レンピラ (通貨) レンピラ (通貨)の概要

レンピラ (通貨)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/20 22:42 UTC 版)

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レンピラ
lempira hondureño (スペイン語)
ISO 4217
コード
HNL
中央銀行 ホンジュラス中央銀行
 ウェブサイト www.bch.hn
使用
国・地域
 ホンジュラス
インフレ率 5.6%
 情報源 'Central Bank of Honduras, 2013年7月
補助単位
 1/100 センタボ
通貨記号 L
 センタボ ¢
硬貨
 広く流通 10, 20, 50センタボ[1]
 流通は稀 1, 2, 5センタボ
紙幣
 広く流通 L1, L2, L5, L10, L20, L50, L100, L500[2]

レンピラという名前は、スペイン人と戦ったレンカ族のリーダー、レンピラに由来している。ホンジュラスの英雄の1人であり、赤で印刷された1レンピラ紙幣と20、50センタボ硬貨のデザインになっている。

歴史

レンピラは、これまで使用されていたペソと同価で1931年に導入された。1980年代の末頃に2レンピラが1米ドルに相当していたため、20センタボ硬貨を10セント硬貨と同じようにダイム(daime、英語での綴りとは違う)と呼ぶようになった。

2011年7月から米ドルとの交換レートを為替バンド制に戻し、毎週の中心相場から上下7%の変動を許容している[3]

2013年8月現在では、1米ドル=20.4543レンピラ、1レンピラ=4.7857円[4]

紙幣

ホンジュラス銀行とアトランティダ銀行は1932年にレンピラ紙幣を発行。当初の額面は1、2、5、10、20レンピラだった。1950年にホンジュラス中央銀行に紙幣発行が移管され、50レンピラ紙幣を1951年に導入。1975年に100レンピラ紙幣、1995年に500レンピラ紙幣を導入した。

2010年に20レンピラ新紙幣をポリマー紙幣で発行[5]

画像 新紙幣 額面 サイズ
画像 L1 156 × 67 mm レンピラ(Lempira) コパン遺跡
画像 L2 マルコ・ アウレリオ・ ソト大統領(Marco Aurelio Soto) ティグレ島とアマパラ港
画像 L5 フランシスコ・モラサン中央アメリカ連邦共和国大統領(Francisco Morazán) トリニダードの戦い(1827年11月11日)
画像 L10 ホセ・トリニダード・カバニャス大統領(Jose Trinidad Cabañas) 大学都市
画像 L20 ディオニシオ・デ・ エレーラ大統領(Dionisio de Herrera) 旧大統領官邸(1922年 - 1992年)
L50 シアン フアン・マヌエル・ガルベス大統領(Juan Manuel Gálvez) ホンジュラス中央銀行本店
画像 L100 オレンジ ホセ・セシリオ・デル・バジェ大使(José Cecilio del Valle) ホセ・セシリオ・デル・バジェの生家
L500 ラモン・ロサ(Ramón Rosa)首相 サン・フアンシートのロサリオ鉱山

為替レート

現在のHNLの為替レート
Google Finance: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD
Yahoo! Finance: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD
XE: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD
OANDA: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD
fxtop.com: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD



  1. ^ [1]
  2. ^ [2]
  3. ^ [3]
  4. ^ [4]
  5. ^ アーカイブされたコピー”. 2011年6月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年4月26日閲覧。


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