クロックタワー スタッフ

クロックタワー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 07:39 UTC 版)

スタッフ

  • プロデュース:市崎裕康
  • プログラマー:薗田直樹、AKABO、藤井伸宏
  • アート・ディレクター:飯島章嘉
  • モンスター・オリジナルデザイン:吉田邦臣
  • オブジェクト・デザイン:俵弘一(ジェニファー)、田村大也(ダン、ボビー)、朝倉好則(メアリー)、太田隆(フレンド)、はすおきみひろ(BGオブジェクト)
  • 背景デザイン:太田隆、山岸正美、たどころたかし、飯島章嘉
  • ビジュアル・シーン:西岡秀徳、のがみせい、藤原由紀子、吉田邦臣
  • フェイス・グラフィック:中田美和子、西岡秀徳、のがみせい、吉田邦臣
  • グラフィック・ヘルパー:小関浩二郎
  • 音楽:新倉浩司
  • 効果音:高添香織
  • メイン・キャスト:てらだやすこ
  • ディレクター:河野一二三
  • イメージイラスト、オフィシャルコミック:貴山由妃

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通31/40点 (SFC)[19]
(シルバー殿堂)
27/40点 (PS)[20]
22/40点 (WS)[21]
ファミリーコンピュータMagazine20.3/30点 (SFC)[22]
電撃オンライン肯定的 (SFC)[4]
「ゲーム通信簿」評価
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
SFC版 3.5 3.4 3.0 3.4 3.4 3.6 20.3

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」において、スーパーファミコン版は8・7・8・8の合計31点(満40点)でシルバー殿堂を獲得[19]、PlayStation版は合計27点(満40点)[20]とやや高評価であったがワンダースワン版は合計22点(満40点)[21]と標準的な評価となった。また、スーパーファミコン版は『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」において右記の通り20.3点(満30点)[22]とやや高評価となった。

ゲーム情報サイト『電撃オンライン』にてライターMは、本作のスーパーファミコン版を「独特の世界観演出と難解な謎解きで多くのファミコン少年を魅了した名作」であると位置付け、シリーズの中ではホラー演出よりも謎解きの要素が強い作品であり、コマンド総当たりの旧式のアドベンチャーゲームと探索系アクションゲームの両方の要素を持った事に関して「当時としては斬新なスタイルの作品」であったと称賛した[4]。一方で難易度に関しては、エンディングにて最高評価を得る事が至難の業であるとし、原因は一部の部屋の配置がランダムで変化する事にあると苦言を呈した[4]

脚注


注釈

  1. ^ 同システムの先駆けになったシエラオンライン社の『King's Questシリーズ』のシステムにほぼ近い。
  2. ^ PS版においては『2』のように「成功したら体力減少で回避、失敗もしくは体力最低値の時に即死」といった判り易いものではなく、特にシザーマンが相手の場合は「成功したら僅かに体力が減少し、一時的に回避。失敗したら攻撃を受けて体力が大幅に減少する」となっている。
  3. ^ 青は「真顔」、黄は「目を閉じる」、橙は「困ったような表情」、赤は「辛そうな表情」である。
  4. ^ a b c SFC版では名前のみの表記で、PS版の~The First Fear~にてフルネームが表記された。
  5. ^ 続編『2』における本作のストーリー解説及び小説版では「ジェニファーを残して蒸発した」とされている。
  6. ^ SFC版マニュアルでは「5歳の時に父親が失踪し、その後母親とも死別した」と記載されていた。
  7. ^ PS版ではその直後に焼かれた肉片の中から人影が立ち上がって目を光らせるというシーンが伏線として追加されており、後の『2』におけるシザーマンの正体が示唆されている。
  8. ^ SFC版ではパッケージ裏のCAST一覧にて名字だけ掲載されるのみで素性については伏せられており、PS版の説明書では存在自体が言及されていない。
  9. ^ 移植版ではもみ合いになる前にカラスが飛んでくる。

出典

  1. ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1995年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、183頁。ISBN 9784862979131 
  2. ^ 株式会社QBQ編 『懐かしスーパーファミコン パーフェクトガイドマガジンボックス(M.B.ムック)、2016年。ISBN 9784866400082 p47
  3. ^ a b NUDE MAKER | Hifumi Kono's Biography
  4. ^ a b c d e f ライターM (2015年10月20日). “『クロックタワー』時と肉を刻み続けて20年……名作ホラーの思い出をややネタバレありで掲載【周年連載】”. 電撃オンライン. KADOKAWA. 2020年9月6日閲覧。
  5. ^ Pinsof, Allistair (2011年10月20日). “It Came from Japan! Clock Tower”. Destructoid. 2023年4月14日閲覧。
  6. ^ 特定の部屋に入った際にランダムで出現する地点も存在する。
  7. ^ 週刊ファミコン通信 no.357. 株式会社アスキー. (1995年10月20日). p. 32 
  8. ^ プレイステーション版のみ、メニュー画面を呼び出してセーブすることが可能だが、データ枠が1つしかないのは変わらない。
  9. ^ SFC版説明書ストーリー項より。
  10. ^ 小説版『クロックタワー2』より。
  11. ^ 「バーチャルコンソール」「Wiiウェア」8月3日配信作品”. iNSIDE. イード (2010年8月3日). 2020年9月6日閲覧。
  12. ^ 木原卓/パンチョ(ねこひげ合同会社) (2011年11月9日). “週刊ダウンロードソフトウェアカタログ 2011年11月第3週分” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年9月6日閲覧。
  13. ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2013年10月30日). “Wii Uバーチャルコンソール11月6日配信タイトル ― 『クロックタワー』『ドンキーコング3』の2本”. iNSIDE. イード. 2020年9月6日閲覧。
  14. ^ 『クロックタワー(コンシューマー版)』プロジェクトEGGにて配信開始”. D4エンタープライズ (2017年5月24日). 2019年10月11日閲覧。
  15. ^ 今藤祐馬 (2017年5月23日). “「プロジェクトEGG」、非力な少女と恐怖を描く「クロックタワー」をリリース”. GAME Watch. インプレス. 2020年9月6日閲覧。
  16. ^ サン電子株式会社 (2023年7月13日). “CLOCK TOWER 戦慄と絶望のホラゲ復活!恐怖はここから始まった... サン電子株式会社のプレスリリース”. PRTIMES. PRTIMES. 2023年7月14日閲覧。
  17. ^ PlayStation Magazine』 No.11、徳間書店、1997年6月13日、36頁。 
  18. ^ 「Clock Tower: Rewind」,日本版パッケージをSUPERDELUXE GAMESからリリース。北米版は5月31日に予約受付を開始”. 4Gamer.net (2024年5月24日). 2024年5月24日閲覧。
  19. ^ a b クロックタワー まとめ [スーパーファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年9月6日閲覧。
  20. ^ a b クロックタワー 〜ザ・ファースト・フィアー〜 まとめ [PS]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年9月6日閲覧。
  21. ^ a b クロックタワー for ワンダースワン まとめ [ワンダースワン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年9月6日閲覧。
  22. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、205頁、ASIN B00J16900U 






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