ユダヤ史関連人物の一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 06:55 UTC 版)
9世紀
- エルダド・ハッ=ダーニー Eldad ha-Dani :旅行家
10世紀
- サアディア・ベン・ヨセフ Saadiah ben Joseph (Sa‘adyah ben-Yoseph) (882年 エジプト -942年):医師・哲学者・キリスト教学者(ゲオニーム、ガオン)
- イサーク・ベン・ソロモン・イスラエリ Isaac ben Solomon Israeli (830/50頃-932/50頃):新プラトン主義
11世紀
- ハナンエル・ベン・フシエル(ラッベーヌー・ハナンエール、アナネル), Rabbi Hananeel(Hananel, Ananel) ben Hushiel, Rabbenu Hananel (980/90年頃-1056年頃):チュニジア・カイロワン Kairowan に住んだラビ。セファルディム式タルムード註解
- ハイユージュ・ユーダー・ベン=ダーウィード(アブー・ザカリーヤーア・ヤフヤ・イブン・ダーウード) Chayyuj Yhudah ben David :ヘブライ語言語学者。ヘブライ語文典を完成
- コンスタンティヌス・アフリカヌス Constantinus Africanus (1020年頃-1087年頃):カルタゴ出身の修道士。ユダヤ教徒による医学書をラテン語訳し、ヨーロッパの医学界に大きな影響を与えた
- バフヤ・イブン・パクダ Bachya ben Joseph ibn Paquda(Pakuda):
- アブラハム・イブン・ダウド Abraham ibn Daud (-1180年頃):アリストテレス主義
- ラビ・イツハク・ファーシー(アルファーシー、アルパーシー) Rabi Yitzhaq Fasi(Isaac Alfasi(Alpasi), Rif) (1013年-1103年):マグレブとスペインのタルムード学者。リフ版タルムード、「セフェル・ハラホット」、レスポンサ (リショニーム)
- ソロモン・イブン・ガビーロール(アビケブロン) Solomon ben Yehudah ibn/ben Gabirol(Avicebron) (1022年頃-1050/70頃):新プラトン哲学者・詩人。中世ヨーロッパ思想に影響。聖歌「王冠 Keter malkut」など
- ラシ(ラビ・シュローモー・イツハーキー、シュローモー・ベン=イツハーク) Rabbi Shlomoh (ben) Yitzchaqi(Rashi) (1030年-1105年頃):ヘブライ文字(ラシ書体、ラシ字体)。聖書とタルムードを解釈
- ナータン・ベン=イェヒエル(ナータン・ベン=イェキエル) Nathan ben Jechiel (1035年頃-1106年):イタリアのラビ。タルムード辞書「アールーフ 'arukh」
- モーゼス・イブン・エズラ Moses ben Jacob ha-Sallach ibn Ezra (1060年頃-1139年頃):
- ヨセフ・ベン=イツハク・キムヒ(リカム) Joseph ben Isaac Kimhi (1105 プロヴァンス -1170)
- モーシェ・ベン=ヨセフ・キムヒ(レマク ReMaQ) Moses Kimhi (?-1190)
- ダヴィド・キムヒ(ラダク、レダク) Rabbi David Kimhi/Qimchi (Radaq) (1160年 フランス -1235年):ヘブライ語文法・辞典の基礎
- ユダ・ハ=レヴィ Judah ha-Levi (1085年-1141年):律法学者・哲学者(宗教哲学)・詩人。クザーリ Kuzari においてギリシア哲学・キリスト教・イスラム教を批判
- ラビ・シュムエル・ベン・メイール(ラシュバム) Rabbi Shmuel ben Meir (Rašbam):ラシの孫、トサフィスト、聖書註解
- アブラハム・イブン・エズラ Abraham ben Meir ibn Ezra (1092年-1164/67年):哲学・数学・天文学・医学。聖書註解学の黄金時代。イェフダー・ハレヴィの女婿
- マイモニデス(ラムバム) Moses Maimonides (Mosheh ben Maimon) (Rambam) (1135年-1204年):「ミシュネー・トーラー(第二のトーラー:cf.ミツワーの一覧)」、13の信仰箇条など (リショニーム)
- アブラハム・ベン・モーシェ=ベン・マイモーン Abraham ben Mosheh ben-Maimon (1186-1237):「神のエベド(預言者・義人などのこと。エベド・ハッシェームで「神の僕」などとも訳される)を満足させる書物」は、意イブン=パクダよりもスーフィズムに近い
12世紀
- ヤコブ・タム Jacob Tam / Ya'aqob ben Me'ir, "Rabbenu Tam" (リショニーム):ラシの孫、トサフィスト
- トゥデラのベンヤミン Benjamin de Tudela:ラビ・旅行家。インド・イラク・イエメン・地中海諸国などを旅行。「Massa‘ot shel Rabbi Binyamin(ラビ・ベンヤミンの旅)」
- ラビ・イェフダー・イブン・アッバース(アブー・アル=バーガ・イブン=アッバース・アル=マグリービー) Yehudá aben Abbas, Abu al-Baga ibn Abbas al-Maghribi (?-1163):フェズの詩人:ピユート"‘ēth ša‘ărēy rātzôn"...
- イブン・ルシュド(アベロエス) Ibn Rushd:イスラム教徒の大哲学者
ユダヤ教徒の翻訳活動によってイブン・ルシュドのアリストテレス注解がキリスト教世界に伝えられ、スコラ学の拠り所となった - イェフダー・ベン=シャウル・イブン=ティボン Judah ben Saul ibn Tibbon (1120年 グラナダ -1190年以降) :息子シュムエル Samuel ben Judah ibn Tibbon (1150年-1230年) と共に優れた翻訳者
- ヌールッ=ディーン・アブー=イスハーク・アル・ビトルジー Nuru'd-Din abu-Ischaq al-Bitruji:「天文書 Kitabu'l-Hay'ah」は1259年ヘブライ語訳された。
- ユダヤ史関連人物の一覧のページへのリンク