キャリアオイル キャリアオイルの概要

キャリアオイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 08:54 UTC 版)

キャリアという名の由来

精油の成分を体の中まで「運ぶ」という意味で、「キャリア(運搬するもの)」の名前がつけられた。キャリアオイルは別名、ベースオイルプラントオイルと呼ばれることもある[要出典]ただし、ベースオイルという呼称については、普通は精油をベースにしてキャリアオイルの種類を考えて選ぶため、イメージとして逆である[独自研究?]

主なキャリアオイル

液体ワックス系(一般的なもの)

ホホバオイル
液体ワックス。主にアメリカ砂漠地帯で栽培される、シモンジア科植物のホホバの種子から採取したオイル。キャリアオイルとしては最も一般的で安価である。ベタつかず浸透力・保湿力に優れているとされる。低温で固まる。色は無色 - 黄色。

油脂系

スイートアーモンド
油脂。皮膚を柔らかくする効果があるとされる。ビタミンミネラルなどを比較的多く含む。化粧品の材料としても使われる。無臭。ごく薄い黄色味を帯びている。
グレープシードオイル
油脂。ブドウの種から採取した、ビタミンに富むオイル。皮膚への刺激が少なく、日持ちも良いとされる。使いやすいオイル。色は無色透明。緑味がかった透明である場合もあるが、それは食用にされることが多い。
オリーブ油
油脂。オリーブの実からとれる。色は淡黄色~淡黄緑色。医療にも使われる。
マカダミアナッツ
油脂。マカダミアナッツの種子からとれる。人の皮脂に似た脂肪酸を多く含むので、スキンケアに向く。

その他のキャリアオイル

小麦胚芽オイル
ビタミンEを豊富に含み、血行を促進する効果があり、皮膚の老化防止にも良いとされる。日持ちが良いため、他のキャリアオイルに一割ほど混ぜて使用することもある。色は透明な黄色。
植物性スクワラン
飽和炭化水素オリーブ油から作られる。無色無臭。

参考文献

  • 香りの総合学院GRASSE 監修 『アロマテラピーハンドブック』 池田書店
  • アロマテラピーの資格研究会 監修 『最新版 アロマテラピー検定試験合格のための問題集』 双葉社 ISBN 4-575-29902-2



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