ケイビーバス ケイビーバスの概要

ケイビーバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 00:24 UTC 版)

ケイビーバス スペースアロー 富士1M

概説

1998年1月12日に、関東バスの夜行高速バス部門の分社化により設立された。その後、関東バスからの路線譲渡・管理委託(丸山営業所管内)、新規路線の開設により一般乗合バスの営業も行っていた。

しかし、再び関東バスにバス事業を統合することとなり、2009年11月1日の始発便より全路線(高速・一般)の運行を関東バスへ引き継いだ。なお、当社については清算を行うこととなり[1]、翌2010年に解散している。

統合時の所管路線

2009年11月1日、高速・一般全路線を関東バスへ移管。

高速バス

()内は共同運行会社。

やまと号奈良交通
東京ミッドナイトエクスプレス京都号京阪バス
マスカット号両備バス
新宿・豊橋エクスプレス ほの国号豊鉄バス

一般路線

椎名町線

百人町線

廃止路線

高速バス

  • 練馬駅 - 野方駅北口 - 中野駅(サンプラザ前) - (⇔/中野駅(ガード下)→) - 羽田空港
    2002年3月20日に関東バス京王電鉄バス東京空港交通の3社共同運行で運行を開始した。当初は青梅街道営業所の担当でケイビーバスには2003年6月18日に移管された。移管と同時に練馬駅まで延長されている。利用不振のため、京王バス東が2005年7月1日に当路線から撤退したのに続き、ケイビーバスも2006年7月14日に当路線から撤退した。以降は東京空港交通の単独運行となり、2021年7月16日に練馬駅 - 中野駅間が廃止され、現在は中野駅 - 羽田空港間の路線として運行している。
  • 東京ミッドナイトエクスプレス宇治号:新宿高速バスターミナル - 渋谷マークシティ - 京都駅 - 宇治駅 - 高槻駅 - 枚方(京阪バス枚方営業所と共同運行)
    2008年12月1日に廃止され、樟葉経由に変更された。

所属車両

ケイビーバスに在籍していた一般路線車両(D701)

所属車両は全車が中型・小型車で、関東バスのように大型車の配置は無い。

一般路線車で、2004年以前から在籍していた車両は全車が関東バスからの移籍車両である。中型ツーステップ車(210代)や小型ワンステップ車(600代)が該当し、2002年の百人町線開業時には小型ノンステップ車(100代)も導入した。

2004年からはケイビーバスも直接新車を入れるようになるが、2005年の大雨で210代1台が廃車[2]2007年には関東バスから700代2両が移籍→玉突きで600代が同数台転出(2008年廃車)するなど、ここ数年は車両の移動が激しい。2008年には五日市街道営業所から中型車が転籍し、玉突きで210代全車が廃車された[3]

2009年10月31日時点での在籍車両は、中型・小型ノンステップ車(700・800代、100代)と600代1台のみである。これらは、11月1日より関東バス籍に戻された。


  1. ^ バスラマ・インターナショナル:No.117:87ページより
  2. ^ 2005年9月の大雨で、車庫前を流れる妙正寺川が溢れて水没したと言われている。
  3. ^ 210代は関東バス丸山に4台が引き続き在籍していたが、2008年に1台が阿佐谷へ転出(2009年廃車)、2009年に3台が除籍され、丸山での配置が無くなった。210代は、残る2台が五日市街道に在籍したが、2010年に廃車。


「ケイビーバス」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ケイビーバス」の関連用語

ケイビーバスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ケイビーバスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのケイビーバス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS