ドッペルゲンガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 20:51 UTC 版)
ドッペルゲンガー(独: Doppelgänger)とは、自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象である[1][2]。自分とそっくりの姿をした分身[1]。第2の自我、生霊の類[3]。同じ人物が同時に別の場所(複数の場合もある)に姿を現す現象を指すこともある(第三者が目撃するのも含む)[2][4]。超常現象事典などでは超常現象のひとつとして扱われる[5][2]。
注釈
- ^ 死期が近い人物がドッペルゲンガーを見ることが多いために、「ドッペルゲンガーを見ると死期が近い」という伝承が生まれたとも考えられる。
出典
- ^ a b 『大辞泉』(小学館)
- ^ a b c d e f g 「第II章 超心理学――ドッペルゲンガー」(羽仁 2001, p. 51)
- ^ a b c 三好行雄「注解――Kの昇天」(新潮文庫 2003, pp. 319–320)
- ^ a b 「ドッペルゲンガー」(都市伝説 2007, pp. 198–199)
- ^ 「目次」「はじめに」「第一部」(リン 1994, pp. 1–134)
- ^ a b c 『世界大百科事典』(平凡社)
- ^ a b c d サックス 2014, pp. 305–324.
- ^ “Lencer R, Nagel M, Sprenger A, Zapf S, Erdmann C, Heide W, Binkofski F” (PDF). 京都大学 (2004年9月15日). 2009年8月26日閲覧。
- ^ a b c d 「第二部 第七章 二重の自我」(柏倉 2010, pp. 200–214)
- ^ リチャード・キャペル著・服部龍太郎訳『シューベルトの歌曲』(音楽之友社、1953年6月)。柏倉 2010, pp. 205–206
- ^ 「注解――Kの昇天」(ちくま全集 1986, pp. 128–138)
- ^ 池内紀・川本三郎「読みどころ――梶井基次郎『Kの昇天』」(名作2巻 2014, pp. 487–488)
- ^ 『二つの手紙』:新字新仮名 - 青空文庫
- ^ 河合 1971, p. 51
- ^ 「泥濘」(青空 1925年7月・通巻5号)。ちくま全集 1986, pp. 59–70、新潮文庫 2003, pp. 61–76に所収
- 1 ドッペルゲンガーとは
- 2 ドッペルゲンガーの概要
- 3 自己像幻視
- 4 参考文献
- 5 関連項目
- ドッペルゲンガーのページへのリンク