ルッキズム 学術研究

ルッキズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/08 02:07 UTC 版)

学術研究

ルッキズムはカルチュラル・スタディーズ経済学の両方の立場から、学問的興味を受けてきた。前者の文脈では、ジェンダー・ロール、ジェンダーへの期待感、容姿などに基づく「美に対する先入観」や「文化的なステレオタイプ」がルッキズムと関係しているとされている。重要な経済学的研究には、「容姿によって収入に差異はあるのか」、「同僚から美しいと思われている労働者と、醜いと思われている労働者で、生産性は変わるのか」というものがある。この研究のおかげで、レイシズムやエイジズムなど、その他の社会問題と結びつけられるような新たな問題が浮上してきた。美というイデアは、社会的地位とも直接的な結びつきを持っている。なぜなら、より余暇と金を持っている人々は、自分たちの見た目を良くする力を持っているからである。太っている人は、健康的な人々が持っているようなエクササイズ器具も持っていないし、健康的な食事を選択することもできないため、体重も社会的地位と結びついているといえる。容姿の魅力で判断されると、自尊心は低下し、ひいては健全な自己イメージを持てなくなる[52]

ゲイ男性間におけるこの現象を調査している論者もいる。Michelangelo Signorileは、1997年時点でのゲイ男性のコミュニティにおける現代的トレンドを概観した文章の中で、"ボディ・ファシズム"を以下のように表現している(これは、Todd Morrisonが著作の中で引用している文である[53])。

(ボディ・ファシズムとは)身体的美に関して、一連の厳格な基準を置くことをいうが、グループに属する全員が、その基準に従うべきだというプレッシャーを受けている。この基準に合わなかったものはみな、身体的魅力がなく、性的に望ましくないとみなされる。そのような権威的側面を考慮すると、肉体がこのように高い評価を受ける文化においては、ボディ・ファシズムは、基準に従わなかったり、従うことができなかった人物を性的に望ましくないと評価するだけにとどまらない。究極的には、外見の判断のみで、"人間として"全く価値がないと判断するまでに至る(この考え方は"ルッキズム"と表記されることもある)。その意味で、レイシズムやセクシズム、ホモフォビアとなんら変わりはない... (p. 28)[54]

労働経済学からの観点

人々が外見的魅力によって労働市場で被る損益の原因については、①生産性とは無関係な雇用主による差別、②消費者が美形を好むことによって結果的に生産性が高まる場合、③美形であること自体が生産性を向上させる場合、の3つが考えられ、②と③は生産性の裏付けがあるため効率性の観点からは問題がないとされる[55]ロイヤル・ホロウェイの経済学者ダニエル・ハマーメッシュは、自営業者に対する調査をもとに①の雇用主による差別説を退けているが[56]、その後日本国内での長身プレミアムに関する研究では雇用主からの差別を示唆する研究結果が出ている[35]

このような格差に対して、機会均等を理由に政策的な介入も提案されている。ハーバード大学マクロ経済学者ロバート・バローは「美男美女税」、「不器量補助金」を提案している[57]。また、獨協大学経済学部教授森永卓郎は「イケメン税」を提案している[58]。ただし、①のように生産性の裏付けのない単なる差別の場合はこのような政策をとるのではなく、容貌による賃金差別を一律に禁じたほうが社会全体の生産性が高まると大阪大学大学院経済学研究科教授大竹文雄は述べている[56]

道徳哲学からの観点

"Is Lookism Unjust"という論文で、Louis TietjeとSteven Cresapは、外見に基づいた差別がいつ法的に不正なものとなったのかについて論じている[59]。TietjeとCresapは、「全労働者のうち外見的魅力が下位9%の者は7〜9%のペナルティを受け、上位33%は5%のプレミアムを得ている」ことを示す論拠を引用している。著者らは、こういった差別が実際に行われていることを示すエヴィデンスを受け入れる一方で、このような差別は人類の歴史を通して蔓延しており、美の評価は(文化的に条件づけられているというよりは)生殖、生存、社会的交流を支援するための生物学的適応らしいと論じている。つまり、美の評価を通じて、生存可能な配偶者かどうか(身体的魅力のレベルは健康の指標になる)、他者が「敵か味方か、脅威か機会か」を見極めることができるというのである。彼らは、もし身体的魅力が企業の成功可能性を向上させうるのであれば、それによって他者を評価するのは正当化できる、とも論じている。なぜなら、この場合身体的特徴は仕事と関係しているともいえるし、差別は職と関係のない身体的特徴が用いられた時にのみ起こるといえるからだ。さらに著者らは、ルッキズムに基づく差別を矯正することと、そのような不正が実際に起きているかどうかを評価すること、両方の実現性に疑問を呈している。彼らは、そのような差別を不正だとする明確なモデルはありえないし、差別を是正する立法も実現可能ではないだろうと結論づけている。「美に基づく差別を是正する政策介入が、いかにして正当化されるのか、私たちにはわからない[59]。」

道徳哲学者であるジェームズ・レイチェルズ英語版は自身の論文[60]で、身長による偏見を取り扱っている。彼の論文によれば、身長の高い人の方が身長の低い人より収入が高かったり、就職で採用されやすかったりするという研究結果を示した上で、これらの偏見は全く無意識のうちに影響を及ぼしうると述べている。また、同論文内で黒人差別や女性差別の是正のための優先制度(アファーマティブ・アクション)を身長に関しても適用できるかを次のように論じている。もし背の低い人を正当に扱うことを保障するような政策が実際に可能だとすれば反対する理由はないが、実際に可能かどうかがわからないため、その政策を擁護することができるかどうかもわからない。しかし「高身長主義」が社会問題となり、もし本当に背の低い人が不当な扱いを受け続けているならば、他の差別と同じように是正措置をとる十分な理由になるものと思われる。そして、今のところは「高身長主義」は社会問題ではなく、雇用やその他のことなどに割り当て(優先制度)を科すといった抜本的措置をとるのはおそらく賢明な策ではないだろう、と結論付けている。

告発不可能な差別としてのルッキズム

フェミニスト吉澤夏子は、美という評価基準を人事などの不適切な場面で使うのが問題なのであって、美を個人的な場で論じるのが問題なのではないと述べている[61]。その上で、容姿に基づく差別は「告発不可能なもの」であると論じている[61]

たとえば、ある会社で誰かを昇進させようとなったときに、Aさんは美人だけど実力はない、Bさんはとくに美人ではないけれどすごく実力がある、としますよね。それでAさんが選ばれたとしても、それが差別だっていう証拠をみつけるのはすごく難しい。Aさんに実力がないということが今までの業績で示されたとしても、「いや、Aさんには将来性があるんだ」とか「こういう場面では強いんだ」とか、そうした人事を正当化するために、なんとでも言うことができる。美人だから選んだということを客観的に裏付けるものは存在しないわけで、なぜかと言ったら、それは心の中の問題だからです。その人を美人と思うか思わないかって、好みの問題でもあるからすごく恣意的になる,「Aさんが美人?そんなこと思ってない」と言って自分を正当化することだってできてしまう[61]

欠損・損傷のある人々の場合

社会モデルという考え方では、心身に欠損や損傷(円形脱毛症や顔のあざ、骨形成不全による顔の陥没、快癒不可能な先天性・非伝染性の皮膚疾患など)を持つ人が被る不利益の原因は、その損傷自体にあるのではなく、社会の側にあると考えられている[62]イギリスでは、「外観上の損傷をもつ人々は周囲の否定的反応という社会的障壁によって仕事に就けないなどの不利を被っているのであって、この意味で『障害者』(disabled people by society)である」という考えのもと、ロビー活動が行われ、「障害者差別禁止法」のもとで保護されることになったという[63]

しかし、社会モデルでは、雇用や法などの公的な問題だけが取りざたされる一方で、個人が内面化した欠損や損傷に対する羞恥心などの私的な領域の問題は排除されてきたとフェミニスト障害学の論者であるC・トーマスは指摘している[64]。つまり、雇用差別のような問題は「差別の問題」として告発することができるが、個人が抱える自身の欠損や損傷に対する否定的な感情はあくまで個人的のものとされ、自身で対処することを迫られるというのである[63]。しかし、「外観上の損傷をもつ人が自身のインペアメント(引用者注:欠損や損傷のこと)に抱く感情は身体的差異に対する否定的な社会的意味づけと不可分な関係にあり」、「その否定的感情は社会が個人に与える結果」なのだから、このような従来私的な領域とされてきた問題も政治的な問題として訴えて行く必要があるとされている[63]。このような議論がなされるのは、「心理的・情緒的次元の問題」こそ、彼らが日常生活の中で遭遇し続ける切実な問題であり、このような従来私的なものとして扱われてきた点に着目することが「社会モデルの実践性を高める」ことにつながりうるからなのだと、社会学者の西倉実季は述べている[63]。欠損や損傷を持つ人々は、周囲の人々の言動によって傷つけられ、その結果自身を無価値な存在として認識することもあるという[64]


注釈

  1. ^ 例えば「入れ墨お断り」は、道徳や倫理観に基づくものである。
  2. ^ 男性脳・女性脳といった脳の性差に見出す説(恋愛対象に対して、男性は外見に、女性は内面や財産等その他要素に魅力を感じる比重が大きいのではないかという説)もある。また、女性の乳房の大きさがオス優位社会に伴う人類としての性的二形の表れと捉えられることもある。

出典

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