スプリングフィールド造兵廠 スプリングフィールド造兵廠の概要

スプリングフィールド造兵廠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/26 09:17 UTC 版)

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アーセナル本館

略史

1777年陸軍施設のスプリングフィールド工廠(The Arsenal at Springfield)が建設された。1794年ジョージ・ワシントン初代大統領の命により各種機関を統合し、小火器の国産化を目的とするスプリングフィールド造兵廠が発足した。

南北戦争で北軍を中心に100万丁近くが使用されたM1863ライフルドマスケットで知られる。近年では、M1ガーランドM14が開発された。ベトナム戦争時に投入したM14が失敗し正式採用銃をコルト社M16)に移管した後、1968年に閉鎖された。

閉鎖後

現在、施設敷地建物は記念公園博物館として運営されている。「スプリングフィールド・アーモリー」のブランドは民間に売却され、1974年に民間企業のスプリングフィールド・アーモリー・インク(Springfield Armory Inc.)が創設された。旧造兵廠の小銃としてはM1ガーランドやM14、そのほかM1A(M14の民間モデル)や他メーカーのライセンス製品を製造販売している。ただし、法人的には旧造兵廠となんら関係がない。

製品

M1873
M1903
M1ガーランド
M14

製品のほとんどが小銃である。スプリングフィールド製の小銃はスプリングフィールド銃(ライフルはスプリングフィールド・ライフルとも)と呼ばれる。ただし、比較的最近のM1892~99以降は含めないことが多い。

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