キー配列 キー配列を切り替える方法

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > キー配列の解説 > キー配列を切り替える方法 

キー配列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/11 03:16 UTC 版)

キー配列を切り替える方法

Linux

loadkeys us loadkeys jp106など

FreeBSD

JIS 配列のキーボードをUS配列として使うには /etc/rc.conf に keymap="us.iso" を追記して再起動する。

さらに CtrlCaps を入れ替えるには /usr/share/syscons/keymaps中の 029 を 058に058を、029 に書き替えて、

  1. kbdcontrol -l us.iso

をrootで実行するか、もしくは再起動する。

NetBSD

/etc/rc.conf に wscons=YES を追加する。

/etc/wscons.conf に encoding jp.swapctrlcapsなどを記述することによってJISキーボード配列でControlとCapsLockを入れ替えることができる。

X Window System

setxkbmap jp setxkbmap us dvorak など。

Windows 2000/XP

以下のようにしてキー配列の追加・切り替えができる。

「コントロールパネル」→「地域と言語のオプション」→「言語」→「詳細」→「設定」

また、キー配列の切り替えは、言語バーから選択したり、Alt+Shiftを押すことによっても可能。

ただし、この場合は配列とともにIMEもセットで変わってしまう、例えば 101 配列上で MS-IME を使うということはできない。このような目的の場合はドライバを交換するしかない。

デバイスマネージャなどでキーボードのプロパティー >ドライバの更新(P)... > このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する(D)>このデバイスクラスのハードウェアを全て表示(A)

ここで適切なドライバを選ぶ。不適切なドライバを選ぶと操作できなくなる。またこのドライバはマウスのドライバも兼ねているので不適切なドライバを選ぶとマウスが使えなくなることもある。

フックをかけることで擬似的に切り替えたり、切り替えのできるドライバに交換することによって目的を達成しようとするものはいくつか存在する。

Macintosh

Mac OS 9までなら「キーボード配列」、macOSではKeyboardLayoutsやKEXTで行う。システム環境設定の言語環境ペインを選び、入力メニュータブの一覧のチェックを入れる(macOS)。言語環境ペインは入力メニューの一番下にある「“言語環境”を開く」からすぐにアクセスできる。配列は Tiger:同一覧にある「キーボードビューア」のチェックを入れる、Tiger以前:アプリケーションフォルダ以下、ユーティリティフォルダ内の「キーボード配列 (KeyCaps)」で確認できる。

また、上記の方法以外に、入力プログラムのローマ字ルールをカスタマイズすることでも疑似的に実現できる。

キー配列を切り替えるソフト
  • ZeniSynth 汎用キーカスタマイザ。Windows Vista,7に対応。設定ファイルをLuaで記述する。
  • AutoHotkey Remap機能を使用。
  • Xmodmap - X Window System用。

  1. ^ 安岡孝一、安岡素子『キーボード配列 QWERTYの謎』、東京、NTT出版、2008年3月、ISBN 978-4-7571-4176-6
  2. ^ 安岡孝一「ことばの疑問 パソコンのキーボードは,なぜABC順・五十音順ではないのですか」『国立国語研究所 ことば研究館』、大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立国語研究所 、2018年6月15日
  3. ^ IBM Personal Computer - IBM PC/XTの鍵盤について
  4. ^ 101 Key no LED (1390120) - IBM PC/XTの鍵盤について101 Key (1390131) - IBM PC/XTの鍵盤について
  5. ^ a b Announcement Letter Number 186-052 : IBM PERSONAL COMPUTER AT (R) 5170 MODELS 319 AND 339”. IBM (1986年4月2日). 2018年6月1日閲覧。
  6. ^ 写真で見る速記(ステノワード)(速記道楽)
  7. ^ R. L. Deininger: "Human Factors Engineering Studies of the Design and Use of Pushbutton Telephone Sets", The Bell System Technical Journal, Vol.39, No.4 (1960年7月), pp.995-1012.
  8. ^ a b 平川陽一編『今さら誰にも聞けない500の常識』廣済堂文庫 p.294 2003年
  9. ^ Phone Key Pads”. Dialabc.com (2012年12月11日). 2015年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月4日閲覧。


「キー配列」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「キー配列」の関連用語

キー配列のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



キー配列のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキー配列 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS