ドォーモ ドォーモの概要

ドォーモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/18 01:01 UTC 版)

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ドォーモ
ジャンル バラエティ番組
出演者 コンバット満
岡本啓
製作
制作 九州朝日放送
放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 1989年10月31日 -
放送時間 毎週火曜 - 金曜
0:20 - 0:50(月曜深夜 - 木曜深夜)
放送分 30分
公式サイト

現在の放送時間は火曜 - 金曜の0時20分から1時15分(月曜深夜 - 木曜深夜、JST、以下同様)。テレビ朝日系列局長崎文化放送 (NCC) ・熊本朝日放送 (KAB) ・大分朝日放送 (OAB) ・鹿児島放送 (KKB) でも放送されている。また、かつては山口朝日放送(yab)でも放送されていたが、2009年春の改編で放送を終了している(以下、放送局名は略称表記)。

2006年12月4日にスタジオセットリニューアル、地上デジタル放送の開始に合わせてハイビジョン制作化され、アナログ放送ではレターボックス形式で放送されるようになり今に至っている。番組名はイタリア教会堂ドゥオーモ」と日本語の「どうも」に由来する[1][2]

ここではKBCラジオで2017年10月6日より放送している「ドォーモ×ラジオ」及びテレ朝チャンネル等で放送している「ドォーモGT / 2」についても述べる。

2018年10月1日深夜から放送開始時刻が5分繰り下げ(0時20分〜1時15分)に変更。 2019年4月1日深夜から録画放送になると同時に放送時間が30分となる。

概要

リポーターが取材してきたビデオを、生放送によるスタジオで紹介するという内容。番組の構成や深夜番組であることが『虎の門』『探偵!ナイトスクープ』などの番組に似ているが、九州という地域密着型であることや、取り上げられる内容の幅の広さが特徴である。内容はくだらないものも多いが、たまに戦争地震、若者の性や性病など、極めて深刻な問題をひたすら真面目に取り上げる一面も見せる。

番組内で方言が多く登場する点も特徴で、福岡地区では視聴率上位を獲得し続ける人気番組である。

番組の歴史

1999年、2013年、2019年に大幅なリニューアルがあった。ここではリニューアル前を「第1期」、リニューアル後を「第2期」、2度目のリニューアル後を「第3期」、30年間継続してきた1時間の生放送を廃した2019年4月のリニューアルを「第4期」として扱う。

第1期

リポーターとしてKBCアナウンサー、フリータレントを起用。ローカルテレビ局で、月曜から木曜までの毎日、深夜の生放送ワイド番組ということで、業界内外から注目を集め、東京や大阪のタレントやミュージシャンも数多くゲストとして登場した。また、平成2年(1990年4月)以降、テレビ朝日系の九州・山口の各局にもネットされることで、福岡のみならず九州各地のレジャー・グルメの情報をバラエティー色豊かに紹介。企画は「タモリ倶楽部」の「東京トワイライトゾーン」をオマージュした「中島浩二のトワイライトゾーン」など九州で当時放送されていなかった番組のコーナーをそのまま拝借していた。視聴者が企画を提供することができ、採用されると情報提供者には『「豪華」な「粗品」』がプレゼントされていたが、その実態は「豪華」と書かれたテレホンカードだった。

番組ではメディアミックスも数多く展開。フリーペーパー「ドォーモプレス」の発行や、番組の舞台裏を凝縮した「ドォーモ本」も発売されたほか、当時はまだめずらしかったパソコン通信との連携も行われ、地元のGABGABネット内に1コーナーが作られていた。

海砂利水魚 (現:くりぃむしちゅー)平井堅山崎まさよし古内東子藤原紀香渡辺美里など、現在全国で活躍するゲストも多く出演していた。ブレイク前のボニー・ピンクが料理をしたこともあった。ゲスト出演者としては、嘉門達夫が最多出演している[3]

主な企画
  • 視聴者の女の子と1日デートしよう「デートポイント」
  • 街中の変なものを紹介する「トワイライトゾーン」
  • すごいことやれるなら自薦他薦問いません「ドォーダ大賞」
  • ふられたあの娘を忘れられない貴方のために「やけぼっくいに火をつけろ」
  • 街で見かけたカップルに突撃インタビュー「勝手に幸せ者」
  • 花見や忘年会シーズン定番。「酔っ払いの主張」
  • 街で見かけた企業にアポなし突撃取材「謎の会社 カンパニーX」
  • 大学生が生放送で行う「学園祭PR」
レギュラーコーナー
  • 「いってみよぉ」の掛声ではじまる二分間の社会学 街角ベスト5
  • 「明日も良い日でありますように」の星占い
  • 「今日の特集」の今日のカポジロ

ドキュメンタリー性も強く、番組ディレクターが入手した原爆が落とされた直後の長崎の街のフィルム映像をノーカットで数回に亘って放送する企画や、リポーターの山本かよ(現・山本華世)の妊娠から出産までを取り上げた「妊娠日記」などの真面目な企画もあった。「妊娠日記」は、空前の反響を巻き起こし、本やビデオになって高校の教材として使われた。またこの企画が、平成5年度・日本民間放送連盟賞テレビ娯楽部門で最優秀賞を受賞した。これ以降、若者セックスの実態や性病に関する情報を番組内で取り上げるようになり、これは第3期になった今も続いている。

出演者

MC
リポーター陣

第2期

1999年4月から開始。キャスターは第1期ではリポーターだった武内裕之、中島浩二、山本華世。第1期の内容やコンセプトを継承しながらも、新しい企画も数多く放送。グルメ情報は重点的に放送され、2000年にはJTB出版とのタイアップで「るるぶドォーモ」を全国発売した。

リニューアル後のネット局は、NCC(2000年3月で一旦休止)・OABKABKKBのみであった。2005年4月からは、yab(1999年3月の第1期終了を機に一旦休止)・NCCがネット局に復帰したが、yabは2009年3月をもって再び休止している。 第1期から引き続きドキュメンタリー特集は健在で、2009年に芸能界で相次いで起きた薬物事件にともない、若者の間にも起きている薬物汚染の実態や元常習者や薬物更生支援団体へのインタビューを交えた特集が行われている。また、2011年東日本大震災についても、放送再開時には防災特集を組んでいる。

主な企画

以下のうち「見えない世界」は2008年1月から2月にかけてテレビ朝日東日本放送 (KHB) でも放送された[4]

  • どこまで続くか「勝ち抜き美人バトル」
一般視聴者からの自薦・他薦で募集した数人の美人をVTRで紹介し、スタジオの出演者陣が誰が一番美人かを選ぶコーナー。
九州各地から福岡にやって来た10代の女の子の成長を追っていくコーナー
コンバット満が後のロンドンパラリンピックゴールボール女子金メダリストである浦田理恵を取材し、視覚障害者の生活などを体験するコーナー。この番組では珍しい良識的な企画だが、本来は匍匐前進で遠方に行く企画がボツになった代理企画だった。後に「見えない生活」に発展し、2006年5月30日の放送が第44回ギャラクシー賞の上期奨励賞を受賞した。2007年の番組最高視聴率を獲得した企画のひとつ。
  • オンナTV
九州ブロック・山口県で放送されている「アサデス。九州・山口」の「オトナのオンナTV」同様、全編男子禁制。女性を磨くための情報と商品等を紹介する。毎週火曜。
  • プレゼン48
HKT48メンバーが、番組でやりたいコーナーをプレゼンし、うち1つだけを採用する。当コーナーのリミックス版として2012年6月24日から「HKTバラエティー48」が放送開始され、2013年現在も毎月最終日曜深夜に放送中。
  • 3日後の殺意
番組レギュラー出演者が役者として登場するサスペンスドラマ。演技指導一切無し、撮影直前に渡された人のセリフと行動だけが書かれた台本のみ渡され、それだけを手がかりに撮影を行った。高橋徹郎が脚本を担当。テーマソングは矢野真紀の『ボクの空』。

2006年からは12月上旬にテレビショッピング的な内容を扱う『ドォーモの絶対得するTV』を金曜日の23時台に放送している。2007年は12月14日にKBCのみで放送された。

2012年に入ると、ディレクターの不祥事のほか、萬田美子ら第2期を支えたリポーターが相次いで降板し、10月には番組を1期から出演していた山本華世が降板。12月には細谷めぐみが翌年1月より報道キャスターに専念することが決まったため、12月13日深夜(このころは年末年始になると、1ヵ月ほど放送しないため、年内最後の放送がこの時期である。)の放送を以って降板した。

出演者

MC
リポーター陣
候補生
  • 大神弘嗣
  • 百市道徳
  • 松崎健太
  • 松井美里
  • 谷石さくら
  • 吉岡もとか
  • 寺崎由希子

第3期

2013年1月から開始。月曜〜水曜の番組MCは第1・2期でリポーターを長く務めたコンバット満斉藤ふみと第2期ではリポーターだった長岡大雅。「木曜ドォーモ」は長岡、コンバット、岡本啓中島浩二がMCを務める。
開始当初、レギュラー出演陣以外にも街中にいる普通の人が「学生リポーター」や「お天気お姉さん」として登場していた。第3期は2019年3月26日(25日深夜)の放送をもって終了となった。

木曜ドォーモ

第3期リニューアルの目玉で、月〜水のドォーモと区別して「木曜ドォーモ」と銘打っている。「ありのまま」「ドォーモなのにドォーモじゃない」をコンセプトに実験的な企画を放送する。題字テロップは、当番組の企画で北海道ロケを行った際に[8]藤村忠寿に書いてもらったものを使用。なお、企画内で『木曜ドォーモ』が『水曜どうでしょう』のパクリではないか?・KBCが『水曜どうでしょう』をあまり放送していないことについてのトークに終始した。
開始当初は以下のうち「前略、道路(みち)の上より」「マニアックテレホン FUKUOKA」「リトマスの穴」の組み合わせで放送していた。
2018年3月2日の木曜ドォーモ内で、長岡が番組からの卒業を発表。これに伴い、長岡が出演していた企画についてもいくつかが終了している。
主な企画
木曜大図鑑
各地の珍しい博物館やスポットをコンバットが訪ねる。内藤多仲設計のタワー六兄弟なども回った。
前略、道路(みち)の上より
日本各地に存在する酷道隧道や珍しいジャンクション等を、岡本と長岡が岡本のマイカーである「ランディ号」(赤のスズキ・アルトラパンSS)で巡る[9]
2015年12月21日12月24日に総集編として4日間連続で放送。DVDが4巻発売されている。2018年3月、長岡の番組卒業に伴い終了。
九州レトロゲーム機探訪録 → 西日本レトロゲーム機探訪録 → 全日本レトロゲーム機探訪録
岡本と長岡がレトロゲーム(主にエレメカ)を設置するゲームセンターを実際に訪問し、遊ぶ企画。当初は九州の施設のみが対象だったが、後に西日本一円 → 日本全国に対象を広げ、それに伴いタイトルも変更している。2018年3月、長岡の番組卒業に伴い終了。
CB TRAVEL
朽ち果てた外見の旅館や元・遊郭の旅館など、岡本が渋い(しびー)宿に泊まってその宿や立地を紹介する企画。
道の駅inワンダーランド
木曜ドォーモ開始以前から放送、九州の道の駅を巡る、2018年3月までに全ての道の駅を制覇し終了。
リトマスの穴
テレビ業界に一石を投じる企画を生む為の「リトマス試験」として、敢えて怪しげな企画を実行するコーナー。スタジオで企画名だけが書かれたテープを三つ並べ、MCが第一印象だけで一本を選択し、放送する。残りの二本は、新たな企画を一本加えて翌週に持ち越す。
日陰男
単発企画。「日陰男」に扮した高橋徹郎が日陰の上だけを歩いて福岡タワーを目指す。日陰男は日陰から出ると地獄に落ちるという設定で、その瞬間強制終了となる。
鎖骨ジュース
単発企画。鎖骨フェチの高橋が鎖骨のくぼみに飲料水を注いで飲む。
「番地なき島への旅」完全ドキュメント 〜テレビマン生命を賭けた不退転の旅〜
通称「帰れないかもしれない秘境ツアー」福岡空港からスタートし、全くのノープランで「日本の秘境」である伊豆諸島青ヶ島を目指した。
後日Twitterで内容が水曜どうでしょうに似てると指摘があったために、中島浩二北海道テレビ放送藤村忠寿の元を訪れて検証した。
マニアックテレホン FUKUOKA
福岡のマニアックな人々を取り上げ、実際に生放送で電話をつなぎインタビューする。

出演者

MC
  • 長岡大雅(KBCアナウンサー、唯一全曜日通して出演していた・2018年3月30日(29日深夜)をもって降板)
  • 岡本啓(月〜木曜MC、リポーター。 2018年11月7日(8日深夜)より、三澤澄也に代わり暫定MCに昇格。)
  • コンバット満(月〜水曜MC、リポーター。木曜はMC兼リポーター)
  • 斉藤ふみ(月〜水曜MC、リポーター)
  • 中島浩二(木曜リポーター)
  • 高橋徹郎(元 木曜MC、2013年10月31日付卒業、卒業後も不定期に出演中)
リポーター陣
  • 三澤澄也(KBCアナウンサー、2018年4月3日(2日深夜)から 2018年11月7日(8日深夜)よりMCからリポーターに降格。)
  • 中上真亜子
  • 小雪
  • 赤塚亮太朗
  • ジェフ太郎
  • 村上ゆり
  • 美舞
  • 百市道徳(2013年10月28日付卒業)
木曜ドォーモ ゲストレギュラー(2018年現在は事実上廃止されている)
アシスタント(お天気キャスター・月替わり)
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日
1月 田山理穂 内田夏美
福岡大学2012年ミスキャンパス)
吉村春菜
(大村美容ファッション専門学校)
恵美りこ
2月 石橋汐梨
(福岡大学)
坂本麻子
久留米大学
立花里紗
福岡女学院大学2012年ミスキャンパス)
片渕茜
西南学院大学2012年ミスキャンパス)
3月 高木美鈴
(福岡女学院大学)
渡辺彩未
(西南学院大学)
中野縁美
(大村美容ファッション専門学校)
山口ゆか
(西南学院大学)
4月 中洲未来
筑紫女学園大学
西島菜月
(西南学院大学)
西本登子
(西南学院大学)
英りいな
九州大学
5月 渡邊小春
福岡工業大学
山田さやか
NO!!読者モデル)
政木美聡
(筑紫女学園大学2012年ミスキャンパス)
福山舞
麻生ビューティーカレッジ
6月 鷲崎万梨子
(西南学院大学)
辛島菜摘
(NO!!読者モデル)
安永明日香
(西南学院大学)
松尾麻由
(西南学院大学)
7月 玉井日奈子
九州産業大学
梶谷遼子
(NO!!読者モデル)
濱倉美佳
(筑紫女学園大学)
伊藤貴美子
(福岡大学)
8月 小村遥
(九州大学)
眞角帆南
(NO!!読者モデル)
山内侑佳
(麻生ビューティーカレッジ)
貝瀬良子
(福岡美容専門学校)
9月 内山友里香 龍菜奈子
(福岡女学院大学)
福田美咲
(九州産業大学)
佐藤梓
(麻生ビューティーカレッジ)
10月 岡野唯
北九州市立大学
石井綾子 田北ゆみ
(福岡大学)

第4期

2019年4月から開始。従来の生放送をから30分間の収録放送に改め[10]、第3期まで存在した4日間を通しで出演する出演者は皆無となった(一部の出演者は第3期から移行)。以下のうち『ロンプク☆淳』は別時間帯からの移行となる。

曜日毎の企画
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日
第1・2週 ロンプク★淳 真夜中のウワサ話 ロバートの!こども特命取材班 迷えるテレビ
第3~5週 千原ジュニアと九州で人気番組を創る番組
  • 月曜:ロンプク☆淳 - かつて福岡のみで土曜昼に放送していた同名番組をブロックネット化。詳細は同項を参照。
  • 火曜:真夜中のウワサ話 - 世の中の噂の数々を、独特の目線で味わい尽くす。
  • 第1、第2水曜:ロバートの!こども特命取材班 - 子供時代に持っていた妄想の世界をロバートが全力で映像化する。
  • 第3 - 5水曜:千原ジュニアと九州で人気番組を創る番組 - 千原ジュニアが切れ味鋭い人気番組を九州で創るために孤軍奮闘する姿を追うドキュメントバラエティ。
  • 木曜:迷えるテレビ - 何が出てくるか分からないワクワク感をテーマに、迷いの中にある面白さの種を探す。

出演者




  1. ^ a b 『朝日新聞』1992年5月14日夕刊。
  2. ^ ちなみに第1期の最終回にMC3の人がドゥオーモを訪れている。
  3. ^ ドォーモ本 平成オキラク図鑑(1996年刊)、しかし第2期以後はほとんど出演していない。
  4. ^ 見えない世界
  5. ^ 社内人事で番組卒業、ラジオ番組に移る。第3期からは木曜ドォーモにゲストレギュラーとして出演予定。
  6. ^ 第3期からは木曜ドォーモにゲストレギュラーとして出演予定。
  7. ^ 社内人事で番組を卒業。スーパーJチャンネル九州・沖縄とKBCニュースピアに異動。
  8. ^ 2月13日水曜日。藤村でございます。 - 水曜どうでしょうD陣日記アーカイブ”. 藤村忠寿. 2016年1月15日閲覧。
  9. ^ |ドォーモ|KBC九州朝日放送”. 九州朝日放送. 2016年1月15日閲覧。
  10. ^ 九州の人気深夜番組「ドォーモ」が収録に! リニューアルイベントを福岡パルコで公開 (インターネットTVガイド)”. 株式会社東京ニュース通信社 (2019年4月5日). 2019年4月9日閲覧。
  11. ^ テレビ宮崎
  12. ^ 公式サイト
  13. ^ 『朝日新聞』 2008年11月21日夕刊。
  14. ^ KBCテレビ2009年年間視聴率4冠達成





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