セルジー・スタホフスキー セルジー・スタホフスキーの概要

セルジー・スタホフスキー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 10:02 UTC 版)

セルジー・スタホフスキー
Sergiy Stakhovsky
基本情報
フルネーム Sergiy Eduardovych Stakhovsky
国籍  ウクライナ
出身地 同・キエフ
生年月日 (1986-01-06) 1986年1月6日(37歳)
身長 193cm
体重 80kg
利き手
バックハンド 片手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2003年
引退年 2022年
ツアー通算 8勝
シングルス 4勝
ダブルス 4勝
生涯獲得賞金 US$5,606,768
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2011)
全仏 3回戦(2011)
全英 3回戦(2013・14)
全米 3回戦(2010・15)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 3回戦(2013)
全仏 2回戦(2009-11)
全英 3回戦(2010)
全米 3回戦(2010・11・13)
国別対抗戦最高成績
デビス杯 ワールドグループ1回戦(2021)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 31位(2010年9月27日)
ダブルス 33位(2011年6月6日)

2013年ウィンブルドン選手権2回戦でロジャー・フェデラーを破った選手として知られる。

選手経歴

ジュニア時代

6歳からテニスを始める。

2003年 プロ転向

17歳でプロに転向。2003年のプロ転向後から約5年間は、主にATPツアー下部大会であるフューチャーズ大会やチャレンジャー大会を回るも、2度の準優勝が最高成績であった。

2008年 ツアー初優勝

2008年2月にPBZザグレブ・インドアでは、ラッキールーザーから本戦の決勝まで進む。決勝では第1シードのイワン・リュビチッチに7-5, 6-4で勝利し、ツアー初タイトルを獲得。同年のウィンブルドン選手権では、4大大会の予選7度目の挑戦にして初めて本戦に出場を果たすも、1回戦でダビド・フェレールを相手に途中棄権。8月にはスペインセゴビアで行われたATPチャレンジャーツアーの大会で優勝し、同月にランキングトップ100位入りを果たす。

2009年 ツアー2勝目

2009年全仏オープンでのセルジー・スタホフスキー

2009年全仏オープンで4大大会で自身初の2回戦に進むもノバク・ジョコビッチにストレートで敗退している。同年11月のサンクトペテルブルク・オープンでは、決勝でオラシオ・セバジョスを破りツアー2勝目を挙げた。

2010年 ツアー4勝目

2010年は、6月のウィンブルドン選手権の前哨戦ユニセフ・オープンと、8月にパイロット・ペン・テニスで行われた大会の2大会で優勝するなどし、シングルスランキングでは自己最高の31位を記録している。

2013年 フェデラー撃破

2013年全仏オープン1回戦のリシャール・ガスケ戦では、審判の判定に不服としてボールの落ちた場所をスマートフォンで撮影し罰則を受けた[要出典]ウィンブルドン選手権では、シングルス2回戦で第3シードのロジャー・フェデラーを6-7(5), 7-6(5), 7-5, 7-6(5)で破り、フェデラーのグランドスラム大会連続準々決勝進出記録を止めた[1]。しかし続く3回戦でユルゲン・メルツァーに敗退している。

2017年ウィンブルドン選手権でのセルジー・スタホフスキー

2022年 引退

2022年1月、全豪オープンの予選1回戦敗退後に19年間のプロテニス選手引退を表明した[2]。引退後は家族とドバイで休息していたが、3月のロシアのウクライナ侵攻により、妻子を残しウクライナに帰国。ウクライナ軍の予備役に登録した[3]。現在はキーウでパトロール任務を行っているとフェイスブックで発信した[4][5]

ATPツアー決勝進出結果

シングルス: 4回 (4勝0敗)

大会カテゴリ
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–0)
ATPツアー500 (0–0)
ATPツアー250 (4–0)
サーフェス別タイトル
ハード (3–0)
クレー (0–0)
芝 (1–0)
カーペット (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2008年3月2日 ザグレブ ハード (室内) イワン・リュビチッチ 7–5, 6–4
優勝 2. 2009年11月1日 サンクトペテルブルク ハード (室内) オラシオ・セバジョス 2–6, 7–6(8), 7–6(7)
優勝 3. 2010年6月27日 スヘルトーヘンボス ヤンコ・ティプサレビッチ 6–3, 6–0
優勝 4. 2010年8月28日 ニューヘイブン ハード デニス・イストミン 3–6, 6–3, 6–4

ダブルス: 3回 (3勝0敗)

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2008年10月6日 モスクワ ハード (室内) ポティート・スタラーチェ ステファン・フース
ロス・ハッチンス
7–6(4), 2–6, [10–6]
優勝 2. 2010年6月13日 ハレ ミハイル・ユージニー マルティン・ダム
フィリップ・ポラーシェク
4–6, 7–5, [10–7]
優勝 3. 2011年2月26日 ドバイ ハード ミハイル・ユージニー フェリシアーノ・ロペス
ジェレミー・シャルディー
4–6, 6–3, [10–3]



「セルジー・スタホフスキー」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「セルジー・スタホフスキー」の関連用語

セルジー・スタホフスキーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



セルジー・スタホフスキーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのセルジー・スタホフスキー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS