モトローラ 米本社

モトローラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 08:53 UTC 版)

米本社

事業部門:[9]

  • エンタープライズ・モビリティ・ソリューション:本社はイリノイ州シャンバーグに所在。官公庁や公衆安全部門及び企業の移動体通信事業を行う。アナログ・デジタル2ウェイラジオ、音声・データ通信、モバイルコンピューティング製品、データ収集システム、無線基地局及びRFID事業など。2011年1月4日をもって、モトローラ・ソリューションズへ。
  • ホーム&ネットワーク・モビリティ:本社はイリノイ州アーリントンハイツに所在。無線・有線媒体によるエンターテイメント・情報・通信サービス事業を行う。デジタルビデオシステム、セットトップボックス、音声及びデータモデム、衛星放送やケーブルテレビのブロードバンドアクセスシステム、および有線・無線通信キャリア事業など。2011年1月4日をもって、セットトップボックス事業はモトローラ・モビリティへ、その他の事業はモトローラ・ソリューションズへ。
  • モバイルデバイシズ:本社はイリノイ州リバティービル英語版に所在。携帯電話等の製造事業を行う。携帯電話端末、無線端末、ブルートゥース製品及びこれらを統合した製品など。2011年1月4日をもって、モトローラ・モビリティへ。

日本法人※会社分割後

モバイル事業

ソリューション事業

製品

携帯電話

ここでは主な携帯電話だけを記す。Motorola の端末一覧(英語)も参照のこと。

  • Nexus 6 - Googleとモトローラが作った端末である。
  • モトローラ・マイクロタック英語版
  • Motorola V60英語版 - 金属のシェルをもつ携帯
  • Motorola V66 - かつて日本のボーダフォンが海外専用端末(SIMカードを差し替えて渡航先で使用する)として3G契約者向けに販売していたことがあった。この他、NTTドコモでも「WORLD WING」用のレンタル端末として提供されていた。
  • Motorola A1000
  • Motorola FONE F3 - ディスプレイに電子ペーパーを採用した携帯
  • Motorola RAZR V3 - 薄型携帯電話のトレンドを起こしたモデル。現在までに、RAZRシリーズ全体で1億台以上販売された。
  • Motorola MING(A1200) - Linux OS搭載ペン型スマートフォン
  • Motorola PEBL - 海にある丸い石をイメージした形
  • Motorola ROKR E1 - 初のiTunes搭載携帯
  • Motorola RIZR - スライド携帯
  • Motorola SLVR - ストレート携帯iTunes (SLVR L7) やi-modeを搭載している機種もある
  • Motorola Q - QWERTY配列のプラスチックキーボードを搭載したWindows Mobileスマートフォン
  • Motorola DROID - QWERTY配列のプラスチックキーボードを搭載したAndroidスマートフォン、Timeのガジェットトップ10でiPhone 3GSを抑え1位を獲得。

日本のキャリアへ供給した端末は以下の通りである。

  • TACS システム端末機
  • DDIセルラーグループ日本移動通信auKDDI)納入端末
    • MP-501 自動車電話
    • MP-501V 自動車電話ボイススクランブル付(モトローラ独自通話秘話機能)
    • MP-502 自動車電話ローミング機能付き
    • HP-501 / IDO Tokyo Phone T-61(MO) - 当時世界最小携帯電話 初代マイクロタック 携帯電話 質量約200cc
    • HP-521 / IDO Tokyo Phone T-61II(MO) マイクロタックII - 初代の悪い点を主に日本市場の意見を米国へフィードバックし改良し消費電力を半減。
    • HP-531 / IDO TACS minimo T207 マイクロタックVIB - バイブレータ付き
    • HP-10M / IDO TACS minimo T212 マイクロタックELITE
    • HP-40M / IDO TACS minimo T217 スタータック
    • IDO DIGITAL minimo D307 マイクロタックELITE
    • cdmaOne C100M - 並行してC306M(EZwebCメールに対応)を開発し、JATEの認証を取得してテレビCMも製作していたが、開発が難航し最終的に発売中止となった。そのため、当時のcdmaOne端末の型番が「306」のみ欠番となっている。
    • au Motorola Xoom Wi-Fi TBi11M(MOT11)- Wi-Fi通信のみ対応で、SIMカードスロットはあるが3G通信には非対応。
    • au Motorola Photon ISW11M(MOI11)
    • au Motorola RAZR IS12M(MOI12)
  • NTTドコモグループ納入端末
    • デジタルムーバ M - 初代ムーバ(TZ-804)の開発には参画していなかったが、内部ソフトウェアがドコモ標準のものであり、例外的にアルファベット1文字の略号と「ムーバ」を名乗る権利を与えられた。
    • デジタルムーバ M101 HYPER
    • デジタルムーバ M206 HYPER
    • FOMA M1000(A1000を元に開発された)
    • FOMA M2501 HIGH-SPEEDPCカード型)
    • FOMA M702iS(RAZR V3xxを元に開発された)
    • FOMA M702iG(RAZR V3xを元に開発された)
  • ボーダフォン→ソフトバンク納入端末
  • ツーカー TH541 マイクロタックデジタルELITE - ツーカー向けは本機種のみで撤退。

PHS

  • パルディオ311M(NTT中央パーソナル通信網・現NTTドコモ向け)

ポケットベル

東京テレメッセージ PHOENIX-fw

Bluetooth

(日本国内向けのみ)

トランシーバー

(日本国内向けのみ)

  • 携帯型
    • GL2500R
    • GL2000
    • GP328・338
    • GP3188・3688
    • Handie Talkieシリーズ
    • MTS2000
    • VISARシリーズ
    • XTS3000・5000
  • 車載型
    • MCS2000
    • MD100C+・100P
    • MIB9000
    • GM3188・3688
    • SENTRAX
    • XTL2500
  • 基地局設備
    • QUANTAR
    • MTR2000

通信機用IC

  • MC3357P

MPU

DSP

Macintosh互換機

その他

  • au BOX (VIP-1830) (au向けIPセットトップボックス)

脚注


注釈

  1. ^ 2010年第3四半期の世界市場での携帯電話端末の利用者向け売上台数では第7位の市場占有率2.1%であった。ノキア、サムスン電子、AppleLG、リサーチ・イン・モーション(現ブラックベリー)、ソニー・エリクソン、モトローラの順である。

出典

  1. ^ “Motorola Is Split Into Two”. ウォールストリートジャーナル. http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704111504576059863418814674.html 2011年1月4日閲覧。 
  2. ^ a b c d e moto(Motorola)とはどこの国の会社?中国製のメーカー?[モトローラ]”. Gadgeblo (2021年10月1日). 2023年1月4日閲覧。
  3. ^ “携帯電話の歴史に残る「世界を変えた」12台の名機”. WIRED. (2013年4月6日). http://wired.jp/2013/04/06/influential-cellphones/ 2016年10月28日閲覧。 
  4. ^ “平成27年版 情報通信白書第1部”. 総務省. (2009年5月12日). https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc111140.html 2018年3月4日閲覧。 
  5. ^ a b “[1991年]NTTのムーバが爆発的人気に,モトローラ対抗で競争激化”. 日経BP. (2009年5月12日). https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20090416/328559/ 2018年3月4日閲覧。 
  6. ^ “モトローラはどこで間違ったのか?その歴史をマンガでたどる”. GIGAZINE. (2015年7月23日). http://gigazine.net/news/20150723-goodbye-moto/ 2016年10月28日閲覧。 
  7. ^ ガートナー 2010年世界携帯電話販売台数推計
  8. ^ cnet.japan 「モトローラ、2011年1月4日から正式に2社分割へ」
  9. ^ [1](2008年11月13日時点のアーカイブ


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