タリビー (原子力潜水艦) 艦歴

タリビー (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 03:36 UTC 版)

艦歴

タリビーの建造は1957年11月15日に発注される。1958年5月26日コネチカット州グロトンジェネラル・ダイナミクスエレクトリック・ボート社で起工した。1960年4月27日にジョン・F・デヴィッドソン夫人(チャールズ・F・ブリンデュプケ中佐の未亡人)によって命名、進水し、1960年11月9日に艦長リチャード・E・ジョートバーグ中佐の指揮下就役した。

1961年1月に整調を行った後、タリビーはニューロンドン沖でソナーの評価試験および第2潜水艦開発部隊と共に原潜戦略演習を1963年まで行う。この間タリビーはバミューダプエルトリコサンフアンを数度訪れた。

1964年7月、タリビーはNATO軍と共に対潜水艦戦艦隊演習に参加した。翌1965年に開発任務を再開し、任務は秋まで継続した。10月28日に母港はニューハンプシャー州ポーツマスに変更され、タリビーは拡張オーバーホールのためメイン州キタリーポーツマス海軍造船所入りした。オーバーホール作業は754日間行われ、1968年1月2日に完了した。

その後ニューロンドンに移動し、回復訓練後1969年1月にカリブ海に展開、1969年から70年にかけて開発任務を継続した。タリビーはニューロンドンを出航し地中海に向かい、第6艦隊での最初の任務に就く。この任務の期間にタリビーはNATOおよび第6艦隊の演習に参加し、ギリシャアテネイタリアナポリスペインロタを訪問、12月14日にニューロンドンに帰還し、135日間で20,000海里 (30,000 km) の航海を終えた。

タリビーは第6艦隊での活動で殊勲部隊章を受章した。

タリビーは1988年6月25日に退役、同日除籍された。その後原子力艦再利用プログラムに基づいて1995年1月5日に解体が開始し、作業は1996年4月1日に完了した。







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