ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道 ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道の概要

ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 00:21 UTC 版)

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ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道
運行 1923–1948
前身 グレート・イースタン鉄道英語版
グレート・セントラル鉄道英語版
グレート・ノーザン鉄道
グレート・ノース・オブ・スコットランド鉄道
ハル・アンド・バーンズレイ鉄道英語版
ノース・ブリティッシュ鉄道
ノース・イースタン鉄道英語版
後継 イギリス国鉄
 東部局
 北部局
 スコットランド局
軌間 1,435 mm (4 ft 8 12 in)
全長 6,590マイル (10,610 km)
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当初 16 年間は、サー・ラルフ・ウェッジウッド (Ralph Wedgwood) が LNER の総支配人を務めた。

構成

LNER は多数の構成鉄道会社を統合して誕生したが、主要な鉄道会社は以下のとおり。

総路線長は6,590マイル(10,605km)であった。ノース・イースタン鉄道の規模が1,757マイル(2,828km)と最大であり、他にはノース・ブリティッシュ鉄道が1,378マイル(2,218km)、ハル・アンド・バーンズレイ鉄道が106.5マイル(171km)であった。

LNER はこの他、下記を有していた:

  • 蒸気機関車7700 輌、客車20,000 輌、貨車29,700 輌、電車140輌、電気機関車6輌、レイル・モーターカー1 輌
  • タービン船6隻、その他蒸気船36隻、河川用船舶および湖水蒸気船多数など
  • ドックおよび港 20箇所、イングランド北東沿岸の港、スコットランド東部の港、ハーウィッチ (Harwich) 及びロンドンの国際港
  • その他埠頭、桟橋
  • ホテル 23軒

ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道と共同で、LNER はイギリス最大の合弁鉄道であるミッドランド・アンド・グレートノーザン合弁鉄道を有していたが、その大部分は LNER の路線と競合していた。1936 年に、この合弁鉄道全体が LNER の鉄道網に組み込まれた。

地域

LNER は、その名が示す様に、ロンドンの北から東にあたる地域に路線を有していた。これにはロンドンからヨークニューカッスル・アポン・タインを経てエディンバラに至るイースト・コースト本線と、エディンバラからアバディーンおよびインヴァネスに至る路線が含まれる。ペナイン山脈の東側のほとんどは、イースト・アングリアの広大な平地を含め LNER の領域であった。LNER の主要工場群はドンカスターにあった。


  1. ^ 高畠潔『イギリスの鉄道の話』成文堂書店、2004年、ISBN 4-425-96061-0、P80・100-101。
  2. ^ 齋藤晃『蒸気機関車200年史』NTT出版、2007年、ISBN 978-4-7571-4151-3、P168-169・253。
  3. ^ Report on "2 to 1" Gresley valve gear on L.N.E.R. 3-cylinder locomotives
  4. ^ https://rchs.org.uk/wp-content/uploads/2021/03/FINAL-Wilson-LNER_2.pdf#page=34
  5. ^ World Steam in the Twentieth Century P72 アーネスト・スチュワート・コックス著 イアン アラン出版 1969年


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