ロッド・アレン 乱闘騒ぎ

ロッド・アレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/15 00:58 UTC 版)

乱闘騒ぎ

1990年6月24日の大洋戦では7回表にクロスプレーで捕手の秋元宏作に体当たりし負傷交代させる。そして9回表に大門和彦からの内角球を秋元に対する報復とみなし激怒。チームメイトで無関係のヤングと共に大門を外野まで追い掛け回した。この際に、アレンは大洋の大杉勝男コーチに暴行を加えたため、退場処分を受けている(ヤングは退場処分にはなっていない)。退場後に代打出場したのは新人の前田智徳であった。

この時の映像は『プロ野球珍プレー好プレー』でも放送された。なお、当時大洋の監督だった須藤豊は、この試合で審判団の前で帽子を叩きつける様子が映されており、「一人エキサイトオヤジ」と評された。また、大門本人もVTR出演しており、なぜ外野まで逃げたのかを聞かれ「最初は同じ外国人のマイヤーがいる一塁に逃げたが、助けてくれなかったので今度はパチョレックのいるレフトに逃げたら、止めようとした両軍ナインも内外野に散らばった」と話している。

2017年11月26日に放送された「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2017」では、『乱闘被害者の会』というコーナーで、アレンを止めようとして失敗したとして高木豊が出演している。高木は、「まさかアレンがこっちに来るとは思っていませんでした」と当時を振り返った。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1983 SEA 11 12 12 1 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .167 .167 .167 .333
1984 DET 15 31 27 6 8 1 0 0 9 3 1 0 1 0 2 0 1 8 0 .296 .367 .333 .700
1988 CLE 5 11 11 1 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .091 .091 .182 .273
1989 広島 80 279 247 23 74 12 1 11 121 39 3 1 0 3 25 0 4 47 9 .300 .369 .490 .859
1990 98 367 326 56 102 12 1 25 191 61 2 2 1 2 32 3 6 60 10 .313 .383 .586 .968
1991 68 226 206 23 48 10 0 9 85 33 1 1 0 1 19 2 0 44 2 .233 .296 .413 .709
MLB:3年 31 54 50 8 11 2 0 0 13 3 1 0 1 0 2 0 1 11 0 .220 .264 .260 .524
NPB:3年 246 872 779 102 224 34 2 45 397 133 6 4 1 6 76 5 10 151 21 .288 .356 .510 .866

記録

NPB

初記録
その他の記録
  • 4打席連続本塁打:1990年5月10日 - 同12日 ※史上11人目、歴代2位タイ[3]
  • 4打数連続本塁打:同上 ※史上14人目15度目、歴代2位タイ[3]

背番号

  • 18(1983年)
  • 12(1984年)
  • 60(1988年)
  • 49(1989年 - 1990年)
  • 00(1991年)



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