ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU ガイキング占い

ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 03:09 UTC 版)

ガイキング占い

番組終了時のオマケコーナー。基本的に司会はルルで回答者がダイヤ。ピュリアが司会を務めたこともある。おみくじ形式の2つのくじのどちらかを基本的にダイヤが選ぶが「リーやノーザの場合もあり」、大抵酷い目に合う。ディックが登場してからは彼も弄られる。21話では冒頭にこのコーナーをやった(ルル占い)。その際、ピュリアのメカ担当である佐藤元が過去に連載していた漫画『爆笑戦士SDガンダム』のキャラクター「かみーゆ」と同じキラキラ目になっているところがある。27話 - 29話そして37話は話の内容からルルが明るく司会することは不自然だとスタッフが判断したため、27話 - 29話はピュリアが司会の『ガイキングクイズ』が行なわれ、37話はシズカが司会を代行した(回答者はサコン)。単なるお遊びにも見えるコーナーだが、時折本編に絡む場合もある。

なお、当作品が放送されていた2005年から2006年当時に『週刊少年ジャンプ』で連載していた「太臓もて王サーガ」にて、このガイキング占いのネタを扱ったところ、それを見た東映スタッフが該当ページを切り抜いて東映アニメーション内の廊下に飾っているとのこと。

製作

2003年の始め、脚本の三条陸のもとに東映アニメーションから「ガイキングのリメイクを企画しており、協力して欲しい」と連絡が入る[13]。三条は数日をかけストーリーやメインキャラクターの設定、4話分のプロットがついた企画書を書き上げ、これに中鶴勝祥によるキャラクターデザインがついたものが提出される[13]

その後1年の間が開き2004年、三条に「東京国際アニメフェア2004に合わせて作るパイロットフィルム」についての連絡が入る[13]。三条は大塚健とともにパイロット版の製作を行い、パイロット版『大空魔竜ガイキングNEO』(だいくうまりゅうガイキングネオ)が公開される[13]。キャラクターデザインは中鶴勝祥、ダイヤ役は桑島法子[7]、監督は古賀豪が担当した。

その後さらに1年の間が開き、2005年11月よりテレビシリーズがスタート。企画スタートから放送までは僅か3か月であった[15]

なお、テレビ朝日・東映アニメーション共同製作によるテレビアニメとしては本作が初のハイビジョン製作作品となり、本作で後期オープニング原画を担当していた金田伊功は、アニメ作品では本作が遺作となった。

主題歌

オープニングテーマ
「GAIKING」(1 - 39話)
作詞 - YOFFY / 作曲 - IMAJO / 編曲 - 大石憲一郎 & サイキックラバー / 歌 - サイキックラバー
発売元 - コロムビアミュージックエンタテインメント(規格番号:COCC-15827)
  • 29話から後期OP仕様に変更。
  • 39話(最終話)ではEDテーマとしても使用された。
エンディングテーマ
ボクニデキルコト」(1 - 26話)
作詞 - MIZUE / 作曲・歌 - 徳永英明 / 編曲 - 坂本昌之
発売元 - ユニバーサルミュージックA&Mレーベル(規格番号:UMCK-9136)
「Oh!my god」(27 - 38話)
作詞 - 青木久美子 / 作曲 - YOFFY / 編曲 - 大石憲一郎 / 歌 - サイキックラバー
発売元 - コロムビアミュージックエンタテインメント(規格番号:COCC-15915)
  • 当シングルCDのジャケットの表紙イラストは金田伊功の描き下ろしによるものとなっている。
挿入歌
「ガイ!ガイ!ガイキング!」(5話、30話)
作詞・作曲 - YOFFY / 編曲 - 大石憲一郎、サイキックラバー / 歌 - サイキックラバー
発売元 - コロムビアミュージックエンタテインメント(規格番号:COCC-15827)
  • OP「GAIKING」のカップリングとして収録。
「その名はガイキング・ザ・グレート」(31話、35話、38話)
作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 小杉保夫 / 編曲 - 大石憲一郎 / 歌 - 串田アキラ
発売元 - コロムビアミュージックエンタテインメント(規格番号:COCC-15915)
  • 後期ED「Oh!my god」のカップリングとして収録。
「白いリボン」(25話)
作詞 - 柚木美祐 / 作曲・編曲 - 池田森 / 歌 - ルル・アージェス(川上とも子
発売元 - コロムビアミュージックエンタテインメント(規格番号:COCX-33928)
  • アルバム「ガイキング全曲集『大空魔竜ガイキング』『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』」内に収録。

  1. ^ a b 東映アニメーション/ガイキング” (2006年4月). 2013年5月20日閲覧。
  2. ^ 東映アニメーション/ガイキング” (2006年6月). 2013年5月6日閲覧。
  3. ^ ルルの姓の綴り""ages"はフランス語で、この英語型が"angel"である。
  4. ^ この時、数秒間であるが眼帯を外した彼の素顔が写る。
  5. ^ 14話では「なにやっとんじゃワレ〜」とちょっとヤクザ風なジョークも見せた。
  6. ^ うち一人を片手で抱いて授乳しつつ、残りの手一本でハイドリュートフレアの注入レバーを引き下げるところから、ますますパワーアップした模様。
  7. ^ a b 東映アニメーション/ガイキング” (2006年5月). 2013年5月20日閲覧。
  8. ^ 旧作のダリウス大帝も民を守るために作られた人造神であった。
  9. ^ 山猫有限会社(水田俊彦/島田泰成/石田真一)「データ解析 パイロットデータ」『スーパーロボット大戦K ザ・コンプリートガイド』アスキー・メディアワークス 、2009年4月28日、ISBN 978-4-04-867860-5、159頁。
  10. ^ 東映アニメーション/ガイキング” (2006年3月). 2013年5月6日閲覧。
  11. ^ 情熱大陸日誌第33回「最終決戦!」より 2017年6月4日閲覧。
  12. ^ a b 東映アニメーション/ガイキング” (2006年8月). 2013年5月6日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g h i j 東映アニメーション/ガイキング” (2006年2月). 2013年5月6日閲覧。
  14. ^ 漢字は『スーパーロボット大戦K』で書かれた。
  15. ^ 東映アニメーション/ガイキング” (2006年10月3日). 2013年5月6日閲覧。
  16. ^ 『アニメディア』2006年2月号『TV STATION NETWORK』(テレビ局ネットワーク)122頁。
  17. ^ アニメディア』2007年1月号『TV STATION NETWORK』(テレビ局ネットワーク)104頁






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