ウルトラマンネクサス
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『ウルトラマンネクサス』は、2004年(平成16年)10月2日から2005年(平成17年)6月25日まで、中部日本放送・TBS系列にて毎週土曜日7:30 - 8:00に全37話が放映された、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ作品、および作中に登場する巨大変身ヒーローの名称。
注釈
- ^ 本作品以前から、放送枠のTBS系土曜7:30の番組は電通が担当していた。なお、本作品以降ウルトラマンのテレビシリーズは一部を除き電通が担当している。
- ^ これは、同作品が当初は7月公開であったが、松竹と製作委員会が、興行にはテレビシリーズのバックアップがあった方が有利であるという判断から、本作品放送開始後の12月に変更されたことにより、本作品の構成を調整し、具体的に同作品がリンクするのは本作品中盤以降の展開になったことによるものである[3]。
- ^ 脚本を担当した長谷川圭一は、変身者が変遷する展開は漫画『ジョジョの奇妙な冒険』をイメージしていたと述べている[5]。当初は、1クールごとに適能者が1人という想定であった[4]。
- ^ 前作の「コスモス」はドラマパートがビデオ撮影に移行したが、特撮パートはフィルム撮影で行われた。
- ^ 2005年に発売された「ウルトラマンネクサスカレンダー」には9月24日に最終回と記述されている。
- ^ Final Episodeにおいて、レーテの闇のなかで凪へと伸ばした孤門の手が、レーテ内の高エネルギーにより時間軸にズレが生じていたため、少年時代の孤門にも届いたものだった。ただし、孤門自身は気づいておらず、劇中でも明言されていない。
- ^ 溝呂木がメフィストと一体化する直前に「俺がビーストに操られたら迷わず撃て」と言われており、その約束を果たそうとしていた。
- ^ 凪が変身する光景を目撃していたにもかかわらず、視線を合わせた際に変身者が孤門であることを察している。
- ^ 後期OPでは、詩織の紹介場面でもマニキュアが小道具として使われている。
- ^ 初期オープニングのクレジットでは「石掘光彦」と表記されていた。
- ^ 姫矢の番号はF21、リコの番号はG05、溝呂木の番号はK49、三沢の番号はK13、憐の番号はB12、孤門の番号はC57、凪の番号はE32。
- ^ 和倉は凪と溝呂木に共通するその力を「技術や経験を超えた、戦場での資質」と評している。
- ^ 溝呂木役の俊藤光利によれば、Episode.32にはコートをなびかせながら凪を見つめるカットなど削られた場面がかなり存在するという[32]。
- ^ ただし、『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』ではクロスオーバーフォーメーションとなって2回目を発射している。
- ^ 公式サイトではエタルガーとの激戦による弱体化ではないかと考察されている[57]。
- ^ 同姓同名の歌手とは別人。
- ^ Episode.18で、石堀が示唆していた。
- ^ a b c d 第29話にも出演しているが、ディレクターズカット版のみの出演。
- ^ 太田沙也加と誤記。
- ^ SUPER☆GiRLSの渡邉ひかるとは別人。
- ^ ディレクターズカット版のみクレジット。
- ^ カメオ出演。
- ^ 朝の時間帯での再放送は昭和期は平日土日問わず、関東でも地方でもさかんに行われていた。
- ^ シングルにカップリング曲として収録。
- ^ 『最新盤! TVサイズ ウルトラマン主題歌集』(2015年3月11日発売、日本コロムビア)には「英雄」「青い果実」が収録されているが、アルバムの趣旨が「テレビサイズでの収録」であるにもかかわらず、この2曲のみフルサイズでの収録となっている。
出典
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- ^ a b c d e f g h i j k l 特撮秘宝3 2016, pp. 149–152, 取材・文 トヨタトモヒサ「INTERVIEW 『ウルトラマンネクサス対談』長谷川圭一×アベユーイチ」
- ^ 円谷英明『ウルトラマンが泣いている』講談社、2013年、171頁。ISBN 978-4-06-288215-6。
- ^ 宇宙船編集部 編 編「メビウス世界の匠たち CHAPTER2 CGI」『ウルトラマンメビウス アーカイブ・ドキュメント』円谷プロダクション 監修、朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクションNo.∞〉、2007年6月30日、82-83頁。ISBN 978-4-257-03745-3。
- ^ 『ウルトラマンネクサスヒーローピクトリアル (Vol.1)』小学館、45頁。ISBN 4-09-105104-9。
- ^ 『ウルトラマンが泣いている』著:円谷英明 P.136。P.143。P.169。
- ^ 手作り特撮、どこへ 経営難の円谷プロ、CGに比重 親会社「制作費かさむ」撤退示唆 朝日新聞 2007年11月25日朝刊25ページ
- ^ 月刊トイジャーナル2005年2月号[要ページ番号]
- ^ 月刊トイジャーナル2005年8月号[要ページ番号]
- ^ ネクサス&マックス 2006, p. 100.
- ^ 講談社『Official File Magazine ULTRAMAN Vol.9』による。
- ^ 『ウルトラマンネクサス NEXUSEED』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2005年、24頁。ISBN 4-257-03719-9。
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- ^ 『ウルトラマンネクサス TV COMPLETE DVD-BOX』封入ブックレット P.7。
- ^ 『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』著:ひこ・田中 光文社新書 P.86。P.87。P.88。P.89。P.90。P.91。
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- ^ 丸山浩2012年1月5日ツイート
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- ^ 円谷ステーション (2012年5月18日). “ウルトラファン待望の『ネクサス』『マックス』『メビウス』初DVD-BOX化!ハイコンセプト・ウルトラマン、連続リリース!”. 2012年5月18日閲覧。
- ^ 椎名先生の[ウルトラマンネクサス]ついに単行本化!5/18発売!! - WEBサンデー
- ^ a b 「ウルトラマンネクサス 椎名高志インタビュー PART2」『宇宙船』Vol.118(2005年5月号)、朝日ソノラマ、2005年5月1日、84頁、雑誌コード:01843-05。
- ^ a b 少年サンデーコミックススペシャル『ウルトラマンネクサス』2015年5月23日、小学館 P151
- ^ 『ウルトラマンメビウス アーカイブ・ドキュメント』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクションNo.∞〉、2007年、57頁。ISBN 978-4-257-03745-3。
- ^ 『『グリッドマン ユニバース』劇場パンフレット「STAFF INTERVIEW 長谷川圭一:脚本」』東宝映像事業部、2023年3月24日。
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