11月24日に幻冬舎コミックスより発売された。ローゼンメイデンファンの作家陣によって構成されており、PEACH-PITは参加していない。諸般の事情により、初版のみで絶版
ローゼンメイデン dolls talk(ローゼンメイデン ドールズ トーク)
原作はPEACH-PIT、漫画はかるき春が担当。スピンオフのショートコメディ。『りぼん』2012年1月号より2014年4月号まで連載、および『りぼんスペシャル』2014年春号に掲載された、雛苺と真紅(特に雛苺)をメインにドール達のほのぼのした日常が描かれる。
まいてはいけないローゼンメイデン
原作はPEACH-PIT、漫画はちょぼらうにょぽみが担当。スピンオフの無軌道ギャグ。作風をキャラ崩壊に徹したギャグ漫画になっており、帯には「PEACH-PIT先生の許可は貰っています」と注記してギャグにしている。『ミラクルジャンプ』No.12よりNo.15まで隔月連載され、同誌休刊後は『となりのヤングジャンプ』でWEB連載され、『ミラクルジャンプ』復刊第1号に「最後の特別編」が掲載されて単行本化。さらに『ウルトラジャンプ』2016年10月号に単発話「絶対にまいてはいけないローゼンメイデン」が掲載された。
  • 〈ヤングジャンプコミックス〉、単巻
    まいてはいけないローゼンメイデン ISBN 978-4-08-879823-3 (2014年4月18日発売)
ローゼンメイデントリビュート
2013年にヤングジャンプ誌上で行われた、作家陣によるイラスト企画。メンバーは小畑健久米田康治矢吹健太朗横槍メンゴ宇木敦哉ちょぼらうにょぽみTNSK石田スイ。ウルトラジャンプ2016年3月号に付録小冊子としてまとめて再録された(新規有)[6][7][8][9]
サンリオコラボ
サンリオキャラクターがローゼンメイデンに扮したイラストが描かれた。クリアファイルとしてウルトラジャンプ2017年10月号に付録された[10]

小説

幻冬舎版ノベライズ『Die Romane Der Rozen Maiden(ディ ロマーネ ディア ローゼンメイデン)』
幻冬舎コミックスより刊行されている。文は日暮茶坊、表紙イラストはPEACH-PIT、挿絵はオトウフ[11]。漫画版とリンクするものの、物語はオリジナルである。また、多少、小説同士も話が繋がっている描写がある。1・2巻ともに、蒼星石と翠星石を間違えるといった誤植が存在する。また、原作でのりが8巻ラストで初めて知ったアリスゲームのことを既にのりに話したりしている。
  1. Schwarzer Wind(シュヴァルツェァ ヴィンド)(黒い風) - 2006年11月30日刊行
  2. kalkgrünAugen(カルクグルン アーゲン)(ライムグリーンアイ)が2007年6月29日刊行
集英社版ノベライズ
ジャンプ ジェイ ブックスより刊行されるノベライズの新シリーズ。小説は久麻當郎、表紙イラストはPEACH-PIT。主に原作を補完する内容で、過去の出来事を描いている。
ローゼンメイデン ツヴィリンゲ(Rozen Maiden die Zwillinge)
2013年7月19日発売。2013年の新アニメに合わせて発表された新ノベライズ第一弾。副題「ツヴィリンゲ」はドイツ語で「双子」の意。翠星石と蒼星石が結菱一葉の手によって目覚め、翠星石がジュンの家にやって来るまでのエピソード。
ローゼンメイデン ロートシュヴァルツ(Rozen Maiden Roth Schwarz)
2014年4月18日発売。副題「ロートシュヴァルツ」はドイツ語で「紅黒」の意。19世紀、大英帝国・オックスフォードを舞台に真紅と水銀燈の過去が明かされる。

注釈

  1. ^ PhaseとTALEが、愛蔵版にてepisodeとして通算カウントされる。幾つかの話は番外扱い。
  2. ^ 雑誌TV Brosゴスロリバイブルなどでもそのような形で本作が紹介されている。
  3. ^ 真紅はバーズ版単行本3巻収録の番外コラボギャグ短編でも鞄で飛行している。漫画で真紅が鞄で飛ぶシーンはこれのみである。
  4. ^ Mercury=水銀だが、この表現は英語寄り。ドイツ語だとMerkur(メルクール)となり、さらにQuecksilber(クヴェクズィルバー。英語ならクイックシルバー)と言う方が常用的。
  5. ^ ラピスラズリの綴りは基本的にドイツ語でも「Lapislazuli」である。誤植か意図的であるかの真偽は不明。
  6. ^ 「トロイメント」とは、動詞träumen(夢を見る)の現在分詞である。
  7. ^ 「Rosenkristall」(ローズクォーツ。バラ水晶)+「Rozen Maiden」の造語。
  8. ^ 副題は序曲の意。ドイツ語での正しい発音は「ウヴェルテューレ」だが、ドイツ語圏にも地方によって発音の違いがあり、オーベルテューレといった解釈も完全な間違いではない。2007年2月21日にDVD発売。
  9. ^ 後にMellowHeadレーベルは親会社のランティスの1レーベルとなる。
  10. ^ 同様の企画が後述の「水銀燈ファン決起集会」でも実施され、2005年年末のコミックマーケット69のTBSブースでそれらが展示された。
  11. ^ オーヴェルちゃん、新解釈ぅ〜』など。

出典

  1. ^ 『ローゼンメイデン STARTER BOOK』(デジタル無料試し読み版。2016年)。
  2. ^ a b 月刊ヤングジャンプ』2009年1月号、集英社、2008年12月11日、144頁。 
  3. ^ ゴシック&ロリータバイブル』vol49 54ページ。
  4. ^ a b “「ローゼンメイデン」20周年で愛蔵版が全7巻で登場!カバーは描き下ろし”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年5月10日). https://natalie.mu/comic/news/476879 2022年7月19日閲覧。 
  5. ^ “ローゼンメイデン15周年、薔薇乙女の2ショットイラストがUJに”. コミックナタリー (コミックナタリー). (2017年2月18日). https://natalie.mu/comic/news/221309 2019年10月4日閲覧。 
  6. ^ “ローゼンメイデンを久米田康治が描く!小説版も発売決定”. コミックナタリー (コミックナタリー). (2013年7月4日). https://natalie.mu/comic/news/94291 2019年10月4日閲覧。 
  7. ^ “小畑健が「ローゼンメイデン」のトリビュートイラスト執筆”. コミックナタリー (コミックナタリー). (2013年8月29日). https://natalie.mu/comic/news/98227 2019年10月4日閲覧。 
  8. ^ “「To LOVEる」の矢吹健太朗が「ローゼンメイデン」を描く”. コミックナタリー (コミックナタリー). (2013年9月26日). https://natalie.mu/comic/news/100127 2019年10月4日閲覧。 
  9. ^ “ローゼンメイデン新シリーズ、UJで始動!石田スイらのイラスト集めた冊子も”. コミックナタリー (コミックナタリー). (2016年2月19日). https://natalie.mu/comic/news/176738 2019年10月4日閲覧。 
  10. ^ “『ローゼンメイデン』×サンリオのコラボに大反響「ぬいぐるみとかあったら即完売しそう」”. ダ・ヴィンチニュース (ダ・ヴィンチニュース). (2017年9月18日). https://ddnavi.com/news/400493/a/ 2019年10月4日閲覧。 
  11. ^ ローゼンカウントダウン”. オトウフ/マテリアル (2013年6月4日). 2013年7月4日閲覧。
  12. ^ “スタッフ&キャスト”. ローゼンメイデン 公式ホームページ (TBSテレビ). (2006年). https://www.tbs.co.jp/anime/rozen/staffcast/ 2013年7月4日閲覧。 
  13. ^ “「ローゼン」真紅が思い通りにしゃべります NECの音声合成実験サイト”. ITmedia (アイティメディア). (2007年12月17日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/17/news024.html 2013年7月4日閲覧。 
  14. ^ SQUARE ENIX 『ローゼンメイデンとのコラボ開始!』”. 2020年10月20日閲覧。
  15. ^ 『Alice Closet(アリスクローゼット)』×「ローゼンメイデン」コラボ衣装第1弾がガチャに登場!さらにスペシャルイベント・ログインボーナスも開催中!”. PR TIMES (2021年4月13日). 2021年6月11日閲覧。
  16. ^ 『Alice Closet(アリスクローゼット)』×「ローゼンメイデン」コラボ衣装第2弾がプレミアムダイヤガチャに登場!さらにミュージアムにて期間限定カテゴリーも開催中!”. PR TIMES (2021年4月20日). 2021年6月11日閲覧。
  17. ^ “平成18年度人形感謝祭 あしや人形感謝祭実行委員会”. 芦屋町観光協会 (アイティメディア). (2006年). http://ashiya.or.jp/dolls/h18_dolls_fes 2013年7月4日閲覧。 
  18. ^ “あしや人形感謝祭レポート&ワールドホビーフェスティバル神戸#23写真館”. HI-TECH CARROT. (2006年5月1日). http://h-tc.net/article/3559998.html 2013年7月4日閲覧。 
  19. ^ “ローゼンメイデン展”. 夜想. http://www.yaso-peyotl.com/archives/2014/06/rm.html 2019年10月4日閲覧。 
  20. ^ “誕生15周年・ローゼンメイデン0-ゼロ-展”. 夜想. http://www.yaso-peyotl.com/archives/2017/08/rozen_0.html 2019年10月4日閲覧。 
  21. ^ “「ローゼンメイデン」15周年展が浅草で、大正ロマン風のドールも展示&販売”. コミックナタリー (コミックナタリー). (2017年8月29日). https://natalie.mu/comic/news/246604 2019年10月4日閲覧。 
  22. ^ “誕生15周年・ローゼンメイデン0-ゼロ-展in KYOTO”. 夜想. http://www.yaso-peyotl.com/archives/2018/01/rozen0_in_kyoto.html 2019年10月4日閲覧。 
  23. ^ “「ローゼンメイデン0-ゼロ-展」京都でも開催!新作カラーイラストも”. コミックナタリー (コミックナタリー). (2018年2月8日). https://natalie.mu/comic/news/268755 2019年10月4日閲覧。 
  24. ^ a b ネットに刺さった初の政治家 アキバは聖地 - 日本経済新聞
  25. ^ 自由と繁栄の弧. 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目9番7号: 幻冬舎. (2007). pp. P.296〜P.305. ISBN 978-4344013339 
  26. ^ 石塚良太「麻生太郎 直撃!ローゼンメイデン疑惑」『メガビ』第1号、講談社、2006年6月、p.40、ISBN 4-06-179591-0 
  27. ^ [1]
  28. ^ 伝説の“描かないマンガ家”は復活できるのか? 山本夜羽音がマンガ家復帰支援ファンドに登場|おたぽる
  29. ^ 表現規制問題からみる立憲民主党・日本共産党の敗北 - 一人ひとりが声をあげて平和を創る メールマガジン「オルタ広場」
  1. ^ Rozen Maiden 新装版/1|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  2. ^ Rozen Maiden 新装版/2|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  3. ^ Rozen Maiden 新装版/3|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  4. ^ Rozen Maiden 新装版/4|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  5. ^ Rozen Maiden 新装版/5|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  6. ^ Rozen Maiden 新装版/6|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  7. ^ Rozen Maiden 新装版/7|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  8. ^ ローゼンメイデン/1|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  9. ^ ローゼンメイデン/2|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  10. ^ ローゼンメイデン/3|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  11. ^ ローゼンメイデン/4|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  12. ^ ローゼンメイデン/5|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  13. ^ ローゼンメイデン/6|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  14. ^ ローゼンメイデン/7|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  15. ^ ローゼンメイデン/8|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  16. ^ ローゼンメイデン/9|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  17. ^ ローゼンメイデン/10|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月17日閲覧。
  18. ^ ローゼンメイデン0 -ゼロ-/1|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2016年11月18日閲覧。
  19. ^ ローゼンメイデン0 -ゼロ-/2|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2017年9月19日閲覧。
  20. ^ ローゼンメイデン0 -ゼロ-/3|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2019年9月10日閲覧。
  21. ^ ローゼンメイデン0 -ゼロ-/4|PEACH-PIT|ヤングジャンプコミックス|”. 2019年9月10日閲覧。
  22. ^ ローゼンメイデン愛蔵版/1|PEACH-PIT|愛蔵版コミックス|”. 2022年5月18日閲覧。
  23. ^ ローゼンメイデン愛蔵版/2|PEACH-PIT|愛蔵版コミックス|”. 2022年5月18日閲覧。
  24. ^ ローゼンメイデン愛蔵版/3|PEACH-PIT|愛蔵版コミックス|”. 2022年6月19日閲覧。
  25. ^ ローゼンメイデン愛蔵版/4|PEACH-PIT|愛蔵版コミックス|”. 2022年6月19日閲覧。
  26. ^ ローゼンメイデン愛蔵版/5|PEACH-PIT|愛蔵版コミックス|”. 2022年7月19日閲覧。
  27. ^ ローゼンメイデン愛蔵版/6|PEACH-PIT|愛蔵版コミックス|”. 2022年7月19日閲覧。
  28. ^ ローゼンメイデン愛蔵版/7|PEACH-PIT|愛蔵版コミックス|”. 2022年8月19日閲覧。






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