プログレスM1-7 プログレスM1-7の概要

プログレスM1-7

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 08:24 UTC 版)

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プログレスM1-7
ISSに近接するプログレスM1-7
任務種別 ISSの補給
運用者 ロシア連邦宇宙局
COSPAR ID 2001-051A
特性
宇宙機種別 プログレス-M1 (11F615A55)
製造者 RKKエネルギア
任務開始
打ち上げ日 2001年11月26日 18時24分12秒 (UTC)
ロケット ソユーズ-FG
打上げ場所 バイコヌール 1/5
任務終了
廃棄種別 軌道離脱
減衰日 2002年3月20日 2時20分 (UTC)
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
傾斜角 51.6 度
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ズヴェズダ Aft
ドッキング(捕捉)日 2001年11月29日 19時43分2秒 (UTC)
分離日 2002年3月19日 17時43分 (UTC)
dock時間 3ヵ月半

運用

プログレスM1-7は2001年11月26日18時24分12秒(GMT)にバイコヌール宇宙基地1/5発射台からソユーズ-FGで打ち上げられた[1]。2日後の11月28日19時43分2秒(GMT)にISSのズヴェズダモジュールのAftポートにドッキングした[2][3]。ドッキングポートに残っていたプログレスM-45のデブリのためきっちりとしたドッキングが確立できなかったが、この破片は12月3日に行われた臨時の宇宙遊泳で取り除かれ、その後M1-7はしっかりとドッキングした。

プログレスM1-7は3ヵ月半ほどISSにドッキングし、プログレスM1-8の到着に備えて2002年3月19日17時43分(GMT)にドッキングを解除した[2][4]。翌日の3月20日1時27分(GMT)に軌道離脱を行い[2]、太平洋上の大気圏に再突入して燃焼、燃え残りは2時20分(GMT)ごろ海上に落下した[2][5]

搭載貨物

プログレスM1-7は第3次長期滞在などのクルー向けの食料、水、酸素や科学実験用の物品類を搭載していた。人工衛星のKolibri-2000も貨物として搭載しており、ISSから離脱後の2002年3月19日22時28分(GMT)に展開された。

関連項目




  1. ^ a b McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年6月7日閲覧。
  2. ^ a b c d Anikeev, Alexander. “Cargo spacecraft "Progress M1-7"”. Manned Astronautics - Figures & Facts. 2007年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月7日閲覧。
  3. ^ Wade, Mark. “Progress M1”. Encyclopedia Astronautica. 2016年7月11日閲覧。
  4. ^ Zak, Anatoly. “Progress cargo ship”. RussianSpaceWeb. 2009年6月7日閲覧。
  5. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年6月7日閲覧。


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