ボンバーキング 主題歌

ボンバーキング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 03:48 UTC 版)

主題歌

メインBGM「ボンバーキングのテーマ」
作詞:不明/作曲:国本剛章/歌:高橋名人
本作のメインステージのBGMは、「ボンバーキングのテーマ」という名の本作のテーマソングでもあり、主題歌として歌詞も設定されている。ファミコン版では、最初の1-1をクリアすることによりタイトル画面のセレクトに「THEME SONG」が出現し、テーマソングに合わせて歌詞が表示される「カラオケモード」があった。尚、ゲーム内で表示される歌詞は1番だけだが、歌詞自体は2番まで存在する(説明書に記載)。
また、発売時には「カラオケ・ビデオコンテスト」というキャンペーンも開催されており(説明書内でも告知)、ユーザーがカラオケモードで歌いながらゆかいなパフォーマンスをしている所を、ビデオで撮影してハドソンへ送るという企画であった。このキャンペーンで応募された映像は、発売元のハドソンが当時スポンサーをしていた番組『高橋名人の面白ランド』で紹介されていた。

移植版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 ボンバーキング 1988年
MSX2 ハドソン ハドソン ロムカセット XR-1043 カセットテープにデータ保存することでハードの電源を切っても再開が可能。

開発

ハドソン東京支社で『コリドール』の審査を担当した桜田名人のtwitterによると、元々は『コリドール』の名で外部(おそらくはエイコムだが、tweet時点から30年前以上の事なのでハドソン関係者も覚えていない)からハドソンに持ち込まれた企画で、購入を決定したもののそのままではバグだらけであったことから、ハドソン北海道本社に送られ笹川敏幸によって大幅に作り直された[5]。テーマソングの「ここはコリドー」にその名残がある。

その後、笹川によって作り直された、『コリドール』のバージョン2に相当する「笹川2号」(ハドソン社内でのコードネーム)が『ボンバーキング』として世に出ることになった。当時のゲーム雑誌の発売予定コーナーにこのコードネームのまま掲載されたこともある。「爆弾を使っているから」と言うことで『ボンバーマン』シリーズと関連付けられたが、元々は『ボンバーマン』シリーズとは無関係だった。

スタッフ

  • 原作、ディレクター:おおたひろし
  • ゲーム・デザイナー:竹森得泰
  • プログラマー:笹川敏幸、おかだひろゆき
  • キャラクター・デザイナー:山本次行、松浦浩司、輪島智美、桑原美生
  • 音楽:井上大介、国本剛章
  • サウンド・デザイナー:滝本利昭
  • 開発アドバイザー:なかしまけんじ、浦敏治
  • スペシャル・サンクス:MOTCHI、KINNOJI、岩渕貴幸、HAPPY MATSUNAGA
  • パッケージデザイン:増尾隆幸

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通26/40点[6]
ファミリーコンピュータMagazine18.62/30点[1]
The Games Machine47/100点[7]

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・7・7・6の合計26点(満40点)[8][6]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り18.62点(満30点)となっている[1]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.30 3.34 2.89 3.19 2.81 3.09 18.62

  1. ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、57頁。 
  2. ^ a b c 詳細なデータは参考文献による。
  3. ^ 日本国外版では「4万ポイント」に変更され、自滅の可能性が減った。
  4. ^ 参考文献によると、正式な表記は"超"を丸囲みにしたものである。
  5. ^ 桜田名人のtwitter 2020年6月23日
  6. ^ a b ボンバーキング まとめ [ファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2017年2月19日閲覧。
  7. ^ RoboWarrior for NES (1987)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年2月18日閲覧。
  8. ^ ファミコン通信』第14号、アスキー、1987年7月10日。 


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