ジェイムズ・フィンドレー・シェンク ジェイムズ・フィンドレー・シェンクの概要

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ジェイムズ・フィンドレー・シェンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/27 01:47 UTC 版)

ジェイムズ・フィンドレー・シェンク
James Findlay Schenck
生誕 1807年6月11日
オハイオ州 フランクリン
死没 (1882-12-21) 1882年12月21日(75歳没)
オハイオ州 デイトン
所属組織 アメリカ海軍
軍歴 1825 -1869
最終階級 海軍准将
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生涯

シェンクは1807年6月11日オハイオ州フランクリンで生まれた。シェンクは1822年陸軍士官学校に士官候補生として入ったが、卒業前の1824年に自ら辞した。シェンクは1825年3月1日に海軍士官候補生となり、海軍に加わった。シェンクは1835年12月22日に大尉となり、西インド諸島での活動に当たった。

1846年米墨戦争が起こると、シェンクはロバート・ストックトン准将の補佐官としてサンタバーバラサンペドロロサンゼルスグアイマスマサトランでの作戦に従事した。そしてカリフォルニアの占領に成功すると、シェンクの手により、カリフォルニアにおいて最初のアメリカ国旗が掲げられた。シェンクはこの功績により、最上級の称賛を受けた。

1855年9月14日、シェンクは中佐となった。シェンクは1858年に戦列艦ニューヨークを指揮を任され、続いて1859年に外輪船サギノーの指揮を任された。シェンクは外輪船サギノーにおいて、およそ2年にわたって中国沿海で活動を行った。1861年6月、外輪船サギノーはベトナムのクイニョン湾入口で機関停止し、そのまま動かなくなった。シェンクは、外輪船サギノーはもはや時代遅れであると判断し、そのまま廃船とすることを決めた。

1862年、シェンクはアメリカに帰国し、フリゲート艦セントローレンスの指揮を任された。シェンクは南北戦争に参加し、南部に対する海上封鎖作戦に加わった。1863年7月2日、シェンクは准将に昇格した。シェンクはフリゲート艦ポウハタンの指揮を任され、北大西洋での活動に当たった。1864年10月7日、シェンクはデイヴィッド・ディクソン・ポーター大将の艦隊で第3分艦隊に加わり、フィッシャー要塞攻略作戦に従事した。戦後、ポーター提督は活動報告書において、シェンクの勇敢さに言及した。シェンクは1868年9月21日に少将に昇格し、1869年6月11日に退役した。

1882年12月21日、シェンクはオハイオ州デイトンで死去した。シェンクの遺体はデイトン市内のウッドランド墓地に埋葬された。

家族

父親はオハイオ州フランクリンの入植者ウィリアム・コーテニアス・シェンク、母親はエリザベス・ロジャーズ (Elizabeth Rogers)。シェンクは1829年にドロシア・アン・スミス (Dorothea Ann Smith) と結婚し、以下の子供をもうけた。

  1. サラ・スミス・シェンク (Sarah Smith Schenck)
  2. ジェイン・フィンドレー・シェンク (Jane Findlay Schenck)
  3. カスパー・シェンク (Caspar Schenck)
  4. ウッドハル・スミス・シェンク (Woodhull Smith Schenck)



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