スーベニア スーベニアの概要

スーベニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 01:59 UTC 版)

スーベニア
スピッツスタジオ・アルバム
リリース
録音 2004年6月 - 9月
ジャンル ロック
時間
レーベル ユニバーサルJ
プロデュース スピッツ亀田誠治
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • プラチナ(日本レコード協会
  • スピッツ アルバム 年表
    色色衣
    2004年
    スーベニア
    (2005年)
    CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection

    CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection
    2006年
    『スーベニア』収録のシングル
    1. 正夢
      リリース: 2004年11月10日
    2. 春の歌/テクテク
      リリース: 2005年4月20日
    テンプレートを表示

    概要

    • 前作『三日月ロック』から2年4か月ぶりに発売されたオリジナルアルバム。
    • 前回のツアーで弾き語りのコーナーをしたことで、草野は「もし自分が一人で街中でストリートをやったら誰が聞いてくれるんだろう」と考え、伝わりやすいストレートな言葉を重視するようになった。
    • タイトルの「スーベニア」とは、贈り物お土産という意味。「ギフト」も同じような意味の言葉であるが、カッコよくてスピッツらしくないということで「スーベニア」が選ばれた。また、三輪は「スーベニア」を逆から読むと「アニベース」になるため、ベーシストでもあるプロデューサーの亀田誠治を逆さ吊りにしたものであるとも述べている。
    • カバーモデルは松本夏空[3]
    • エンジニアは高山徹。くるりコーネリアスのアルバムを聴いたメンバーがかねてから要望していたエンジニアであるがスケジュールが合わず、「夢追い虫」のミキシング以来の起用となった。
    • マスタリング時はメンバーのスケジュールの問題でスタジオに立ち会うことは出来なかったが、再びLAのエンジニア、スティーヴン・マーカソンがマスタリングを担当している。

    収録曲

    CD
    全作詞・作曲: 草野正宗、全編曲: スピッツ & 亀田誠治
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.春の歌草野正宗草野正宗
    2.「ありふれた人生」(Strings金原千恵子)草野正宗草野正宗
    3.「甘ったれクリーチャー」草野正宗草野正宗
    4.「優しくなりたいな」草野正宗草野正宗
    5.「ナンプラー日和」草野正宗草野正宗
    6.正夢(Strings:金原千恵子)草野正宗草野正宗
    7.「ほのほ」草野正宗草野正宗
    8.「ワタリ」草野正宗草野正宗
    9.「恋のはじまり」草野正宗草野正宗
    10.「自転車」草野正宗草野正宗
    11.「テイタム・オニール」草野正宗草野正宗
    12.「会いに行くよ」(Strings:金原千恵子)草野正宗草野正宗
    13.「みそか」草野正宗草野正宗
    合計時間:

    楽曲解説

    1. 春の歌
      2005年AQUARIUS新キャンペーンソングとしてタイアップが付き、後に新曲『テクテク』との両A面でシングルカット。アルバムの1曲目として作られた曲である。
    2. ありふれた人生 
    3. 甘ったれクリーチャー
      「あまったれ」という言葉は、本作を引っさげた2005年のツアーのタイトルにもなっている。
    4. 優しくなりたいな
      「GO!GO! スカンジナビア vol.3」で披露されていた曲。ボーカルピアノがメインの曲。
    5. ナンプラー日和
      沖縄民謡を意識し、三線(さんしん)を取り入れ、Aメロは琉球音階となっている。三線はよなは徹による演奏。
    6. 正夢
      先行シングル。ドラマCMのダブルタイアップ。
    7. ほのほ
      タイトルは「炎」の旧仮名表記。
      もともとはアルバムのタイトル候補であった。アニメ『ハチミツとクローバー』の挿入歌として使用された。
    8. ワタリ
      間奏のギターは草野が演奏している。
    9. 恋のはじまり
      「GO!GO! スカンジナビア vol.3」で披露されていた曲。本作のレコーディングはこの曲から始まった。
    10. 自転車
      結構昔からあったという曲。
    11. テイタム・オニール
      タイトルは、女優のテータム・オニールに由来する。
    12. 会いに行くよ
      「GO!GO! スカンジナビア vol.3」で披露されていた曲。ライブでは弾き語りで演奏された。
    13. みそか
      2006年AQUARIUS新キャンペーンソングとしてタイアップが付く。
      ツアー「あまったれ2005」では2005年9月より開始の後半公演から演奏された。

    注釈

    1. ^ 鉛筆で描かれている部分に、実際の鉛筆画のようなニュアンスが表現されている(MdN編集部 2018, pp.42-43.)

    出典

    1. ^ “アルバムはスピッツが通算7度目の首位!”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2005年1月18日). https://www.oricon.co.jp/news/4877/ 2022年4月4日閲覧。 
    2. ^ MdN編集部 2018, pp. 42–43.
    3. ^ MdN編集部 2018, pp. 42.


    「スーベニア」の続きの解説一覧



    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「スーベニア」の関連用語

    スーベニアのお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    スーベニアのページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアのスーベニア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

    ©2024 GRAS Group, Inc.RSS