マレーシア 国名

マレーシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 01:05 UTC 版)

国名

正式名称は、Malaysia。(マレー語: [malajsiə])。

公式の英語表記は Malaysia[məˈlεɪʒə])。

国外での表記

日本語の表記はマレーシアあるいはマレイシアである。ほかにマレーシャマレイシヤなどの表記もある。また、連邦制国家であることに鑑みマレーシア連邦とされることもある。漢字による当て字では馬来西亜と表記し、と略す。中国語表記は马来西亚簡体字 / 馬來西亞繁体字。略称は大马簡体字 / 大馬繁体字

名称の由来

マレーシアとは「『ムラユ (Melayu)』の国」の意味だが、この「ムラユ」という言葉自体は、サンスクリット語で「山脈のある土地」を意味する「マラヤドヴィパ (Malayadvipa)」を語源としている[4]古代インドの時代には、交易商たちがマレー半島を指すときに使う言葉であった。その後、7世紀のの僧侶の義浄による記録に現れるスマトラ島に存在したシュリーヴィジャヤ王国(3世紀 - 14世紀)の他称『ムラユ王国英語版』として継承され、近代に入ってからフランス人の探検家ジュール・デュモン・デュルヴィルによってマレーシアという言葉が生み出される[5]。もっとも、当時は現在のマレーシアのみならず、東インド諸島全体を指し示していた。そのため、現在のフィリピンが独立する際、国名をマレーシアとする案もあったとされる[6]が、フィリピンよりも先にマラヤ連邦(現在のマレーシア)が先に自らをマレーシアと呼称するようになり、現在に至る。

歴史

政治

政体立憲君主制である。特に5月13日事件以降、言論の自由結社の自由などの制限が見られる。また、小選挙区制をとるが、都市部農村部の間の一票の格差は最大9倍に及び、農村部の票が強い状態となっている[8][9][10]

元首

マレーシアの国王の官邸

国家元首たる国王(アゴン)は13州のうち9州にいるスルタン君主)による互選で選出され(実質的には輪番制)、任期は5年。世界でも珍しい、世襲ではなく選挙で選ばれる、任期制の国王である(選挙君主制)。

行政

マレーシアの首相の事務所

行政府の長は首相であり、国王は内閣の補佐を受けて行政を担当する。

立法

司法

列柱社会

マレーシアは、人口の6割をマレー系、3割を華人系、1割をインド系が居住する国家である。居住の形態は、伝統的にはそれぞれのエスニシティが集団で居住する形式をとっていた経緯があり、また政治の支持基盤も民族毎であるという特色がある。

与党勢力(希望同盟英語版 (Pakatan Harapan))
人民正義党(PKR)、民主行動党 (DAP)、PPBM、国民信任党 (AMANAH)
野党勢力(国民戦線英語版 (Barisan Nasional))
UMNO(マレー系)、MIC(インド系)、MCA(華人系)、グラカン(華人系など)

セグメントごとの支持基盤、エスニシティ間の対立を回避するために、国民戦線では、エスニシティのリーダー間の協調が図られている。先述の5月13日事件がその契機となった。


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